(CNN 4月9日)
国連が発表した報告書によると、人口1000万人を超える
巨大都市の住民は現在、世界の都市人口の9.4%以上を占め、
2025年には10.3%に達することが予想。
巨大都市の人口では、東京圏が世界首位に立っている。
国連経済社会局が発表した「世界都市化展望2009年修正報告」
によると、世界には同年現在、人口1000万人以上の巨大都市が
21カ所あり、2025年までに29カ所に増える見通し。
東京圏の人口は横浜、千葉などの周辺部を含め3650万人、
世界2位のインド・デリーを大幅に引き離している。
これは国別人口のランクに当てはめると、
アルジェリアやカナダ、ウガンダをしのぐ数字。
中国経済の中心地、上海は面積2914平方km、
世界で最も広い都市圏を形成。
巨大都市の規模は、今後さらに大きくなる。
デリーの人口が現在の2099万人から、
2025年には2949万人に増えるとの推計。
巨大都市には、資産や雇用が集まるだけでなく、
文化的なメリットもある。
米国人口の2.7%が集中するニューヨークが、
CO2排出量では全米の1%にとどまるなど、省エネ効果も指摘。
インフルエンザなどのウイルス感染が広がりやすく、
貧困やストレスによる精神的トラブルが多いなど、
保健衛生上の問題も報告。
http://www.cnn.co.jp/world/AIC201004090016.html
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