(毎日新聞 2007年9月12日)
安倍晋三首相が突然の辞意に、
識者には「当然だ」との受け止め方が多く、擁護する声は少ない。
◇居座りは無理--政治評論家・森田実氏の話
来るべきものが来ただけで、当然と受け止めている。
参院選で国民から事実上の不信任を突きつけられ、
国民が信任しない政権が、「衆院じゃないから」という理屈で居座るのは無理。
どんな独裁政権でも、国民の信任が得られないと長持ちしない。
衆院解散のエネルギーは、首相自身にも政権にも残っていないことが、
首相の最近の表情から読み取れた。
臨時国会前から、既に安倍首相には辞めるという選択肢しか残っておらず、
後は時期の問題だと考えていたので全く驚きはない。
◇何もしてない0点--評論家、室伏哲郎さんの話
辞任は当然だ。むしろ遅すぎるくらい。
7月の参院選で、安倍晋三首相は「私と民主党の小沢一郎代表の
どちらを首相に選ぶのか」と国民に迫った。
国民は、選挙結果を通じてその意思を示したのに、
首相は前言を翻し、何もなかったかのように居座り続けた。
安倍政権は実質的に何もしていない。0点だ。
後継に選んだ小泉純一郎前首相の責任も大きい。
◇根拠なかった続投--評論家の樋口恵子さんの話
辞意表明は遅きに失した。安倍さんは参院選で自民党が大敗しても、
「基本的な政策は支持されている」と言っていたが、何の根拠もなかった。
よくぞここまで居座ったという感じだ。
安倍さんは、国民が何を望んでいるのかが理解できなかったのが致命的。
国民が腹をすかせているのに、それを理解せず、国を愛することを強いた。
次の首相には、聞き上手な人がなるべきだ。
◇逆風が多すぎた--漫画家、弘兼憲史さんの話
国会の期間中で本当にびっくりした。
自民党が崩壊する、あるいは次の選挙で勝てないと自ら考えたのか、
自民党の長老から説得されたのか。
いずれにしろ断腸の思いで決断したのだろう。
この1年間で、憲法改正への道筋をつけたことは評価したい。
ただ、消えた年金の問題や政治とカネなど、
あまりにも自分と関係のないところで逆風が吹いた。
◇家族会沈うつ
安倍政権の支持率が低迷する中、支持を続けてきた拉致被害者家族も、
突然の辞意にショックを隠せなかった。
北朝鮮による拉致被害者家族会の飯塚繁雄副代表は、
午後1時前にニュースで「辞意」を知り、「えっ、まさか」と思った。
「解決に向けてこれからという時に早すぎる。
安倍首相が一番熱心に取り組んでくれただけに、気が暗くなる」と沈うつな表情。
増元照明事務局長も、「ショックが大きすぎてコメントできない」。
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/kokkai/news/20070912dde041010049000c.html
***********************
安倍政権は、無責任な集団だった、ということ。
安倍さんには、政治に対する真摯な姿勢がなかったですね。
小泉さんより少しはマシかと思ったが。。。
残念ですね。
次の政権は、もっと真面目に政治を行ってほしいです。
情報の公開、政策の明確さ、を重視して欲しい。
状況が公開されなければ、社会保険庁の問題も解決しないし、
何を根拠として政策を実施するのかを明確にしなければ、
テロ対策特措法の是非を議論することはできない。
民主党が参院選で過半数を取った理由の一つには、
小沢さんが真面目に政治を行っている姿勢が評価されたと思います。
全国を行脚する、なんてことはなかなかできないことですから。
小泉さんのような「軽い政治」から脱却して、
真面目な政治を行ってくれるように期待したいですね。
2007年9月12日水曜日
茨城GG、出発から3年頂点に 欽ちゃん胴上げ
(毎日 2007年9月11日)
出発から3年、夢列車がとうとう日本一にたどり着いた。
全日本クラブ野球選手権で、念願の初優勝を果たした茨城ゴールデンゴールズ(GG)。
決勝のNOMOベースボールクラブ戦は、序盤から得点を重ね、
北野偉也投手は相手を1安打無得点に抑える完璧なピッチング。
不祥事を乗り越えての優勝に、スタンドや地元から温かい拍手が送られた。
初優勝まで、あとアウト一つ。
一塁側スタンドの応援団は皆立ち上がり、マウンド上の北野偉也投手に
「あと一人、あと一人」とエールを送る。
打者が打ち上げた球は、右翼・岩田紀彦主将のグローブに。
跳びはねて勝利を祝う応援団。
「よくやったー、おめでとう」と声が飛んだ。
萩本欽一監督が胴上げされると、フェンス越しに
「わっしょい、わっしょい」と一緒に掛け声を出した。
応援団35人は、午前7時に稲敷市を出発。
スタンドでは「茨城」の文字が背中に入ったユニホームや
黄色い鉢巻き姿で選手たちを見守った。
チャンスは初回から。
岩田主将が適時二塁打を放ち、小嶋圭佑選手が還り先制。
「このまま上って行こう」。つくばみらい市の大里良子さん(56)が叫ぶ。
続く酒井忠晴選手の右前安打で岩田主将が2点目のホームを踏むと、
木澤安司応援団長(67)は「続け続け」と声を張り上げる。
「追加点がほしい」。五回、鴨志田君子さん(65)が祈った。
選手の料理を作るため、毎週牛久市から稲敷市に通っている鴨志田さん。
「孫のようでドキドキです」
六回裏、北野投手の好投が続く。
三條能央捕手の母久美子さんは、福島県郡山市から駆け付けた。
「伸び伸びできている。バッテリーの息がぴったりですね」。
試合終了後、木澤応援団長の妻かほるさん(64)が涙をぬぐった。
「3年間応援してきてよかった。もう胸がいっぱいです」。
◇近く優勝報告会も--初優勝に沸く地元
茨城GGの本拠地である稲敷市は、念願の初優勝に沸いた。
市では近く、優勝報告会を開き、公共機関玄関に「祝優勝」の張り紙を張るという。
茨城GGを誘致した旧桜川村の元村長、飯田稔さんは
「8日に応援に行き、大量得点で勝ったので期待していたが、
まさか優勝とはすごい。うれしい限り」と大喜び。
市内の主婦(54)は、「優勝は選手が連日、練習で培ったたまもの。
今度は都市対抗でも期待したいですね」。
高城功市長は、「今後ともできる限りバックアップし、
市の宝として球団を応援していきたい」。
また、もうひとつの本拠地であるつくば市の市原健一市長も、
「心よりお祝い申し上げます。今後もつくば市民に夢と元気を与え続けてください」。
==============
◇迷い消え先制打--岩田紀彦主将(26)
ベンチに駆け寄り、仲間の姿を見ると涙が込み上げてきた。
「3年間悔しい思いをしてきたけど、生活が厳しい中で
最後まであきらめずにやってきて良かった」
今では数少なくなったチームの1期生の一人。この春に主将を任された。
それまでの仲間がチームを離れ、メンバーが大幅に入れ替わり、
気持ちも落ち込んだ。まとまりのない新チームをどう立て直すか。
河村雅志選手と、桜川の球場で野球ができることに感謝してもらおうと必死に。
9日の準々決勝。チームは逆転勝利だったが、自分は打てなかった。
プレッシャーで心が乱れていた。
「3年目でこういう舞台を迎えられたのに」。
酒井忠晴選手の「自信を持って思いっきり振ればいい」という言葉に支えられた。
迎えた決勝。
初心に返り「来たボールを打とう」と心に決めた。
初回2死二塁で打席に立ち、内角直球を先制の二塁適時打。
もう迷いはなかった。
「今日は一球一球が楽しかった」。
優勝旗にもたれかかり、「日本選手権で一勝したい」と、次の目標を見据える。
http://www.mainichi-msn.co.jp/sports/ama/archive/news/2007/09/11/20070911ddm041050158000c.html
************************
おめでとう、欽ちゃんGG!!!!!
