2009年3月31日火曜日

広田湾のアワビ売り込め 地元研究会が試作品

(岩手日報 3月27日)

気仙地域水産物付加価値向上研究会(藤井登会長)は、
陸前高田市高田町の道の駅タピック45で総会を開いた。
商品化へ向けて、試作した地元産アワビの一夜干しを味わい、意見交換。

同研究会は、同市の広田湾漁協と大船渡市の水産加工会社タイコウ、
第三セクターの陸前高田地域振興、大船渡地方振興局の4機関が
今年1月に設置。
活アワビと干鮑以外の新商品を開発しようと、研究を続けてきた。

試作した商品は、半生状態のアワビ一夜干しと酒かす漬け、塩ウニ漬けの3点。
一夜干しを使った肝ソース煮や天ぷらなどを試食、
気仙スギで作ったパッケージの試作品を公開。

広田湾産のアワビは、わずかに傷があるため、
通常の販売ルートに乗らないものを使用し、原価を下げる。
参加者からは、「傷があるものの、味の良さは全く変わらない」などの意見。

藤井会長は、「試食した全国の業者からも高い評価を得た。
一夜干しを手始めにできるだけ早く販売したい」
価格などは今後検討する。

http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20090327_10

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