(2010年8月19日 読売新聞)
糖尿病などに関係するたんぱく質「PPARγ」に、
神経伝達物質セロトニンが結合すると、
脂肪蓄積の調節などが進むことを、
大阪大などの研究グループが解明。
幅広い糖尿病治療薬の開発が期待、欧州の科学誌に掲載。
PPARγは、脂肪酸と結合すると活性化し、糖の分解を行い、
体重のコントロールや血中の糖の量を調節するきっかけとなる働き。
現在の糖尿病治療では、この後、インスリンの機能を
コントロールする薬を投与する。
研究グループは、たんぱく質などの結晶にX線をあて、
セロトニンも脂肪酸と同じように、PPARγにくっついていることを発見。
脂肪酸が結合した時と同じ働きをしていることを突き止めた。
http://www.m3.com/news/GENERAL/2010/8/20/124281/
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