(CNN 3月29日)
ブラジルの大都市リオデジャネイロ近郊の海岸に漂着する
マゼランペンギンの数が、年々急増。
保護されるペンギンは、1990年代後半には年に数羽、
2008年には約700羽にも達している。
マゼランペンギンは、南米大陸南端の沿岸部で繁殖する中型種。
フォークランド海流などの寒流に乗って北上。
リオデジャネイロ郊外にあるニテロイ動物園によると、
最近はイパネマやコパカバーナなど、リゾート海岸でも
ペンギンの保護が相次ぎ、同動物園で世話している。
保護されたペンギンは、体力の回復を待って、
ブラジル空軍が本来の生息地である地域まで輸送。
リオデジャネイロといった、南回帰線近くまで北上する
ペンギンが急増している理由は不明。
本来の生息地まで帰還できない個体が増加。
原因として、海洋汚染によって弱まったり、方向感覚が
狂ったりしたため、本来の生息場所まで戻れない可能性。
乱獲によって魚類が減少したため、ペンギンがエサを探すため、
より遠くまで泳ぐ必要に駆られている可能性や、
地球の温暖化により海流の流れ方が変わって
ペンギンが戻れなくなっているとの説。
http://www.cnn.co.jp/science/AIC201003290028.html
0 件のコメント:
コメントを投稿