(岩手日報 3月26日)
花巻市の富士大(小山田了三学長)は、経済学部経営法学科に
保健体育の教職課程を開設。
経済学部で保健体育の中、高校教諭一種免許状の取得が
可能となるのは全国でも珍しく、東北では初。
2016年開催予定の岩手国体に向けた競技指導者の必要性も重視。
経営や法学の知識を持ち、多様化する現代社会で
活躍できる教員の育成を目指す。
教職課程は、同科スポーツ経営コース内に設置。
現在のカリキュラムに、ダンスやテニスなどの実技6種目と
スポーツ法学や運動生理学、保健体育科教育法など12科目を追加。
新たな科目指導には、岩手大や盛岡大の教授らが非常勤講師として協力。
本県で同免許状を取得できるのは、岩手大教育学部の
学校教育教員養成課程と生涯教育課程のみ。
富士大は、全国で活躍する運動部も多く、全学生の約7割が運動部に所属。
将来、スポーツにかかわり続けたいと希望する学生のニーズに応えるため、
教職課程を設けた。
同大では06年から、日本体協公認スポーツ指導者資格
「スポーツリーダー」の取得も可能となり、
卒業生がスポーツクラブに就職するなどの成果が出ている。
09年度入試では、経営法学科に76人が合格。
新入生ガイダンスで教職課程について説明し、
入学後の学科変更も認める方針。
同大体育主任の佐々木安広教授は、
「スポーツをしながら、教員免許状を取得し、
地域で活躍できる人材を育てたい」
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20090326_7
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