いや~本当に良かったです。
発足直後から注目してきましたが、ひとつの偉業を達成しました。
つくばで試合を定期的に行うようになって、よく試合を見に行きました。
いい試合はしていましたが、実力的には少々物足りないところがありました。
特に打撃面。
全体的に強い打球を打てる選手が少ない。
守備力、投手力はまずまずなので、
うまく打撃の調子がいい状態で臨めれば、と思っていましたが。
一番は、欽ちゃんの野球を楽しむ姿勢が素晴しいですね。
いつもつくばでは、ずっとマイクパフォーマンスをして
選手、観客みんなを楽しませてくれる。
もっともっと欽ちゃんGGの試合が見たいですね。
出発から3年、夢列車がとうとう日本一にたどり着いた。
全日本クラブ野球選手権で、念願の初優勝を果たした茨城ゴールデンゴールズ(GG)。
決勝のNOMOベースボールクラブ戦は、序盤から得点を重ね、
北野偉也投手は相手を1安打無得点に抑える完璧なピッチング。
不祥事を乗り越えての優勝に、スタンドや地元から温かい拍手が送られた。
初優勝まで、あとアウト一つ。
一塁側スタンドの応援団は皆立ち上がり、マウンド上の北野偉也投手に
「あと一人、あと一人」とエールを送る。
打者が打ち上げた球は、右翼・岩田紀彦主将のグローブに。
跳びはねて勝利を祝う応援団。
「よくやったー、おめでとう」と声が飛んだ。
萩本欽一監督が胴上げされると、フェンス越しに
「わっしょい、わっしょい」と一緒に掛け声を出した。
応援団35人は、午前7時に稲敷市を出発。
スタンドでは「茨城」の文字が背中に入ったユニホームや
黄色い鉢巻き姿で選手たちを見守った。
チャンスは初回から。
岩田主将が適時二塁打を放ち、小嶋圭佑選手が還り先制。
「このまま上って行こう」。つくばみらい市の大里良子さん(56)が叫ぶ。
続く酒井忠晴選手の右前安打で岩田主将が2点目のホームを踏むと、
木澤安司応援団長(67)は「続け続け」と声を張り上げる。
「追加点がほしい」。五回、鴨志田君子さん(65)が祈った。
選手の料理を作るため、毎週牛久市から稲敷市に通っている鴨志田さん。
「孫のようでドキドキです」
六回裏、北野投手の好投が続く。
三條能央捕手の母久美子さんは、福島県郡山市から駆け付けた。
「伸び伸びできている。バッテリーの息がぴったりですね」。
試合終了後、木澤応援団長の妻かほるさん(64)が涙をぬぐった。
「3年間応援してきてよかった。もう胸がいっぱいです」。
◇近く優勝報告会も--初優勝に沸く地元
茨城GGの本拠地である稲敷市は、念願の初優勝に沸いた。
市では近く、優勝報告会を開き、公共機関玄関に「祝優勝」の張り紙を張るという。
茨城GGを誘致した旧桜川村の元村長、飯田稔さんは
「8日に応援に行き、大量得点で勝ったので期待していたが、
まさか優勝とはすごい。うれしい限り」と大喜び。
市内の主婦(54)は、「優勝は選手が連日、練習で培ったたまもの。
今度は都市対抗でも期待したいですね」。
高城功市長は、「今後ともできる限りバックアップし、
市の宝として球団を応援していきたい」。
また、もうひとつの本拠地であるつくば市の市原健一市長も、
「心よりお祝い申し上げます。今後もつくば市民に夢と元気を与え続けてください」。
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◇迷い消え先制打--岩田紀彦主将(26)
ベンチに駆け寄り、仲間の姿を見ると涙が込み上げてきた。
「3年間悔しい思いをしてきたけど、生活が厳しい中で
最後まであきらめずにやってきて良かった」
今では数少なくなったチームの1期生の一人。この春に主将を任された。
それまでの仲間がチームを離れ、メンバーが大幅に入れ替わり、
気持ちも落ち込んだ。まとまりのない新チームをどう立て直すか。
河村雅志選手と、桜川の球場で野球ができることに感謝してもらおうと必死に。
9日の準々決勝。チームは逆転勝利だったが、自分は打てなかった。
プレッシャーで心が乱れていた。
「3年目でこういう舞台を迎えられたのに」。
酒井忠晴選手の「自信を持って思いっきり振ればいい」という言葉に支えられた。
迎えた決勝。
初心に返り「来たボールを打とう」と心に決めた。
初回2死二塁で打席に立ち、内角直球を先制の二塁適時打。
もう迷いはなかった。
「今日は一球一球が楽しかった」。
優勝旗にもたれかかり、「日本選手権で一勝したい」と、次の目標を見据える。
http://www.mainichi-msn.co.jp/sports/ama/archive/news/2007/09/11/20070911ddm041050158000c.html
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おめでとう、欽ちゃんGG!!!!!
いや~本当に良かったです。
発足直後から注目してきましたが、ひとつの偉業を達成しました。
つくばで試合を定期的に行うようになって、よく試合を見に行きました。
いい試合はしていましたが、実力的には少々物足りないところがありました。
特に打撃面。
全体的に強い打球を打てる選手が少ない。
守備力、投手力はまずまずなので、
うまく打撃の調子がいい状態で臨めれば、と思っていましたが。
一番は、欽ちゃんの野球を楽しむ姿勢が素晴しいですね。
いつもつくばでは、ずっとマイクパフォーマンスをして
選手、観客みんなを楽しませてくれる。
もっともっと欽ちゃんGGの試合が見たいですね。
2007年9月10日月曜日
ラグビー:W杯 予選リーグ 91失点、日本大敗 豪州と初戦、得点1PGのみ
(毎日新聞 2007年9月9日)
日本 3-91 オーストラリア
(前半:3-23、後半:0-68)
日本は、前回準優勝のオーストラリアに3-91で大敗し、黒星スタート。
日本は、91年の第2回大会でジンバブエを破って以降、11連敗。
日本は、前半は低く前に出る組織的な防御で健闘したが、
後半にタックルが甘くなり、10連続トライを奪われるなど一方的な展開に。
得点も、前半終了間際に小野が挙げた1PGのみでノートライ。
日本は、12日にフィジーと第2戦を行う。
◇集中と自信、勇気を今後に--日本・カーワン・ヘッドコーチ
日本にとってあまり良い一日ではなかったが、
今後の試合に向けて、集中と自信、勇気を持っていきたい。
◇防御崩壊、非力を痛感
日本と世界との差を思い知らされた一戦だった。
唯一、2度の優勝経験を持ち、世界ランキング2位のオーストラリアが相手。
日本は、第2戦のフィジー戦を勝機と見て、控え選手中心で臨んだ。
前半は健闘といえるだろう。
キックオフから、低く絡みつくようなタックルで対抗。
現在、世界最高とも評されるグレーガン、ラーカムのHB団が操る
オーストラリアの波状攻撃を、最後の一線で防いだ。
前半、圧倒的にボールを支配しながら、
オーストラリアのトライが3本にとどまったのは、
日本の防御が堅かったからにほかならない。
カーワン・ヘッドコーチの
「立ち上がりから集中して、日本のスタイルに徹する」
との意図は、守りの面では徹底された。
攻めても、日本ボールのラインアウトで、
相手の態勢が整う前に素早くスローインするなど、
工夫が見られたことも確か。
しかし、後半、試合の様相は一変。
開始早々、オーストラリアがラインアウトからラインに展開。
CTBの縦の攻めを軸に、日本の防御を破りにかかる。
タックルで止められた後も、短く縦につなぐ攻撃。
あっさりとゴールラインを割られてしまった。
この後は、オーストラリアの一方的な攻めが続くばかり。
後半の立ち上がりに「集中」を欠いて、
日本はまた、自らの非力を確認する結果となった。
「負けは負け」の勝負事だが、負け方にもいろいろある。
大敗としか言いようのない第1戦の敗戦が、
第2戦に挑む主力選手の士気に影響しないか心配だ。
http://www.mainichi-msn.co.jp/sports/feature/news/20070909ddm035050118000c.html
************************
初戦のオーストラリア戦は予想された結果。
これは、予選突破には致し方ないこと。
予選突破するには、2位に入らなければならない。
それには、オーストラリア以外のチームに勝つこと。
そのために、あえて主力選手を出さず、リザーブ中心に試合。
今の日本の実力では、オーストラリアに勝つことはできない。
この現実はわかってはいるが、やはり負けるのは悔しい。
この大敗を生かすには、次のフィジー戦に勝つこと!!
Forza, Team Japan!
日本 3-91 オーストラリア
(前半:3-23、後半:0-68)
日本は、前回準優勝のオーストラリアに3-91で大敗し、黒星スタート。
日本は、91年の第2回大会でジンバブエを破って以降、11連敗。
日本は、前半は低く前に出る組織的な防御で健闘したが、
後半にタックルが甘くなり、10連続トライを奪われるなど一方的な展開に。
得点も、前半終了間際に小野が挙げた1PGのみでノートライ。
日本は、12日にフィジーと第2戦を行う。
◇集中と自信、勇気を今後に--日本・カーワン・ヘッドコーチ
日本にとってあまり良い一日ではなかったが、
今後の試合に向けて、集中と自信、勇気を持っていきたい。
◇防御崩壊、非力を痛感
日本と世界との差を思い知らされた一戦だった。
唯一、2度の優勝経験を持ち、世界ランキング2位のオーストラリアが相手。
日本は、第2戦のフィジー戦を勝機と見て、控え選手中心で臨んだ。
前半は健闘といえるだろう。
キックオフから、低く絡みつくようなタックルで対抗。
現在、世界最高とも評されるグレーガン、ラーカムのHB団が操る
オーストラリアの波状攻撃を、最後の一線で防いだ。
前半、圧倒的にボールを支配しながら、
オーストラリアのトライが3本にとどまったのは、
日本の防御が堅かったからにほかならない。
カーワン・ヘッドコーチの
「立ち上がりから集中して、日本のスタイルに徹する」
との意図は、守りの面では徹底された。
攻めても、日本ボールのラインアウトで、
相手の態勢が整う前に素早くスローインするなど、
工夫が見られたことも確か。
しかし、後半、試合の様相は一変。
開始早々、オーストラリアがラインアウトからラインに展開。
CTBの縦の攻めを軸に、日本の防御を破りにかかる。
タックルで止められた後も、短く縦につなぐ攻撃。
あっさりとゴールラインを割られてしまった。
この後は、オーストラリアの一方的な攻めが続くばかり。
後半の立ち上がりに「集中」を欠いて、
日本はまた、自らの非力を確認する結果となった。
「負けは負け」の勝負事だが、負け方にもいろいろある。
大敗としか言いようのない第1戦の敗戦が、
第2戦に挑む主力選手の士気に影響しないか心配だ。
http://www.mainichi-msn.co.jp/sports/feature/news/20070909ddm035050118000c.html
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初戦のオーストラリア戦は予想された結果。
これは、予選突破には致し方ないこと。
予選突破するには、2位に入らなければならない。
それには、オーストラリア以外のチームに勝つこと。
そのために、あえて主力選手を出さず、リザーブ中心に試合。
今の日本の実力では、オーストラリアに勝つことはできない。
この現実はわかってはいるが、やはり負けるのは悔しい。
この大敗を生かすには、次のフィジー戦に勝つこと!!
