2009年5月10日日曜日

恒久平和奏でる音色 奥州の正法寺で尺八

(岩手日報 5月4日)

奥州市の正法寺(伊藤大鑑住職)で、法要と尺八演奏会が開かれ、
境内に平和への祈りを込めた厳かな音色が響いた。
尺八愛好団体、都山流竹心会(千田聡山会長)との共催。
世界平和と人々の幸福を祈る目的で、
午前に法要、午後に演奏会が本堂で行われた。
千田会長は、「平和への祈りを込めて、一生懸命吹きたい」
「平和の山河」、「春の光」など8曲を演奏、
約100人の聴衆は本堂に響く幽玄な音色にじっと耳を傾けていた。
水沢区の浅井陽子さん(17)は、「初めて尺八を聞いた。
お寺で聞くと雰囲気があり、日本の音楽の美しさをあらためて感じた」

演奏会は、同寺が進める「人々に開かれた寺づくり」の一環。
秘仏の本尊、如意輪観世音菩薩も特別に開帳。

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