2009年3月30日月曜日

目標「歩きたいまち」 一ノ関駅の周辺整備

(岩手日報 3月27日)

一関商工会議所(宇部貞宏会頭)は、磐井川堤防改修に伴う
一ノ関駅周辺整備に関する提言。
「まちは公園」がテーマ。
駅前に、図書館を中心とした情報発信センターを整備、
子育てや雇用支援施設、勤労青少年や女性のための施設など
公共施設を分散配置し、50年、100年後の「歩きたいまち」を目指す。

同商工会議所は、研究会(会長・小野寺真利松栄堂社長)を設置。
市が進める公共施設を集中させる複合ビル構想について協議。

研究会は、「現駅舎の場所に複合施設を建設するためには、
費用負担など問題。公共施設を集中させると街中への波及効果が期待できない」
「歩きたいまち」が、買い物客でにぎわうまちづくりにもつながる。

駅前に図書館、観光物産館、観光案内所など情報発信センターを整備。
大町には子育て支援サポート、ジョブカフェ、シルバー人材センター、
地主町には勤労青少年ホーム、女性センターを配置。

大町通りの車両通行をやめ、緑の多い道を整備、安全・安心にも
気を配り、高齢者や子どもにも優しい街づくり、中心市街地活性化を目指す。

宇部会頭は、「駅周辺整備は一関の将来にかかわる一大事業。
市民の1人として、商工会議所の提言をまとめた。
市に示し、ともにまちづくりを考えたい」

市は、公共施設を集中する複合施設と周辺に、計1000台の駐車場を
整備する構想案を公表。
市民が参加するワークショップなどを開き、基本構想の策定を目指す。

http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20090327_11

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