2010年7月10日土曜日

鳥コラーゲン商品化 大船渡のアマタケが開発

(岩手日報 7月3日)

大船渡市のアマタケ(甘竹秀企社長)は、自社ブランド鶏
「南部どり」100%のコラーゲンの顆粒スティック商品を開発、
今月から同社ホームページ(HP)で販売を始めた。

コラーゲンは、ブタや魚類から抽出したものが多いが、
100%鳥から抽出した商品は全国初。
美容に良いとされ、人気がある成分の商品を通して、
広く南部どりの魅力を伝えたい考え。

商品は、釜でじっくり煮込んだ南部どりから、
コラーゲンエキスを100%抽出。
噴霧凍結して顆粒状にし、手軽に使用できるスティック包装とした。

臭みがないのが特長。
ドレッシングやたれ、スープ、いため物や煮物など、あらゆる食事に
スパイスのようにふりかけて使用できる。

同社は、難しかった純度100%での抽出に成功。
コラーゲンは、肌の張りやみずみずしさと関係するとされ、
関連商品は幅広い年代の女性を中心に人気。

南部どりは、全飼育期間で抗生物質や合成抗菌剤を使わず、
安全とおいしさが売り。
同社は、コラーゲン商品もスーパーの肉売り場に陳列し、
南部どりの魅力と価値を伝えたい考え。

村上守弘常務は、「鶏のコラーゲンだけを商品化したのは初めて。
1羽すべてに付加価値を付けたかった。
南部どりのうまさを知ってもらえるきっかけになれば

市販品は、1包当たり1000mgのスティック12包入りで400円。
HPのほか、7月中旬以降はスーパーでも販売する予定。

http://www.iwate-np.co.jp/economy/e201007/e1007031.html

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