2010年1月9日土曜日

「ベスト尽くす」と小平 スピードの五輪メダル候補

(2010年1月5日 共同通信社)

バンクーバー冬季五輪のスピードスケートで、
女子1000メートルなど4種目に出場し、メダル獲得を狙う
小平奈緒が、所属する長野県松本市の相沢病院で、
「ベストを尽くし、応援してくれる方と喜びを分かち合いたい」
抱負を述べた。

新年は、3日から氷上練習を開始、
帯広市で開催される世界スプリント選手権を足掛かりに、
五輪での活躍を誓う。

「本番へ、どうコンディションを合わせていくかだけを考えている」
と2月をにらんだ。

同病院は、昨春信州大を卒業し、進路が未定だった小平を、
一般職員として雇い、長期出張扱いで
競技に打ち込める環境を整えた。

相沢孝夫院長は、「地元の選手が困っていると聞いて
支援を決めた。これほど活躍するとは」と驚いていた。

約1500人の職員を抱える相沢病院。
小平に対し、医療機関ならではのサポートも行っている。

今季の海外遠征では、「エコノミークラス症候群」を避けるため、
ビジネスクラスのチケットを用意し、かぜの予防にマスクを配布。
新型インフルエンザの予防接種もすでに済ませた。

相沢院長は、「そういうのは得意分野ですから。
職員が五輪に出るなんて前代未聞。
応援する患者さんの輪も広がっている」と喜んでいた。

http://www.m3.com/news/GENERAL/2010/1/5/113955/

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