(2009年11月10日 共同通信社)
習慣的に喫煙している男性の割合(喫煙率)が、
2008年は36・8%、1986年の調査開始以降で
最も低くなったことが、厚生労働省の「国民健康・栄養調査」。
女性は9・1%、1割を下回ったのは2001年以来。
全体の喫煙率は21・8%、5年間で5・9ポイント下降。
男性は、10・0ポイントも低下。
喫煙者のうち、「禁煙したい」と考えるのは
男性28・5%、女性37・4%で、男性は5年前に比べ3・9ポイント上昇。
厚労省は、「諸外国に比べると、喫煙率はまだ高いが、
たばこが健康に悪影響を与えることへの認識が定着しつつある。
成人識別カードtaspo(タスポ)導入も影響」。
調査は、無作為に抽出した約3800世帯を対象。
喫煙率に関しては、約8千人からの回答を分析。
男性の喫煙率は、調査開始時に59・7%、下降傾向が続き、
最低となったのは05年の39・3%以来3年ぶり。
年代別で喫煙率が最も高いのは、男性が40代で51・9%。
次いで30代(48・6%)、20代と50代(いずれも41・2%)。
女性は、30代が18・0%で最も高く、20代(14・3%)、40代(13・4%)。
禁煙を試みたことのある喫煙者は男性52・1%、女性は57・0%、
厚労省は「5年前と大きな変化はみられない」。
20歳未満で喫煙を始めた人の割合は、
男性29・1%(03年は43・8%)、女性16・5%(03年は26・9%)で
5年前より大きく減った。
http://www.m3.com/news/GENERAL/2009/11/10/110831/
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