Forza, Team Japan!
脳で働く「壊し屋」発見 掲載号、表紙に日本の漫画

(共同通信社 2007年9月7日)
脳の神経細胞で行われる情報伝達が活発化し過ぎないよう
適切にコントロールするタンパク質を、
自然科学研究機構生理学研究所の瀬藤光利准教授らのチームが発見、
米医学誌セルに発表。
「スクラッパー(壊し屋)」と命名されたこのタンパク質の働きを利用すれば、
情報伝達に異常が生じる統合失調症やアルツハイマー病などの治療に
つながる可能性があるという。
また、「ジョジョの奇妙な冒険」などで知られる
人気漫画家、荒木飛呂彦さんが「壊し屋」のイメージをイラストに描き、
研究成果が掲載された号の表紙を飾った。
体内には、不要になったタンパク質に目印を付けて
分解してしまう仕組みがある。
研究チームはコンピューターを使い、
人のゲノム(全遺伝情報)のデータから、
神経細胞でこの仕組みを担っていると予想される遺伝子を特定。
マウスでこの遺伝子を欠損させると、スクラッパーが作られなくなり、
脳の情報伝達物質が過剰に放出されることを確認。
この結果、スクラッパーが情報伝達を担う余分なタンパク質に目印を付け、
この結果、スクラッパーが情報伝達を担う余分なタンパク質に目印を付け、
伝達が行き過ぎないよう制御していると判断した。
***************************
生体のしくみは、驚くほどバランスが取れています。
ONとOFFがちょうどいいタイミングで切り替わる。
制御する物質の研究はこれからですね。
私の頭の中には、余計なつまらない情報ばかりなので、
スクラッパーがちゃんと働いていないのかもしれません。。。
荒木さんの絵が表紙を飾るというのはユニークですね。
もっと日本人の絵がさまざまな表紙を飾って欲しいです。
それだけ、いい絵がたくさんあるのだから。
2007年9月8日土曜日
バルザン賞:カーボンナノチューブの飯島教授に
(毎日新聞 2007年9月4日)
優れた研究者に与えられるイタリアのバルザン賞が、
カーボンナノチューブを発見した飯島澄男・名城大教授(68)に。
賞金は、100万スイスフラン(約9600万円)。
同賞基金は、イタリアの日刊紙の名記者だった
エウジェニオ・バルザン氏を記念して1957年に設立。
毎年4人の研究者と、数年おきに人道・平和に貢献した人に授与。
これまでにマザー・テレサや、発達心理学者のピアジェ氏らが受賞。
カーボンナノチューブは、極めて細い筒状の炭素物質で、
次世代の素材として期待される。
http://www.mainichi-msn.co.jp/science/kagaku/news/20070904k0000e030015000c.html
*************************
バルザン賞というのは、初めて知りました。
このような社会貢献をした人を世界的に評価する、というのは素晴しいことです。
日本にも、野口英世アフリカ賞が2006年に創設されました。
こういうニュースは、もっともっと社会に認知されて欲しいですね。
野口英世アフリカ賞
http://www.cao.go.jp/noguchisho/index.html
優れた研究者に与えられるイタリアのバルザン賞が、
カーボンナノチューブを発見した飯島澄男・名城大教授(68)に。
賞金は、100万スイスフラン(約9600万円)。
同賞基金は、イタリアの日刊紙の名記者だった
エウジェニオ・バルザン氏を記念して1957年に設立。
毎年4人の研究者と、数年おきに人道・平和に貢献した人に授与。
これまでにマザー・テレサや、発達心理学者のピアジェ氏らが受賞。
カーボンナノチューブは、極めて細い筒状の炭素物質で、
次世代の素材として期待される。
http://www.mainichi-msn.co.jp/science/kagaku/news/20070904k0000e030015000c.html
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バルザン賞というのは、初めて知りました。
このような社会貢献をした人を世界的に評価する、というのは素晴しいことです。
日本にも、野口英世アフリカ賞が2006年に創設されました。
こういうニュースは、もっともっと社会に認知されて欲しいですね。
野口英世アフリカ賞
http://www.cao.go.jp/noguchisho/index.html
2007年9月7日金曜日
身長決める主要遺伝子、初発見=タイプにより1センチの差-国際チーム
(時事通信 9月3日)
人間の身長を決める主要遺伝子を、
約3万5000人の遺伝情報調査で初めて発見したと、
米マサチューセッツ工科大とハーバード大のブロード研究所などの
国際研究チームが、米科学誌ネイチャー・ジェネティクスの電子版に発表。
この遺伝子「HMGA2」は、
構成するDNA塩基配列に個人差がある。
父母から受け継ぐ2つの遺伝子の特定部分の塩基が
両方とも「シトシン」の人は、両方とも「チミン」の人に比べ、
平均で約1センチ身長が高いという。
研究チームは、身長の高低は9割が両親からの遺伝要因で決まると指摘。
HMGA2は、胎児の背骨や手足の成長に関連するとみられ、
主要な遺伝子ではあるが、他にも身長に関する遺伝子が多数あるとみている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070903-00000014-jij-int
*******************************
これは、面白い研究ですね。
昔から身長は遺伝要因で決まる、と言われていましたが、
どうやら本当のようです。
遺伝要因ではどうしようもないですが、
環境要因はどの程度関与しているのでしょうかね??
私の場合、兄との生存競争(大食い競争?)に敗れたため、
10センチ近く差がありますが・・・。
人間の身長を決める主要遺伝子を、
約3万5000人の遺伝情報調査で初めて発見したと、
米マサチューセッツ工科大とハーバード大のブロード研究所などの
国際研究チームが、米科学誌ネイチャー・ジェネティクスの電子版に発表。
この遺伝子「HMGA2」は、
構成するDNA塩基配列に個人差がある。
父母から受け継ぐ2つの遺伝子の特定部分の塩基が
両方とも「シトシン」の人は、両方とも「チミン」の人に比べ、
平均で約1センチ身長が高いという。
研究チームは、身長の高低は9割が両親からの遺伝要因で決まると指摘。
HMGA2は、胎児の背骨や手足の成長に関連するとみられ、
主要な遺伝子ではあるが、他にも身長に関する遺伝子が多数あるとみている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070903-00000014-jij-int
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これは、面白い研究ですね。
昔から身長は遺伝要因で決まる、と言われていましたが、
どうやら本当のようです。
遺伝要因ではどうしようもないですが、
環境要因はどの程度関与しているのでしょうかね??
