2010年5月27日木曜日

東北福祉大「生涯現役講座」来月から 健康増進モデル学ぶ

(2010年5月14日 毎日新聞)

東北福祉大に、今年度から設置された社会貢献センターの
予防福祉健康増進推進室は、認知症予防を中心に
新しい健康増進モデルを学ぶ「生涯現役エキスパート講座」
(定員40人)を6月から開講。

団塊の世代の最終ランナーが、09年に60歳になり、
同大は「定年後の人生を、地域でどのように生きるかを
考えている人たちに学んでもらいたい」

講座の底流にある概念は、
(1)定期的な健康度チェック
(2)結果に対応する適切なアドバイス
(3)効果的なアクティビティ--で構成される
「あたま」と「からだ」の活性化サイクル。

講座は、6~8月までの土曜日、1週間から2週間に1回の計10回、
生涯現役論や認知症最前線など6回の講義、
健康増進トレーニングやノルディックウオーキングなど実技が4回。

α波の状態を診る脳機能活性度測定や、
5種類の対話テストを行う物忘れ相談プログラムによって、
アルツハイマー型認知症の兆候を調べる「脳機能測定」。
筋肉の量や脚力、姿勢を調べる「体機能・運動機能測定」も
カリキュラムに組み込まれている。

同推進室の小田充宏・統括マネジャーは、
「大学と地域の実践的なかかわりを強化することが目的」、
「学んだことを、社会に還元できるような地域に貢献する人づくり」を目指す。

講座は9~12月(土曜コース)、1~3月(木曜コース)にも予定、
受講料は2万8000円。
15日午後1時半から、同大ステーションキャンパス館で、
講座の開講記念シンポジウムを開催、
脳機能測定のデモンストレーションなども行う。

シンポの定員は、100人で参加無料。
問い合わせは講座事務局(022・728・6607)。

http://www.m3.com/news/GENERAL/2010/5/14/120234/

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