(サイエンスポータル 2009年4月7日)
コードを使わなくても、簡単に充電できるハイブリッドバスが、
晴海埠頭~東京駅丸の内南口間の都営バス路線に登場。
実証走行試験のため、土日を除く27日まで、
1日2往復という限定運行だが、都市内路線での営業走行は初めて。
このハイブリッドバスは、国土交通省が2002年度から産官学連携で
開発・実用化を進めている次世代低公害車の一つで、
車両の製作は日野自動車が担当。
ディーゼルエンジンと、リチウムイオンバッテリーで動くモータを備えている。
路面に設置した給電装置(コンクリート内に埋め込まれている)から
電磁誘導により、車内の2次コイルを経て、
リチウムイオンバッテリーに急速充電できる。
コードを必要としないので、停車中に簡単に充電できるのが最大の特徴。
電気だけで走行した場合、1回の充電で約15キロ走行できる。
この間、CO2の排出はない。
2016年夏季オリンピック開催立候補都市訪問として
走行試験期間中に来日が予定されている
国際オリンピック委員会メンバーにも、紹介。
http://www.scienceportal.jp/news/daily/0904/0904071.html
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