私の場合、兄との生存競争(大食い競争?)に敗れたため、
10センチ近く差がありますが・・・。
本の現場 福岡伸一さん 科学者にこそ、文学が要る
(毎日新聞社 2007年8月17日)
「生物と無生物のあいだ」 講談社現代新書(777円)
自宅近くの多摩川べりを散策しながら、ふと思い出す大学教師の言葉。
「人は瞬時に、生物と無生物を見分けるけれど、
それは生物の何を見ているのでしょうか?」
生命とは何か。
20世紀の科学は、生物を遺伝子などの部品に還元する
分子生物学で解き明かそうとしてきた。
本書の前半では、その発展の歴史を、分子生物学者としての体験に、
やや不遇な科学者たちの人生を織り交ぜて語った。
「でも、分子生物学の最前線を平易に解説した本ではありません」。
むしろ、その方法論に対するアンチテーゼであるところに、本書の醍醐味がある。
小さいころは、昆虫少年だった。
ファーブルや今西錦司にあこがれ、
昆虫学に優れていた京都大農学部に進んだ。
しかし、時代は分子生物学の黎明期。
その大波に流され、ファーブルも今西も色あせていったという。
米国や日本で最先端の競争に没頭してきたが、
研究を進めるほどに壁を感じるようになった。
たとえば、重要な遺伝子をつぶして作ったノックアウト・マウスは、
なんの問題もなく成長した。
「生命を機械論的にとらえるアプローチには限界がある」。
そう気づいた時に思い出したのが、
本書のキーパーソンであるルドルフ・シェーンハイマー。
私たちの体を構成する分子は、
食物として取り込んだ分子と絶え間なく入れ替わっている。
分子のレベルでみると、私たちは1年前とは別人だ。
こうした「時間」の概念を持った生命のダイナミズムを、
ネズミの実験で証明したユダヤ人科学者である。
本書の後半では、この「動的平衡」という生命徴を念頭に、
自らの研究の意味も問い直していく。
「再生医療やクローン技術に対する違和感も、
実は、生命に不可欠な時間を逆戻ししているからではないでしょうか」
そうした観点で生命をとらえることで、
「読者が自分の違和感を説明するヒントになってもらえれば」と。
「科学の成果は、最終的にはごく簡単な言葉で語られるべきだ」というのが持論。
専門論文を書くことこそが科学者の使命、
との考えが主流を占める中にあって、「異端」といってもいい。
「異端ぶり」は、牛海綿状脳症(BSE)の病原体をプリオンとする
「プリオン説」に疑問を感じ、
その検証をライフワークとしているところからもうかがえる。
昆虫少年は、読書少年でもあったという。
だからだろうか、巧みな比喩が理解を助け、文体には文学的な味わいがある。
「えらそうに聞こえるかもしれませんが、科学者にこそ文学が要る。
文学的想像力がないと、生物をプラモデル化してしまうのです」
……………………………………………………………………………
◇ふくおか・しんいち
1959年東京生まれ。京都大卒。米ハーバード大などを経て青山学院大教授。
著書に「もう牛を食べても安心か」「プリオン説はほんとうか?」など。
http://www.m3.com/news/news.jsp?sourceType=GENERAL&categoryId=&articleId=52630
「生物と無生物のあいだ」 講談社現代新書(777円)
自宅近くの多摩川べりを散策しながら、ふと思い出す大学教師の言葉。
「人は瞬時に、生物と無生物を見分けるけれど、
それは生物の何を見ているのでしょうか?」
生命とは何か。
20世紀の科学は、生物を遺伝子などの部品に還元する
分子生物学で解き明かそうとしてきた。
本書の前半では、その発展の歴史を、分子生物学者としての体験に、
やや不遇な科学者たちの人生を織り交ぜて語った。
「でも、分子生物学の最前線を平易に解説した本ではありません」。
むしろ、その方法論に対するアンチテーゼであるところに、本書の醍醐味がある。
小さいころは、昆虫少年だった。
ファーブルや今西錦司にあこがれ、
昆虫学に優れていた京都大農学部に進んだ。
しかし、時代は分子生物学の黎明期。
その大波に流され、ファーブルも今西も色あせていったという。
米国や日本で最先端の競争に没頭してきたが、
研究を進めるほどに壁を感じるようになった。
たとえば、重要な遺伝子をつぶして作ったノックアウト・マウスは、
なんの問題もなく成長した。
「生命を機械論的にとらえるアプローチには限界がある」。
そう気づいた時に思い出したのが、
本書のキーパーソンであるルドルフ・シェーンハイマー。
私たちの体を構成する分子は、
食物として取り込んだ分子と絶え間なく入れ替わっている。
分子のレベルでみると、私たちは1年前とは別人だ。
こうした「時間」の概念を持った生命のダイナミズムを、
ネズミの実験で証明したユダヤ人科学者である。
本書の後半では、この「動的平衡」という生命徴を念頭に、
自らの研究の意味も問い直していく。
「再生医療やクローン技術に対する違和感も、
実は、生命に不可欠な時間を逆戻ししているからではないでしょうか」
そうした観点で生命をとらえることで、
「読者が自分の違和感を説明するヒントになってもらえれば」と。
「科学の成果は、最終的にはごく簡単な言葉で語られるべきだ」というのが持論。
専門論文を書くことこそが科学者の使命、
との考えが主流を占める中にあって、「異端」といってもいい。
「異端ぶり」は、牛海綿状脳症(BSE)の病原体をプリオンとする
「プリオン説」に疑問を感じ、
その検証をライフワークとしているところからもうかがえる。
昆虫少年は、読書少年でもあったという。
だからだろうか、巧みな比喩が理解を助け、文体には文学的な味わいがある。
「えらそうに聞こえるかもしれませんが、科学者にこそ文学が要る。
文学的想像力がないと、生物をプラモデル化してしまうのです」
……………………………………………………………………………
◇ふくおか・しんいち
1959年東京生まれ。京都大卒。米ハーバード大などを経て青山学院大教授。
著書に「もう牛を食べても安心か」「プリオン説はほんとうか?」など。
http://www.m3.com/news/news.jsp?sourceType=GENERAL&categoryId=&articleId=52630
2007年9月5日水曜日
「そうだったのか!現代史」

「そうだったのか!現代史」 池上 彰著、集英社
これは面白かったですよ!
現代史は、しっかりと知っておかなければならないのに、
学校ではさらっとしか習わないところ。
今起こっている戦争や事件、世界の情勢は、
ここ100年の間に起きた出来事が要因になっています。
私たちはどうしても日本からの観点でしか、世界を見ようとしません。
他国を理解するには、その国で何が起こったのかを学ぶ必要があります。
歴史を学ぶことは、他の国々を理解するために必要不可欠です。
そのためにも、現代史を学ぶことは重要ですね。
日本は、第二次世界大戦以降、戦争は起きていません。
しかし、他国では戦争や内乱が続きました。
中国では、共産党と国民党との内戦が続き、文化大革命で多くの命を失いました。
韓国でも、朝鮮戦争で国土が荒廃し、同じ民族同士で多くの血を流しました。
北朝鮮は、言うまでもありません。今でも人民を苦しめています。
今の日本がいかに平和で恵まれているか、
そして他国のためにいかなる支援をすることができるか。
国際社会の一員として、責任ある行動をするためにも、
現代史を理解しなければなりませんね。
イチロー:7年連続で200安打 史上3人目、歴代2位
(毎日新聞 2007年9月4日)
米大リーグ、マリナーズのイチロー外野手(33)は、
ヤンキース戦の三回にロジャー・クレメンス投手から本塁打を放ち、
7年連続のシーズン200安打を達成。
大リーグ史上3人目、歴代2位で、
83年から7年連続のウエード・ボッグス(レッドソックスなど)に並んだ。
1位は、ウィリー・キーラー(オリオールズなど)が1894~1901年の8年連続。
200安打まであと「2」としていたイチローは、
一回の第1打席で右前打、三回の第2打席で右中間本塁打、
第3打席でも左前打を放った。
イチローは、2001年からシーズン200安打以上を記録。
04年には262安打をマークし、大リーグのシーズン最多安打記録を84年ぶりに更新。
▽イチローの話
(200安打目の相手投手クレメンスが)ビッグネームなので、いい記念になった。
どんな状況でも、個人の仕事はやらなければいけない。
同じように数字を残すことは、「マスト(義務)」ですね、僕の中では。
◇クレメンスから「ちょっといい感じ」
史上3人目の7年連続200安打は、ニューヨークで。
しかも、通算354勝のクレメンスから一発を放っての偉業達成。
「ちょっといい感じ、と思っちゃった」と、笑って言った。
200安打到達直前にもがき苦しんだ昨年は、「自分の弱さしか見えてこない」。
今年は、「ホッとした感じはしない。それがうれしい」と、余裕を口にした。
「プラスというより、(打ち損じの要因である)マイナスがゼロになった感じ」
という技術的な進歩を確認できていた。
33歳のイチローは、今なお成長を続けている。
http://www.mainichi-msn.co.jp/sports/major/news/20070904k0000e050005000c.html
*************************
この偉業は素晴しいですね。
200安打するだけでも、大リーグに年間数人しかいないのに、
それを7年連続で成し遂げるというのは、すごい、というしかない。
それに、7年間ほとんど試合に出場し続けないとできない記録。
イチローのすごいところは、出場するだけでなく、
打つ、走る、守る、すべての面で成績を残していること。
世界一の一番バッターとして、これからも活躍し続けて欲しい。
私も昔は一番バッターでした。
さっぱりヒットは打てませんでしたが・・・。
米大リーグ、マリナーズのイチロー外野手(33)は、
ヤンキース戦の三回にロジャー・クレメンス投手から本塁打を放ち、
7年連続のシーズン200安打を達成。
大リーグ史上3人目、歴代2位で、
83年から7年連続のウエード・ボッグス(レッドソックスなど)に並んだ。
1位は、ウィリー・キーラー(オリオールズなど)が1894~1901年の8年連続。
200安打まであと「2」としていたイチローは、
一回の第1打席で右前打、三回の第2打席で右中間本塁打、
第3打席でも左前打を放った。
イチローは、2001年からシーズン200安打以上を記録。
04年には262安打をマークし、大リーグのシーズン最多安打記録を84年ぶりに更新。
▽イチローの話
(200安打目の相手投手クレメンスが)ビッグネームなので、いい記念になった。
どんな状況でも、個人の仕事はやらなければいけない。
同じように数字を残すことは、「マスト(義務)」ですね、僕の中では。
◇クレメンスから「ちょっといい感じ」
史上3人目の7年連続200安打は、ニューヨークで。
しかも、通算354勝のクレメンスから一発を放っての偉業達成。
「ちょっといい感じ、と思っちゃった」と、笑って言った。
200安打到達直前にもがき苦しんだ昨年は、「自分の弱さしか見えてこない」。
今年は、「ホッとした感じはしない。それがうれしい」と、余裕を口にした。
「プラスというより、(打ち損じの要因である)マイナスがゼロになった感じ」
という技術的な進歩を確認できていた。
33歳のイチローは、今なお成長を続けている。
http://www.mainichi-msn.co.jp/sports/major/news/20070904k0000e050005000c.html
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この偉業は素晴しいですね。
200安打するだけでも、大リーグに年間数人しかいないのに、
それを7年連続で成し遂げるというのは、すごい、というしかない。
それに、7年間ほとんど試合に出場し続けないとできない記録。
イチローのすごいところは、出場するだけでなく、
打つ、走る、守る、すべての面で成績を残していること。
世界一の一番バッターとして、これからも活躍し続けて欲しい。
私も昔は一番バッターでした。
さっぱりヒットは打てませんでしたが・・・。
2007年9月2日日曜日
世界初、カトリック信者向けのバチカン航空が就航
(CNN 2007.08.28)
ローマ・カトリック総本山のバチカンによる、
カトリック信者向けのバチカン航空が就航。
ローマと各国の聖地を結ぶチャーター便で、
年間15万人の利用者を見込んでいる。
イタリアの貨物航空会社ミストラル・エアーが機材を提供し、
使用機体はボーイング737型機。
機内の備品や客室乗務員の制服には、バチカンのロゴが描かれている。
就航初日には、ローマのフィウミチーノ空港から、
ルルドの泉の奇跡で知られるフランスのルルドへ、信者を乗せて飛び立った。
今後は、低価格路線を続けながら、
ポルトガルのファティマやスペインのコンポステーラ、
モーゼが十戒を授かったエジプトのシナイ山など各聖地へ、
安全に格安で信者を運びたいとしている。
http://cnn.co.jp/business/CNN200708280019.html
*******************************
これはいいですね。
私もぜひ乗ってみたいです。
カトリック信者ではありませんが。
日本でも、観光地めぐりをするような航空会社があるといいですね。
世界遺産を周遊するとか、映画ロケ地をめぐるとか。
ますます逃避行に走りそうですね?!
