2010年5月25日火曜日

グリーン・イノベーションで研究資金配分機関が連携

(サイエンスポータル 2010年5月18日)

低炭素社会を目指し、主要国のファンディング(研究資金配分)
機関代表が結集した、珍しい国際シンポジウムが開かれ、
「グリーン・イノベーションの活動を一層強化していくため、
国際協力を進める」ことで合意。

シンポジウムに参加したのは、主催者の科学技術振興機構、
北澤宏一理事長のほか、中国国家自然科学基金委員会、
韓国研究財団、フランス国立研究機構、ドイツ研究振興協会、
英国工学・物理科学研究会議、
スウェーデン・システム・イノベーション開発庁、米国科学財団、
メキシコ国家科学技術審議会の幹部たち。

グリーン・イノベーションに関する研究助成活動について、
各国の取り組みが報告、討論の後、
「低炭素社会を目指すグリーン・イノベーション促進のための国際協力」
と題する提言をまとめ、公表。

提言は、「グリーン・イノベーションは、科学的発見や技術的発明に
基づき、低炭素社会を構築するための挑戦で、
気候変動問題の解決と社会経済の持続的な発展を両立させる
原動力となる」という認識を共有し、
「さまざまな関連国際協力に対する支援活動が重要である」ことを確認。

各ファンディング機関の専門家レベルの協議を行い、
ファンディング機関間の国際協力によって、解決すべき具体的な課題や
方策について検討していくことでも合意。

http://scienceportal.jp/news/daily/1005/1005182.html

0 件のコメント: