(2009年12月25日 毎日新聞社)
神戸大大学院工学研究科の藤原俊伸准教授(分子生物学)ら
のグループは、神経幹細胞が神経細胞に分化する際、
「HuD」というたんぱく質が重要な役割を果たしていることを確認。
この仕組みを応用すれば、あらゆる細胞に分化する
人工多能性幹細胞(iPS細胞)や胚性幹細胞(ES細胞)を使って
神経細胞だけを作れる可能性もあり、
パーキンソン病やアルツハイマー病などの治療にも期待。
25日付の米科学誌「モレキュラー・セル」に発表。
HuDは、神経細胞にしか含まれないたんぱく質。
グループは、HuDを含む細胞と含まない細胞を作成して比較。
その結果、HuDを含む細胞の方が、神経細胞に分化する際に
必要なたんぱく質などを2~3倍多く合成。
http://www.m3.com/news/GENERAL/2009/12/25/113726/
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