ローマ・カトリック総本山のバチカンによる、
カトリック信者向けのバチカン航空が就航。
ローマと各国の聖地を結ぶチャーター便で、
年間15万人の利用者を見込んでいる。
イタリアの貨物航空会社ミストラル・エアーが機材を提供し、
使用機体はボーイング737型機。
機内の備品や客室乗務員の制服には、バチカンのロゴが描かれている。
就航初日には、ローマのフィウミチーノ空港から、
ルルドの泉の奇跡で知られるフランスのルルドへ、信者を乗せて飛び立った。
今後は、低価格路線を続けながら、
ポルトガルのファティマやスペインのコンポステーラ、
モーゼが十戒を授かったエジプトのシナイ山など各聖地へ、
安全に格安で信者を運びたいとしている。
http://cnn.co.jp/business/CNN200708280019.html
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これはいいですね。
私もぜひ乗ってみたいです。
カトリック信者ではありませんが。
日本でも、観光地めぐりをするような航空会社があるといいですね。
世界遺産を周遊するとか、映画ロケ地をめぐるとか。
ますます逃避行に走りそうですね?!
2007年9月1日土曜日
成人ぜんそくの機構解明 兵庫医大、免疫が悪玉化
(共同通信社 2007年8月28日)
成人に多い難治性ぜんそくは、
かぜなどによるのどの炎症で免疫細胞の一種が悪玉化し、
特殊なアレルギー反応が起きるのが原因とする研究結果を、
兵庫医大の中西憲司教授(免疫学)らが発表。
小児ぜんそくは、カビやダニなどが原因で起きることが多いが、
成人ぜんそくは自分の体が作り出す炎症関連物質が悪さをしているらしい。
「この物質の働きを弱められれば、深刻な症状の軽減につながる」。
佐賀大、大阪大との共同研究。
中西教授は、マウスののどに毒素を入れて炎症を起こし、反応を分析。
炎症部位から出る物質が、リンパ球の一種に働きかけて
異常な免疫反応を起こし、呼吸困難や気管支炎を招くことを突き止めた。
こうした免疫反応は、繰り返し起きてぜんそく症状が悪化するが、
この物質を抑えると症状が治まることも確認。
「成人ぜんそくが慢性化する仕組みが解明できた。
大型動物でも実験したい」。
http://www.m3.com/news/news.jsp?sourceType=GENERAL&categoryId=&articleId=53296
***************************
ぜんそくは、慢性的な病気です。
免疫システムに異常が来たしていることは確かですが、
どのようなメカニズムでぜんそくが起こるのかは、
明らかにされていませんでした。
スポーツ選手では、ウィンタースポーツを行っている選手に
ぜんそくの発症が多いようです。
ぜんそくの機能が解明されれば、
スポーツ選手のぜんそく予防にも役立つと思います。
成人に多い難治性ぜんそくは、
かぜなどによるのどの炎症で免疫細胞の一種が悪玉化し、
特殊なアレルギー反応が起きるのが原因とする研究結果を、
兵庫医大の中西憲司教授(免疫学)らが発表。
小児ぜんそくは、カビやダニなどが原因で起きることが多いが、
成人ぜんそくは自分の体が作り出す炎症関連物質が悪さをしているらしい。
「この物質の働きを弱められれば、深刻な症状の軽減につながる」。
佐賀大、大阪大との共同研究。
中西教授は、マウスののどに毒素を入れて炎症を起こし、反応を分析。
炎症部位から出る物質が、リンパ球の一種に働きかけて
異常な免疫反応を起こし、呼吸困難や気管支炎を招くことを突き止めた。
こうした免疫反応は、繰り返し起きてぜんそく症状が悪化するが、
この物質を抑えると症状が治まることも確認。
「成人ぜんそくが慢性化する仕組みが解明できた。
大型動物でも実験したい」。
http://www.m3.com/news/news.jsp?sourceType=GENERAL&categoryId=&articleId=53296
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ぜんそくは、慢性的な病気です。
免疫システムに異常が来たしていることは確かですが、
どのようなメカニズムでぜんそくが起こるのかは、
明らかにされていませんでした。
スポーツ選手では、ウィンタースポーツを行っている選手に
ぜんそくの発症が多いようです。
ぜんそくの機能が解明されれば、
スポーツ選手のぜんそく予防にも役立つと思います。
2007年8月31日金曜日
理研:左右の神経なぜ混線 防ぐたんぱく質解明 突然変異マウスで
(毎日新聞 2007年8月29日)
左右の神経の混線を防ぐ仕組みを、
理化学研究所の岩里琢治・副チームリーダーらが突き止めた。
神経細胞の先端部分のたんぱく質が、
運動機能をつかさどる脊椎内で逆方向への延伸を食い止めていた。
両手が一緒に動いてしまう先天性疾患の原因解明や
再生医療研究に役立つという。
左右の足を一緒に動かし、ウサギのように跳びはねて歩く
突然変異マウスを偶然見つけ、「ミッフィー」と名付けた。
通常、マウスやヒトは左半身の動きを右側の脳、右半身を左側の脳が制御。
左右の大脳皮質から伸びた神経は、脊椎の手前で交差し、
左右反対側に伸びて筋肉を動かす末梢神経とつながっている。
脊椎内は、「正中線」という境界線で左右に区切られており、
境界線には神経の「進入禁止」標識の役割を果たす膜たんぱく質がある。
神経細胞の先端が正中線にぶつかると、神経は境界線を越えない仕組み。
しかし、「ミッフィー」を調べると、
脊椎内の神経の多くが左右の境界線を越えて混線していた。
遺伝子解析の結果、「αキメリン」というたんぱく質をつくる遺伝子が壊れていた。
研究チームは、αキメリンが境界線を越えて神経が伸びないようにする
役割を果たしていることを、培養細胞などの実験で明らかに。
http://www.mainichi-msn.co.jp/science/kagaku/news/20070829ddm016040038000c.html
****************************
神経がなぜ左右に分かれ、しかも混線せずに整列されているのか?
そのカギが見つかりましたね。
マウスでは、遺伝子疾患として認められましたが、
人でもこのような混線した状態、疾患は見られるのでしょうか?
神経系の発生、修復に関する知見は、
再生医学にとっても必要な情報です。
私は昔、よくウサギのように飛び跳ねていたものです。
頭の中もよく混線しますが・・・。
左右の神経の混線を防ぐ仕組みを、
理化学研究所の岩里琢治・副チームリーダーらが突き止めた。
神経細胞の先端部分のたんぱく質が、
運動機能をつかさどる脊椎内で逆方向への延伸を食い止めていた。
両手が一緒に動いてしまう先天性疾患の原因解明や
再生医療研究に役立つという。
左右の足を一緒に動かし、ウサギのように跳びはねて歩く
突然変異マウスを偶然見つけ、「ミッフィー」と名付けた。
通常、マウスやヒトは左半身の動きを右側の脳、右半身を左側の脳が制御。
左右の大脳皮質から伸びた神経は、脊椎の手前で交差し、
左右反対側に伸びて筋肉を動かす末梢神経とつながっている。
脊椎内は、「正中線」という境界線で左右に区切られており、
境界線には神経の「進入禁止」標識の役割を果たす膜たんぱく質がある。
神経細胞の先端が正中線にぶつかると、神経は境界線を越えない仕組み。
しかし、「ミッフィー」を調べると、
脊椎内の神経の多くが左右の境界線を越えて混線していた。
遺伝子解析の結果、「αキメリン」というたんぱく質をつくる遺伝子が壊れていた。
研究チームは、αキメリンが境界線を越えて神経が伸びないようにする
役割を果たしていることを、培養細胞などの実験で明らかに。
http://www.mainichi-msn.co.jp/science/kagaku/news/20070829ddm016040038000c.html
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神経がなぜ左右に分かれ、しかも混線せずに整列されているのか?
