2009年4月12日日曜日

南部美人の純米酒 サッカーW杯公式日本酒に

(岩手日報 4月5日)

二戸市福岡の酒造販売会社南部美人(久慈浩社長)の純米酒が、
国際サッカー連盟(FIFA)主催の2010年ワールドカップ(W杯)
南アフリカ大会の「公式日本酒」に決まり、
世界規模の販売に向けた準備が進められている。

公認ラベル、オリジナルの瓶などを使った第一弾を、年内にも販売する予定。
世界最大級のスポーツイベントを通じ、岩手が誇る文化の発信が期待。

同社の純米酒は、米の味を生かした豊かな風味とコクが特長。
750ミリリットル入りと375ミリリットル入りの二種類を販売予定で、
ラベルや瓶などについて検討。
販売額は、750ミリリットル入りで1本1000~2000円。

近年の世界での和食や日本酒の人気の高まりを受け、
FIFAのライセンス管理などを手掛けるグローバルブランズジャパン
(東京、青木マーシア社長)が昨春、日本酒業界に打診。
昨年末、南部美人を含む国内13銘柄と契約を交わした。

グローバルブランズジャパンによると、同社指定の日本酒卸会社を通じ、
国内をはじめ世界の飲食店などで販売できるよう交渉中。
FIFAの公式商品には、応援グッズやタオルなど。
南アフリカ大会に向け、公式日本酒への関心も高まりそう。

南部美人の久慈浩介専務は、「世界から日本酒が認められた証しで、
魅力を広めるチャンス。
サッカーは、世界中の若い世代に人気があり、
日本酒が親しまれるきっかけになれば」と期待。

http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20090405_9

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