(2010年3月24日 共同通信社)
歩いたり、座ったり、スポーツをしたり-。
人間の体が動くときに、体のどの部位がほかの人や家具など、
ほかの物に触れているかの詳細な触覚を動きと同時に
検出できる全身スーツを、東京大の原田達也准教授らが開発。
大掛かりな実験室は要らず、着るだけでどこでも計測できるのが特長。
介護のプロが、体の接触を利用していかに力を使わず、
人を抱き上げるかを解析し、効率の良い介護方法を調べたり、
ゲームやアニメーションの作成などに応用したりできそう。
開発したスーツは、化繊と厚さ約5mmのウレタン製。
内部に圧力を感じる縦3mm、横4mmのセンサー1856個と、
姿勢を把握する15個のセンサーを埋め込んでいる。
腹部にある計算機にデータを集約し、体の姿勢やどの部位が
ほかの物に接触しているかをモニターに表示。
原田准教授は、「人は、さまざまな環境で全身の接触を巧みに
利用して運動している。
ロボットのより良い動作の開発に活用したい」
http://www.m3.com/news/GENERAL/2010/3/24/117870/
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