そのカギが見つかりましたね。
マウスでは、遺伝子疾患として認められましたが、
人でもこのような混線した状態、疾患は見られるのでしょうか?
神経系の発生、修復に関する知見は、
再生医学にとっても必要な情報です。
私は昔、よくウサギのように飛び跳ねていたものです。
頭の中もよく混線しますが・・・。
2007年8月29日水曜日
アメフット:関学大がNFLと提携し選手育成
(毎日新聞 2007年8月24日)
関学大アメリカンフットボール部は、
米国プロフットボールリーグ(NFL)と提携し、
「NFL選手育成プログラム」を実施すると発表。
既に立命大、日大が同様の提携を結んでおり、国内では3校目。
将来の日本人NFL選手を育てるのが目的で、
将来性の高い同部所属の学生4人を選び、
NFLコーチのクリニックや英語の専門講義を受ける。
今年度から実施。
http://www.mainichi-msn.co.jp/sports/feature/news/20070825k0000m050037000c.html
***********************
これはいいニュースですね。
日本のアメフトのレベルを上げるには、NFLと提携するのがいい。
レベルの高い練習、試合をしなければ、強くはなれない。
国際経験を積めるというのも、学生にとって貴重な財産に。
サッカーでは、プロチームと学生チームの交流が盛んです。
しかし、野球ではいまだにプロとアマの交流を阻む壁がありますね。
国内外問わず、プロ・アマ問わず、
交流する機会を多く作るための環境を整えることが、
協会トップがすべき本来の仕事だと思いますが・・・。
関学大アメリカンフットボール部は、
米国プロフットボールリーグ(NFL)と提携し、
「NFL選手育成プログラム」を実施すると発表。
既に立命大、日大が同様の提携を結んでおり、国内では3校目。
将来の日本人NFL選手を育てるのが目的で、
将来性の高い同部所属の学生4人を選び、
NFLコーチのクリニックや英語の専門講義を受ける。
今年度から実施。
http://www.mainichi-msn.co.jp/sports/feature/news/20070825k0000m050037000c.html
***********************
これはいいニュースですね。
日本のアメフトのレベルを上げるには、NFLと提携するのがいい。
レベルの高い練習、試合をしなければ、強くはなれない。
国際経験を積めるというのも、学生にとって貴重な財産に。
サッカーでは、プロチームと学生チームの交流が盛んです。
しかし、野球ではいまだにプロとアマの交流を阻む壁がありますね。
国内外問わず、プロ・アマ問わず、
交流する機会を多く作るための環境を整えることが、
協会トップがすべき本来の仕事だと思いますが・・・。
2007年8月28日火曜日
こんな目覚めはしたくない! 進化しすぎてるアラーム・クロック

最近の目覚まし時計は、いろいろなアイデア商品が出ています。
追いかけて止めなければならない逃げ回る時計や、
部屋の中を飛行するプロペラをキャッチしないと鳴りやまない、というものまで……。
ベッド脇のテーブルに置いても、高さ1メートルまでなら壊れることなく、
ジャンプして床を逃げ回ることが可能なんだそう。
部屋中をあっちこっち行きながら、またアラームを鳴らします。
部屋中をあっちこっち行きながら、またアラームを鳴らします。
なんと、3メートル上空まで飛行することができるそう。
アラーム音を止めるただひとつの方法は、
このプロペラを捕まえて時計本体に戻すことなのです。
***********************
こんな目覚まし時計があったら、
朝っぱらから格闘しなければなりませんね。
健康にいいかも??
逆にストレスがたまってしまいそうですが・・・。
ちなみに、私は寝起きがいいので、
目覚ましが鳴ればすぐに起きます。
その後、また寝ちゃいますが・・・。
大畑、左アキレスけん断裂=W杯絶望-ラグビー
(時事通信 8月26日)
ラグビー日本代表のWTB大畑大介(神戸製鋼)が25日、
イタリア・トレビゾで行われたポルトガル代表との調整試合で
左アキレスけん断裂の大けがを負い、
9月7日に開幕するワールドカップ(W杯)の出場は絶望となった。
大畑は、1月に右アキレスけんを断裂したが、順調な回復を見せ、
7月から日本代表に復帰していた。
大畑は、テストマッチで世界最多の通算69トライを記録したトライゲッター。
W杯は、1999年大会と2003年大会に連続出場。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070826-00000012-jij-spo
******************
いや~、このニュースは残念です。
大畑選手は、今の日本代表のなかでも唯一の花形選手。
ラグビーのワールドカップが9月に始まるというのに、
日本のマスコミはまったくといっていいほど取り上げない。
だから、せめて大畑選手がいて活躍してくれれば、
また彼の持つ世界最多のトライ数を更新してくれれば、
少しでも注目されることになるのでは、と思っていたが・・・。
選手にケガは付きもの、とはいえ直前でのリタイアは残念です。
ま、残りの選手たちが発奮して、
初戦のオーストラリア戦に健闘して、
フィージー、カナダに勝って、
ウェールズにはまぐれでも奇跡でもいいから勝って、
決勝トーナメントに進んでほしいです!!!
ラグビー日本代表のWTB大畑大介(神戸製鋼)が25日、
イタリア・トレビゾで行われたポルトガル代表との調整試合で
左アキレスけん断裂の大けがを負い、
9月7日に開幕するワールドカップ(W杯)の出場は絶望となった。
大畑は、1月に右アキレスけんを断裂したが、順調な回復を見せ、
7月から日本代表に復帰していた。
大畑は、テストマッチで世界最多の通算69トライを記録したトライゲッター。
W杯は、1999年大会と2003年大会に連続出場。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070826-00000012-jij-spo
******************
いや~、このニュースは残念です。
大畑選手は、今の日本代表のなかでも唯一の花形選手。
ラグビーのワールドカップが9月に始まるというのに、
日本のマスコミはまったくといっていいほど取り上げない。
だから、せめて大畑選手がいて活躍してくれれば、
また彼の持つ世界最多のトライ数を更新してくれれば、
少しでも注目されることになるのでは、と思っていたが・・・。
選手にケガは付きもの、とはいえ直前でのリタイアは残念です。
ま、残りの選手たちが発奮して、
初戦のオーストラリア戦に健闘して、
フィージー、カナダに勝って、
ウェールズにはまぐれでも奇跡でもいいから勝って、
決勝トーナメントに進んでほしいです!!!
2007年8月27日月曜日
文科省:概算要求方針固める 3年で小中教員2万1千人増
(毎日新聞 2007年8月23日)
文部科学省は、来年度から3年間で、
小中学校の教職員を約2万1000人増員する人事計画をまとめた。
教職員の待遇改善が狙いで、
初年度は管理職を補佐する主幹教諭の配置など計約7100人を要求。
教職員の人件費にあたる「義務教育費国庫負担金」は、
対前年度比298億円増の1兆6957億円を要求。
安倍晋三首相は、教育再生を政権の最重要課題に掲げ、
同省の教育再生関連予算は安倍政権の目玉予算に。
行政改革推進法で教員の定数減を求められている中で、
参院選で敗北して求心力を失いつつある安倍首相が、
教員増を盛り込む教育予算を実現できるかが注目。
同省は新年度予算の概算要求で、
「子どもと向き合う時間の拡充および教員の適切な処遇」として、
義務教育費国庫負担金のほか、非常勤講師の配置(77億円)や
事務作業の外部委託(205億円)の新規事業も盛り込む。
義務教育費国庫負担金の内訳は、
▽主幹教諭や事務職員の配置(167億円)
▽メリハリある教員給与体系の実現(89億円)など。
約7100人の増員計画は、主幹教諭(約3600人)、
▽習熟度別少人数指導の充実(約1900人)
▽事務負担の軽減(485人)
▽栄養教諭(約150人)など。
文科省によると、小中学校の教員数は現在、約70万人。
伊吹文明文科相はこれまで、「教師が多忙であることは
(国会の)各公聴会、参考人の話でも出ている。
これをどう緩和してあげるかだ」などと
教職員の待遇改善の必要性を強調。
http://www.mainichi-msn.co.jp/keizai/seisaku/news/20070823k0000m010144000c.html
**************************
教師が多忙である、ということはよく聞く話です。
でも、それは学習面以外のところに時間を割かれているからでは。
特に、生活指導と部活動の負担が大きい。
いじめによる自殺や夜遊びする生徒がいるので、
生活指導はある程度必要。
しかし、教師だけで解決できる問題ではない。
もっと学校をオープンにして、
地域の人たちと協力し合う体制を整えることが大事。
なぜなら、生徒の生活領域は地域内がほとんどなのだから。
部活動も、ほぼ毎日練習するような部もある。
これでは、生徒も先生も新たな知識を得ようという活力が生まれない。
教員数、予算を増やすのはいいが、
教育現場をもっと分析し、解決策を明確に示すことが大事。
本来、これは教育委員会の仕事のはずだが・・・。
