(日経ヘルス 12月17日)
北里大学保健衛生専門学院は、経済産業省の委託事業
「天・地・健康人コンソーシアム」活動の一環として、
地元新潟県南魚沼地域の食材を利用して健康レシピを開発。
レシピは計100種類、コンソーシアムが地域住民の
健康テーマとして設定した「肥満改善」、「カロリーコントロール」、
「便秘解消・整腸」を念頭に、設計。
内訳は、「肥満改善」、「カロリーコントロール」、「便秘解消・整腸」
それぞれ31~42種類、季節に応じた旬の食材や同地域の
伝統料理なども採り入れている。
「肥満改善」では、腹回りが気になる男性(メタボ気味な男性)、
「カロリーコントロール」では若い女性、「便秘解消・整腸」では
中高年女性を意識。
「ずいきのごま和え」、「ヤーコンヨーグルト」、「辛子なます」、
「豚肉のきのこ巻き焼き」、「魚沼きのこごはん」、
「大根菜とあたたか豆腐」など、南魚沼の地域食材を意識した
レシピも多く含まれている。
今回のコンソーシアム活動は、地域住民の健康づくりの支援と
サービスモデルの構築を目的、
支援サービスの1つに、「食生活改善健康づくりプログラム」を提供。
参加者が、「肥満改善」、「カロリーコントロール」、
「便秘解消・整腸」の中から健康目標を設定し、
その達成に向け3ヶ月間食生活改善に取り組んでいく。
管理栄養士が、食生活のカウンセリングを行い、
今回開発した健康レシピや食生活をアドバイス、
参加者は健康目標の達成に向け、
カウンセリングに応じた食生活を実践。
患者ではなく、健常人を対象としているのが特徴、
治療ではなく健康増進を主な目的。
レシピ開発を担当した同学院管理栄養科の佐久間直美氏は、
「患者さんが対象の場合、『カリウムの少ないレシピ』といったように
目的が明確で、食生活改善意識も高い。
健康な人の場合、食生活改善の動機付けが弱く、目的も千差万別。
満足度や作りやすさ、見た目などを重視し、
継続しやすさに重点を置いた。
男性では、満腹感を満たしつつカロリーを抑える、
女性では、豆乳やコラーゲンなどで美容を意識する。
今回は、南魚沼の地域食材とのバランスを考慮して開発した」
今回開発したレシピは、同コンソーシアムの特設Webサイト
「健康人の地・南魚沼」に順次掲載予定。
http://nh.nikkeibp.co.jp/article/nhpro/20091217/105293/
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