2010年1月19日火曜日

温泉の健康効果をまとめた無料ガイドが登場 温泉の効能、入浴法などを解説

(日経ヘルス 12月28日)

新潟県南魚沼地域で、地域密着型の「健康づくりプログラム」を
推進する「天・地・健康人コンソーシアム」は、
同地の温泉資源とその健康効果をまとめた温泉ガイド
「入浴アドバイザーが伝授する!
雪国魚沼の大地 温泉に育まれる健康づくり」を制作、
市役所や観光案内所、南魚沼市内の温泉施設などでの
無料配布を開始。

同ガイドは、「温泉の効能」、「温泉の種類」、
「各泉質の特徴と新潟県の温泉地」、「効果的な温泉の入り方」、
「入浴にあたっての注意事項」、
「温泉を有効活用するための入浴のペース」、「ダイエットの達人」、
「これからの温泉療養」、「温泉成分表」などから構成、
温泉による健康づくりを支援する内容が中心。

「温泉の効能」では、温泉が体によい理由として、
(1)温泉地の自然環境、
(2)温泉成分の薬理作用、
(3)お湯の物理的作用、の3つを挙げ、
これらが総合的に体を刺激することで、人間が本来持っている
自然治癒能力を高める。

具体的には、自律神経系、ホルモン分泌系、免疫系などを整え、
体調を健康状態に導く。
自律神経系への働きでは、42℃以上の高温浴では交感神経が、
37~40度の温浴・微温浴では副交感神経が優位に立つので、
目的に応じた入浴方法を提案。

ガイドの監修および編集を担当した市立ゆきぐに大和病院
(南魚沼市)副院長で、温泉療法専門医の長嶋起久雄氏は、
「温泉には、転地効果や薬理効果など多様な健康効果が確認。
今回のガイドを通じて、こうした健康効果とあわせ、
効果的な入浴方法や泉質の特徴などを伝え、
地域の健康づくりに貢献していきたい」

http://nh.nikkeibp.co.jp/article/nhpro/20091228/105401/

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