文部科学省は、来年度から3年間で、
小中学校の教職員を約2万1000人増員する人事計画をまとめた。
教職員の待遇改善が狙いで、
初年度は管理職を補佐する主幹教諭の配置など計約7100人を要求。
教職員の人件費にあたる「義務教育費国庫負担金」は、
対前年度比298億円増の1兆6957億円を要求。
安倍晋三首相は、教育再生を政権の最重要課題に掲げ、
同省の教育再生関連予算は安倍政権の目玉予算に。
行政改革推進法で教員の定数減を求められている中で、
参院選で敗北して求心力を失いつつある安倍首相が、
教員増を盛り込む教育予算を実現できるかが注目。
同省は新年度予算の概算要求で、
「子どもと向き合う時間の拡充および教員の適切な処遇」として、
義務教育費国庫負担金のほか、非常勤講師の配置(77億円)や
事務作業の外部委託(205億円)の新規事業も盛り込む。
義務教育費国庫負担金の内訳は、
▽主幹教諭や事務職員の配置(167億円)
▽メリハリある教員給与体系の実現(89億円)など。
約7100人の増員計画は、主幹教諭(約3600人)、
▽習熟度別少人数指導の充実(約1900人)
▽事務負担の軽減(485人)
▽栄養教諭(約150人)など。
文科省によると、小中学校の教員数は現在、約70万人。
伊吹文明文科相はこれまで、「教師が多忙であることは
(国会の)各公聴会、参考人の話でも出ている。
これをどう緩和してあげるかだ」などと
教職員の待遇改善の必要性を強調。
http://www.mainichi-msn.co.jp/keizai/seisaku/news/20070823k0000m010144000c.html
**************************
教師が多忙である、ということはよく聞く話です。
でも、それは学習面以外のところに時間を割かれているからでは。
特に、生活指導と部活動の負担が大きい。
いじめによる自殺や夜遊びする生徒がいるので、
生活指導はある程度必要。
しかし、教師だけで解決できる問題ではない。
もっと学校をオープンにして、
地域の人たちと協力し合う体制を整えることが大事。
なぜなら、生徒の生活領域は地域内がほとんどなのだから。
部活動も、ほぼ毎日練習するような部もある。
これでは、生徒も先生も新たな知識を得ようという活力が生まれない。
教員数、予算を増やすのはいいが、
教育現場をもっと分析し、解決策を明確に示すことが大事。
本来、これは教育委員会の仕事のはずだが・・・。
2007年8月26日日曜日
がん抑制遺伝子p53:がん細胞殺す“スイッチ” たんぱく質特定
(毎日新聞 2007年8月24日)
がん抑制遺伝子の一つ「p53」が、
異常をきたした細胞を自殺に導く際に不可欠なたんぱく質を、
千葉大医学部や大鵬薬品工業などの研究チームが特定。
肺がんや大腸がんなど約半数の種類のがんで、
p53が正常に働いていないことが分かっている。
このたんぱく質の機能を詳しく調べれば、正常な細胞には影響を与えず、
がん細胞だけを自殺させる新薬の開発につながる可能性が。
がん発症のメカニズムの解明にもつながる成果に。
p53は、人間のあらゆる細胞にあるが、通常はあまり働かず眠った状態。
DNAが損傷を受けると細胞に異常が起きるが、
その細胞ではp53が活性化され、細胞を自殺に導く指令を出したり、
増殖を止めて損傷修復の時間をかせぐなど、
異常な細胞が増えるのを防いでいる。
しかし、正常に働かない場合がある理由は、謎???
田中知明・千葉大助教(分子腫瘍学)らは、
細胞の中で遺伝子が働く際、DNAと特定のたんぱく質が
「クロマチン」と呼ばれる複合体を作ることに着目。
肺がん細胞のクロマチンを分析し、p53と結合する分子を調べた結果、
「CSE1」というたんぱく質を発見。
肺がん、大腸がん、乳がんの細胞を使った実験で、
p53とCSE1が結合しないと細胞の自殺が起こらないことを確認。
「CSE1は、細胞の生死を左右するスイッチ的な役割を持つたんぱく質。
新しいタイプの薬の開発につながる可能性がある」。
http://www.mainichi-msn.co.jp/science/kagaku/news/20070824dde001040051000c.html
**********************
p53の役割はある程度分かっていましたが、
アポトーシス(細胞の自殺)を起こすには、CSE1と結合する必要がある。
アポトーシスのメカニズムはまだまだ分かっていません。
がん化を防ぐためには、
アポトーシスを起こして異常な細胞を除去させる必要があります。
アポトーシスのオン・オフを制御することができれば、
がん治療に効果的かもしれませんね。
私の場合は、おなかに蓄積した脂肪が
アポトーシスを起こしてくれるとうれしいですね?!
がん抑制遺伝子の一つ「p53」が、
異常をきたした細胞を自殺に導く際に不可欠なたんぱく質を、
千葉大医学部や大鵬薬品工業などの研究チームが特定。
肺がんや大腸がんなど約半数の種類のがんで、
p53が正常に働いていないことが分かっている。
このたんぱく質の機能を詳しく調べれば、正常な細胞には影響を与えず、
がん細胞だけを自殺させる新薬の開発につながる可能性が。
がん発症のメカニズムの解明にもつながる成果に。
p53は、人間のあらゆる細胞にあるが、通常はあまり働かず眠った状態。
DNAが損傷を受けると細胞に異常が起きるが、
その細胞ではp53が活性化され、細胞を自殺に導く指令を出したり、
増殖を止めて損傷修復の時間をかせぐなど、
異常な細胞が増えるのを防いでいる。
しかし、正常に働かない場合がある理由は、謎???
田中知明・千葉大助教(分子腫瘍学)らは、
細胞の中で遺伝子が働く際、DNAと特定のたんぱく質が
「クロマチン」と呼ばれる複合体を作ることに着目。
肺がん細胞のクロマチンを分析し、p53と結合する分子を調べた結果、
「CSE1」というたんぱく質を発見。
肺がん、大腸がん、乳がんの細胞を使った実験で、
p53とCSE1が結合しないと細胞の自殺が起こらないことを確認。
「CSE1は、細胞の生死を左右するスイッチ的な役割を持つたんぱく質。
新しいタイプの薬の開発につながる可能性がある」。
http://www.mainichi-msn.co.jp/science/kagaku/news/20070824dde001040051000c.html
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p53の役割はある程度分かっていましたが、
アポトーシス(細胞の自殺)を起こすには、CSE1と結合する必要がある。
アポトーシスのメカニズムはまだまだ分かっていません。
がん化を防ぐためには、
アポトーシスを起こして異常な細胞を除去させる必要があります。
アポトーシスのオン・オフを制御することができれば、
がん治療に効果的かもしれませんね。
私の場合は、おなかに蓄積した脂肪が
アポトーシスを起こしてくれるとうれしいですね?!
2007年8月24日金曜日
国際情報五輪:三重の高3・片岡さん、2年連続金メダル
(毎日新聞 2007年8月22日)
クロアチアで開かれた国際情報オリンピックで、
三重県の高田高3年、片岡俊基さんが2年連続で金メダルを受賞。
片岡さんは、今年7月に開かれた国際数学オリンピックでも金メダルを獲得。
このほか、灘高3年、吉田雄紀さんが銀メダル、
筑波大付属駒場高2年、松元叡一さんが銅メダルを獲得。
大会は今月15~22日に開かれ、77カ国から高校生など285人が参加。
コンピューターを使ったプログラム作成能力などを競った。
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/edu/news/20070823k0000m040089000c.html
**************************
これは素晴らしい偉業ですね!!
スポーツではなく、学術レベルを競うオリンピック。
別に国別対抗というわけではないが、
やはり日本人が好成績を収めるとうれしいですね。
高校生が、このような競技会にもっと参加してほしいです。
受験勉強では、学問の面白さを十分に味わうことはできないから。
まあ、私の場合は競技会に参加する以前のレベルですがね?!
クロアチアで開かれた国際情報オリンピックで、
三重県の高田高3年、片岡俊基さんが2年連続で金メダルを受賞。
片岡さんは、今年7月に開かれた国際数学オリンピックでも金メダルを獲得。
このほか、灘高3年、吉田雄紀さんが銀メダル、
筑波大付属駒場高2年、松元叡一さんが銅メダルを獲得。
大会は今月15~22日に開かれ、77カ国から高校生など285人が参加。
コンピューターを使ったプログラム作成能力などを競った。
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/edu/news/20070823k0000m040089000c.html
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これは素晴らしい偉業ですね!!
スポーツではなく、学術レベルを競うオリンピック。
別に国別対抗というわけではないが、
やはり日本人が好成績を収めるとうれしいですね。
高校生が、このような競技会にもっと参加してほしいです。
受験勉強では、学問の面白さを十分に味わうことはできないから。
まあ、私の場合は競技会に参加する以前のレベルですがね?!
