(2009年12月24日 共同通信社)
たった10分間の軽いジョギングで、頭がスッキリする。
筑波大と農業・食品産業技術総合研究機構などの
研究チームは、短時間の適度な運動が脳の認知機能を
向上させる仕組みを解明したと発表。
16日付の米科学誌ニューロイメージに掲載。
筑波大によると、これまで長時間の適度な運動が、
脳を活性化させることは「常識」として知られていたが、
短時間でも、脳が活性化することが
科学的に裏付けられたのは初めて。
同大の征矢英昭教授は、「メタボ対策だけでなく、
健康な人でも昼休みにちょっとした運動をすることで、
集中力が高まる」
19~24歳の男女計20人を対象に実施。
50%の力で、自転車をこぐ「中強度」の運動を10分間した後、
脳の活動を画像化する装置で測定すると、
全員で左脳の前頭前野の一部の血流が増加し、
情報処理などの能力が向上した。
http://www.m3.com/news/GENERAL/2009/12/24/113636/
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