(サイエンスポータル 2010年1月22日)
こんにゃくと同じくらい水分が多いのに、
強度はこんにゃくの500倍という新材料を、
東京大学の研究チームが開発。
究極的な環境無負荷材料として、さまざまな用途が期待。
相田卓三・東京大学大学院工学系研究科教授らが
開発した材料は、ほとんど(95%以上)が水分でできており、
2~5%の粘土と、わずか0.4%の有機高分子化合物を
混ぜるだけで、簡単につくることができる。
十分な強度を持つことから、どんな形にも成型できる上、
成型物をはり合わせることで、複雑な形にすることも可能。
タンパクなど、生理活性物質を取り込む性質も持っている。
相田教授らは、骨、軟骨などの再生材料や代替材料、
アクチュエーター材料、バイオリアクター用材料など、
さまざまな応用が期待。
http://www.scienceportal.jp/news/daily/1001/1001221.html
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