2010年4月13日火曜日

目指せ「文化産業」大国 競争力強化で戦略案

(2010年4月6日 共同通信社)

経済産業省は、ファッションやアニメといった、
海外で人気が高い日本文化や医療サービスについて、
競争力強化につなげるための戦略案をまとめ、
産業構造審議会(経産相の諮問機関)の産業競争力部会に示した。
政府が、6月にまとめる新成長戦略の柱としたい。

「『文化産業』大国に向けて」と題した戦略案は、
特にアジア地域で、日本製品に対して「かっこいい」、
「明確な個性や特徴がある」との受け止め方が広がっていると指摘。
好感度の高さを生かすことで、文化産業が自動車や家電と並ぶ、
日本経済の柱に育つ可能性がある。

産業化への取り組みを強化する具体策として、
日本発のコンテンツを海外に展開する事業を支援する
官民出資のファンドの創設、中小企業が開発した商品の
海外市場への売り込みを支援する仕組みの整備など。

医療分野の提案では、利用者が求める多様なサービスを、
産業化により効率的に提供できるようになると強調。
来日した外国人に医療を提供する、「医療ツーリズム」の推進も。

http://www.m3.com/news/GENERAL/2010/4/6/118595/

0 件のコメント: