(2010年1月12日 共同通信社)
イタリアの研究グループが、編みかごや家具に使われる
植物のトウなどを用い、従来のセラミックや金属製を上回る
理想的な人工骨の開発に成功。
耐久性や強度、人骨とのつながりやすさなどが優れている。
開発したのは、北部ファエンツァの
セラミック素材科学技術研究所などの研究グループ。
既に、羊を使った動物実験に成功、
2011年にも人体への臨床実験を始めたい。
詳しい製造方法は明らかにしていないが、
トウを炉内で高温高圧下に置くなどの方法で
化学変化を起こさせ、1週間ほどかけて製造。
羊の骨につないだところ、完全に生体の骨と同化。
植物にある無数の小さな穴を、血管や神経が通ることで、
生体との親和性が高まると考えられている。
従来の素材を上回る強度もあり、人工骨としては
完ぺきに近い特性を備えていた。
http://www.m3.com/news/GENERAL/2010/1/12/114200/
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