2009年4月4日土曜日

スポーツ関連の国際イベント「スポーツアコード」

(東京オリンピック招致委員会 3月27日)

「東京オリンピック・パラリンピック招致委員会」は、
米国コロラド州デンバー市で開催された「スポーツアコード」(Sportaccord)
において、世界のスポーツ関係者に東京の招致の動機や開催計画を
幅広くアピールするためのプレゼンテーションおよび記者会見を実施。

プレゼンテーションにはIOC委員をはじめ、
ASOIF(オリンピック夏季大会競技団体連合)、
AIOWF(オリンピック冬季大会競技団体連合)、各国NOC、
スポーツビジネス界から約500名の関係者が参加。

東京のほか、シカゴ、リオデジャネイロ、マドリードの各立候補都市も
同様のプレゼンテーションおよび記者会見も実施。

「スポーツアコード」の概要と、当委員会からの出席者
■名 称:スポーツアコード(Sportaccord Denver 09)
■場 所:アメリカ・コロラド州デンバー市
■日 程:2009年3月26日(スポーツアコード全体:3月23~27日)

【スポーツアコードでのプレゼンテーション概略・登壇順】

東京のプレゼンテーションは、河野一郎事務総長の挨拶に始まり、
外務副大臣・橋本聖子氏などの壇上のプレゼンターを順次紹介。

日本オリンピック委員会(JOC)理事、IOCの副会長、猪谷千春理事は、
選手として3回出場を含む過去18回のオリンピック大会の参加を通じ、
国際競技連盟の担う重要な役割について触れた。
「スポーツアコード」の優れた運営に賛辞。

橋本聖子外務副大臣は、1964年生まれの名前「聖子」が、
オリンピック聖火に因んでつけられたことを語り、
スピードスケート選手として4回、自転車競技選手として3回の合計7回の
オリンピック大会への参加について述べ、
子供たちの人格形成や世界平和の構築において、
スポーツの果たす役割が非常に大事であることを訴えた。

日本政府による財政保証に加え、衆参両議院による国会決議が得られ、
全面的な日本政府の協力を得られている。
貧困や紛争、経済危機、環境破壊といった世界的な脅威に関わらず、
日本政府はオリンピックを通じて、世界に夢と希望をもたらすことを約束。

河野総長は、東京大会のコンセプト”Setting the Stage for Heroes”
(世界最高の環境 ヒーローたちの檜舞台)を紹介、
「東京の強みは、Venues(会場計画)、People(日本国民・東京都民)、
City(東京という都市の魅力)」であることを新しい紹介ビデオ
「Venues(会場計画)編」と「City(東京という都市の魅力)編」の上映。

河野総長は、成長を続けるアジアは30億人という巨大市場であり、
オリンピック史上未だかつてない規模のテレビ放映権の
ポテンシャルがあることを示唆。

東京は、大会開催準備のための約30億ドル(40億ドル積み立てる予定)
の積立金を既に確保し、世界的な経済不況の最中にあっても
確実にオリンピックを開催できる、オリンピック関係者にとって
最も信頼できるパートナーであると自信を示した。

1976年モントリオール大会・女子バレーボール金メダリストの
荒木田裕子・当招致委員会アスリート専門委員会副委員長は、
各IF(国際競技連盟)の意見を十分に反映したプランであり、
競技会場の97%はオリンピックスタジアムを中心に
8キロ圏内に位置、34の競技会場のうち23カ所は既存で残り、
11カ所も土地は確保済みであることなど、
オリンピック・パラリンピックの選手すべてを迎え入れる用意がある。

当委員会の副会長、JOCの竹田恆和会長は、
過去15年に日本で行われたワールドカップや世界選手権の
豊富な開催実績に裏付けされる知見、オリンピック関係者のすべてを
迎え入れる日本国民の熱意とホスピタリティを強く訴えた。

記者会見では、国際プレスより「なぜ東京か」との質問が寄せられ、
ここでも財政面が保証され、最高の環境を提供できるから、との答え。

紹介ビデオ「Venue編」と「City編」
http://www.tokyo2016.or.jp/jp/plan/movie/index.html

http://www.tokyo2016.or.jp/jp/press/2009/03/post_68.html

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