2010年8月8日日曜日

海上から防波堤見学親子で学ぶ地震・津波講座 大船渡で

(東海新報 8月3日)

国土交通省東北地方整備局釜石港湾事務所などによる
「親子で学ぶ、地震・津波防災講座」が、大船渡市内で行われた。

子どもたちは、碁石海岸観光船に乗船し、
大船渡湾口防波堤を間近で見学し、防災への意識を高めていた。

この講座は、同事務所と県沿岸広域振興局、市で構成する
地震・津波防災学習発表会実行委員会が主催。
宮城県沖を震源とする地震の発生確率が、
30年以内に99%と予測される中、津波発生の仕組みなどを知り、
防災設備について理解を深めようと企画。
夏休み中の児童と保護者ら20人余りが参加。

市民文化会館・リアスホールでの座学研修では、
津波のメカニズムや津波災害から身を守る防災について学習。
岬の突端やリアス式海岸の湾奥では、波や海水が集中して、
高い津波が襲う危険性があることなどを、
スクリーンに映された画像を通じて確認。

観光船が出航する大船渡町の野々田ふ頭まではバスで移動し、
各地にある水門や避難誘導標識を車窓から確認。
観光船に乗った児童たちは、飛び回る海鳥に餌をやりながら、
湾口防波堤に向かった。

この日は濃い霧に覆われ、間近でしか湾口防波堤を見ることが
できなかったが、子どもたちはコンクリート構造による
大きさに驚きの表情。

湾内では、コンテナ貨物の積み降ろし作業を行っていた外貿船に加え、
カキ養殖棚で作業する漁業者の姿も多く、
海を生かしたさまざまな産業にも理解を深めていた。

大船渡北小5年の佐藤駿君は、
「湾口防波堤はとにかく大きかった。
講座では、津波に対して逃げる対処法がとても勉強になりました」

http://www.tohkaishimpo.com/

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