(岩手日報 12月24日)
県は、三陸地域を中心に、世界ジオパーク(地質遺産)の
認定も視野に、「ジオパーク」の取り組みを行う方向。
貴重な地形や地質を有する自然公園を保全し、
教育や観光につなげる新しい地域振興策の一つ。
本県は、リアス式海岸を有し、古生代カンブリア紀から
全時代の地層が分布するなど、豊富な地質遺産が特長。
県は専門家の意見を聞きながら、地形や地質の見どころや
活用策などを検討していく方針。
ジオパークは、貴重な地形や地質、火山、断層などを
見どころとする自然公園を保全し、教育や観光面での活用を
通じた地域活性化を目指す取り組み。
国連教育科学文化機関(ユネスコ)の支援で、
2004年に設立された世界ジオパークネットワーク(事務局・パリ)
を中心に、世界的に活動が広がっている。
今年は、日本で初めて洞爺湖有珠山(北海道)、糸魚川(新潟)、
島原半島(長崎)の3地域が、同ネットワークから
世界ジオパークの認定を受けた。
本県は、複雑に入り組んだリアス式海岸などを有する。
古生代カンブリア紀(5億4200万年~4億8800万年前)から
新生代第四紀(259万年前~現在)に至る全時代の地層も
分布しており、地質の多様性は日本随一。
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20091224_3
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