(2009年12月17日 毎日新聞社)
高齢者の大たい骨の骨折予防に効果があるとされる
「片足立ち運動」が富士市、富士宮市を中心に広がりつつある。
地元のコミュニティーFMラジオ番組から生まれた
「片足立ちの歌」が発信源。
「ただ運動するより楽しい」と好評で、無料CDも半年近くで
100枚以上が配られた。
放送地域以外からの問い合わせや合唱サークルから、
「歌いたい」との要望が寄せられるなど、
高齢者にとどまらない人気。
「片足立ち運動」は、日本整形外科学会が提唱する
高齢者向け運動の一つ。
椅子の背もたれなどにつかまり、片足を床につかない程度、
持ち上げる。
左右1分間ずつ、1日3回で筋力を強くする効果が期待。
毎週金曜放送のFM番組「ときめき倶楽部」で、
月1回出演する医師の清水怜さん(80)が5月、
この運動を紹介。
番組ディレクターの清水やすこさん(53)の依頼で、
作詞・作曲が趣味だった清水さんが6月、歌にした。
歌は2番までで、それぞれ1分間。
「はるかに歩いた人の世の道をしっかり踏みしめて」、
「苦しかったこと かなしみも 今は楽しいことばかり」など、
人生を感じさせる歌詞と懐かしい曲調で、
お年寄りが覚えやすいように工夫。
今月中旬、富士市錦町の介護付き有料老人ホーム
「ザ・サンシャイン富士」で行われた収録では、
約25人の70~80代の男女が挑戦。
「気持ちよかった」、「音楽があればできるかも」などと好評。
清水さんは、「団体や施設などから要望があれば、
放送エリア外でも訪問して紹介したい」
「片足立ちの歌」は、ホームページ(http://radio-f.jp/)から。
富士コミュニティエフエム(0545・55・1123)。
http://www.m3.com/news/GENERAL/2009/12/17/113220/
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