(2009年3月24日 共同通信社)
夫から暴行や精神的な攻撃など、ドメスティックバイオレンス(DV)の
被害を受けた経験がある女性は、33・2%に上ることが、
内閣府が昨年実施したアンケートで分かった。
2005年実施の前回調査と同じ比率で、DV被害が依然として
深刻な実態が浮き彫りに。
国や自治体は、対策の見直しを迫られそうだ。
夫からDVを受けたことがある女性のうち、
13・3%は命の危険を感じたと回答。
10~20代で、恋人から暴力を受ける「デートDV」を経験した
女性は13・6%、そのうち21・9%が命の危険を感じたと答えた。
過去5年以内に限定した夫からのDV被害は13・6%。
相談先については、「相談しなかった」が53・0%で最も多く、
「家族や親せき」「友人・知人」がいずれも27・6%。
「医療関係者」や「警察」は3%台、都道府県の相談支援センターや
弁護士会・民間シェルターなど官民の支援機関は1%台。
夫からのDVでけがをしたり、精神的に不調になったりしたと
答えた女性は34・8%、「デートDV」では48・4%。
アンケートは、昨年10-11月に全国の成人男女計5000人に実施し、
有効回収率は62・6%。
http://www.m3.com/news/GENERAL/2009/3/24/94187/
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