2009年11月11日水曜日

虫歯予防し文科大臣賞 宮古高

(岩手日報 11月7日)

宮古市の宮古高(熊谷英範校長、生徒719人)は、
第48回全日本学校歯科保健優良校表彰
(日本学校歯科医会主催)で、文部科学大臣表彰を受賞。

生徒らは、山本正徳市長に受賞報告。
高校としては、全国初の受賞。
地元の歯科医と連携した歯科保健活動を展開し、
生徒の歯磨きへの意識も高く、生徒らは、
「普段の活動が評価されうれしい」と
白い歯を輝かせながら喜びに浸る。

歯科保健優良校表彰は、日本学校歯科医会が毎年度、
歯科保健への取り組みが優良な学校を表彰。
昨年度まで、小学校のみが対象だったが、
本年度から幼稚園、小学校、中学校、高校、特別支援学校の
5校種に範囲が拡大。

同校は、宮古歯科医師会派遣の学校歯科医による
「思春期歯科保健指導」を実施。
1学年を対象に、講話やブラッシング指導を行い、
歯周病予防に努めている。

昼食後の歯磨きの習慣付けや生徒保健委員会による標語や
啓発ドラマDVD制作など、学校を挙げて歯の健康づくりに
取り組んでいる。
今では、全校生徒の7割以上が昼食後に歯を磨くほど、
意識が高まっている。

山本市長を表敬した鳥屋部洋樹君(2年)は、
「毎日、くまなく歯を磨くことを心掛け、虫歯もない」と誇らしげ。
竹内航平君(1年)は、「学校歯科医の先生に、
磨き方を教えてもらい参考になる」と感謝。

歯科医師として思春期歯科保健指導に取り組んだ経験を持つ
山本市長は、「全国表彰され感慨深い。
先生や歯科医が熱心で、生徒の意識も高い」と感心。

http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20091107_7

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