岩手、県を挙げて自殺防止 自殺率全国2位
(毎日 2007年8月12日)
06年の県内自殺率は、34・2人(対人口10万人)で
秋田に次いで全国2位。
9月は「自殺防止月間」でもあり、関係者の自殺対策の取り組みにも力が入る。
自殺率が高い久慈地域では今年度、久慈地方振興局が
「こころのヘルスアップサポーター」(仮称)を250人養成。
地域でうつの知識を身に着け、うつ症状に悩む人の存在に気付き、
適切な相談窓口などにつなぐのが目的。
養成の対象は、地域の事情に詳しい民生児童委員や保健推進員。
管内各市町村の保健師が講師となり、うつについての養成講座を開く。
うつの疑いに気付いたサポーターは、市町村の保健師に連絡し、
治療が必要な場合は専門医の診察などにつなげていくという。
また療養中の場合は見守り、地域で孤立しない環境をつくる。
県は昨年、官民の関係団体で構成する県自殺予防対策推進協議会を設置。
各分野で取り組む具体的な行動計画を、
自殺対策アクションプランにまとめた。
今年度は、全保健所に自殺対策専用の相談窓口を設置する方針。
また、自殺率の高い久慈や二戸のほか、北上、一関の4保健所管内で
住民検診などの際に、質問表でうつ状態をチェックする
「うつスクリーニング」を実施する予定。
自殺防止月間は、政府の自殺予防週間(9月10-16日)に合わせて
県が独自に設定したもの。
うつや自殺について考えるフォーラムを、
9月30日午前10時から盛岡市の岩手教育会館大ホールで開く。
奥州市の市民劇団、「演劇集団 空想工房」が
自殺を考える男性を描いた「星のしずく」を上演するほか、
自殺で家族を失った遺族らによるパネルディスカッション、
どこでも誰でもできる話の聞き方などの実践報告などを行う。
県障害保健福祉課の朽木正彦療育精神担当課長は、
「遺族は、『自殺で死んだ』と周囲に言えない。
周囲もどう声をかけていいか分からない。
どんな思いでいるのかをまずみんなが知る必要がある」。
社会福祉法人「盛岡いのちの電話」が、
相談の電話を受けるボランティアを募集。
盛岡いのちの電話は、91年1月に開局。
年中無休で、正午~午後9時(日曜日は午後6時まで)電話を受け付け。
件数は、開局後から毎年増加し、
97年は4853件だったが、06年は1万135件と倍増。
現在約70人のボランティアが3時間交代で、電話を受けているが、
一人当たりの負担がかなり大きくなっていることなどから募集。
応募者には、9月7日~11月24日までの全11回の
公開講座や体験学習などの研修を受けた後、ボランティアとして活動。
公開講座の受講料は全部で1万円。
場所は、主に盛岡市本町通の岩手カトリックセンター。
原則23-60歳くらいの男女40人を募集。
ボランティアを希望していなくても、1講座1000円で誰でも参加可。
問い合わせ 019・652・4162。
http://www.m3.com/news/news.jsp?sourceType=GENERAL&categoryId=&articleId=52279
************************
自殺は、一人の人生が単に終わった、ということではない。
家族や親友、その人に関わったすべての人に衝撃を与え、喪失感を与える。
事故や病気で亡くなった場合には、
その人の人生について、いのちについてしみじみと考え、感じることができる。
でも自殺の場合は、その人の人生がつまらないものに。
すべてが虚しく感じてしまいます。
生きたいと思っても、生きつづけることができない人は世界中にたくさんいます。
自分勝手な思い込みで死に逃げるのではなく、
社会に貢献して自分の人生を豊かにすることを考えてほしいです。
06年の県内自殺率は、34・2人(対人口10万人)で
秋田に次いで全国2位。
9月は「自殺防止月間」でもあり、関係者の自殺対策の取り組みにも力が入る。
自殺率が高い久慈地域では今年度、久慈地方振興局が
「こころのヘルスアップサポーター」(仮称)を250人養成。
地域でうつの知識を身に着け、うつ症状に悩む人の存在に気付き、
適切な相談窓口などにつなぐのが目的。
養成の対象は、地域の事情に詳しい民生児童委員や保健推進員。
管内各市町村の保健師が講師となり、うつについての養成講座を開く。
うつの疑いに気付いたサポーターは、市町村の保健師に連絡し、
治療が必要な場合は専門医の診察などにつなげていくという。
また療養中の場合は見守り、地域で孤立しない環境をつくる。
県は昨年、官民の関係団体で構成する県自殺予防対策推進協議会を設置。
各分野で取り組む具体的な行動計画を、
自殺対策アクションプランにまとめた。
今年度は、全保健所に自殺対策専用の相談窓口を設置する方針。
また、自殺率の高い久慈や二戸のほか、北上、一関の4保健所管内で
住民検診などの際に、質問表でうつ状態をチェックする
「うつスクリーニング」を実施する予定。
自殺防止月間は、政府の自殺予防週間(9月10-16日)に合わせて
県が独自に設定したもの。
うつや自殺について考えるフォーラムを、
9月30日午前10時から盛岡市の岩手教育会館大ホールで開く。
奥州市の市民劇団、「演劇集団 空想工房」が
自殺を考える男性を描いた「星のしずく」を上演するほか、
自殺で家族を失った遺族らによるパネルディスカッション、
どこでも誰でもできる話の聞き方などの実践報告などを行う。
県障害保健福祉課の朽木正彦療育精神担当課長は、
「遺族は、『自殺で死んだ』と周囲に言えない。
周囲もどう声をかけていいか分からない。
どんな思いでいるのかをまずみんなが知る必要がある」。
社会福祉法人「盛岡いのちの電話」が、
相談の電話を受けるボランティアを募集。
盛岡いのちの電話は、91年1月に開局。
年中無休で、正午~午後9時(日曜日は午後6時まで)電話を受け付け。
件数は、開局後から毎年増加し、
97年は4853件だったが、06年は1万135件と倍増。
現在約70人のボランティアが3時間交代で、電話を受けているが、
一人当たりの負担がかなり大きくなっていることなどから募集。
応募者には、9月7日~11月24日までの全11回の
公開講座や体験学習などの研修を受けた後、ボランティアとして活動。
公開講座の受講料は全部で1万円。
場所は、主に盛岡市本町通の岩手カトリックセンター。
原則23-60歳くらいの男女40人を募集。
ボランティアを希望していなくても、1講座1000円で誰でも参加可。
問い合わせ 019・652・4162。
http://www.m3.com/news/news.jsp?sourceType=GENERAL&categoryId=&articleId=52279
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自殺は、一人の人生が単に終わった、ということではない。
家族や親友、その人に関わったすべての人に衝撃を与え、喪失感を与える。
事故や病気で亡くなった場合には、
その人の人生について、いのちについてしみじみと考え、感じることができる。
でも自殺の場合は、その人の人生がつまらないものに。
すべてが虚しく感じてしまいます。
生きたいと思っても、生きつづけることができない人は世界中にたくさんいます。
自分勝手な思い込みで死に逃げるのではなく、
社会に貢献して自分の人生を豊かにすることを考えてほしいです。
2007年8月23日木曜日
体内時計の鍵となる新たな遺伝子を発見!
(nature asia-pacific、西村尚子サイエンスライター)
理化学研究所 発生・再生科学総合研究センター システムバイオロジー研究チーム
上田泰己チームリーダー(TL)
徹夜や時差のある国への旅行によって、
1日の生活リズムが大きく狂ってしまうのは、
私たちの体内に24時間周期でリズムを刻む時計があるから。
体内時計は、「時計遺伝子」と総称される複数の遺伝子によって
機能すると考えられているが、
上田TLらのグループは、ショウジョウバエを使って、
その鍵となりうる新たな遺伝子を発見。
体内時計は、バクテリアからショウジョウバエ、マウス、ヒトに至るまで
多くの生物種にあり、24時間周期の生体リズムを作り出している。
ヒトでは、睡眠や覚醒などに関与し、さまざまな生理機能に影響を与えている。
これまでに、ほ乳類では約20の時計遺伝子候補が同定され、
そのうち朝、昼、晩にそれぞれ発現する3つの遺伝子のある配列(制御配列)が
体内時計の中核を担っているとの説が有力。
上田TLらは、ショウジョウバエの頭部において
24時間周期のリズムで発現している遺伝子を200個突き止め、
そのうち137遺伝子についての変異体を作り出した。
次に、RNAi技術(in vivo RNAi)を用いて、
脳内の時計組織(24時間周期を制御する神経細胞群)における
それぞれの遺伝子の発現を抑制して解析したところ、
5つの遺伝子が時計遺伝子の候補に。
そのなかで、体内時計への影響が最も大きかったcwo遺伝子を
「チップ・オン・チップ」を用いて解析した結果、
この遺伝子が自分自身や他の時計遺伝子を制御していることが明らかに。
cwo遺伝子の「cwo」は、「Clockwork Orange(時計じかけのオレンジ)」の略。
この遺伝子に、「オレンジドメイン」とよばれる配列が含まれていたことから、
アンソニー・バージェスによる原作をスタンリー・キュービックが監督した
『時計じかけのオレンジ』という映画にちなんで、
遺伝子にも同じ名前が付けられたという。
「cwo遺伝子は、ヒト体内時計に関与するDec1、Dec2、Hes5遺伝子と似た配列。
ほ乳類のDec1、Dec2遺伝子は、体内時計の中枢(視交差上核)で
約24時間ごとに発現し、時計遺伝子の転写を抑制する」と上田TL。
体内時計の研究の歴史は古く、始まりは植物の概日リズムの認識。
1960年代には、体内時計の特徴が生理学的な実験で定量的に測定。
1980年代に入ると、分子生物学的な手法によって
体内時計システムを構成するさまざまな分子を明らかに。
「現在は、これまでの成果から定量的な性質をボトムアップに理解し、
体内時計システムの設計原理を分子レベルで解明する段階」。
cwo遺伝子の発見は、その重要な鍵に。
ハエは、「活発に活動する時間帯」と「あまり活動しない時間帯」が
周期的に現れる行動リズムをもつが、
cwo遺伝子の変異体ショウジョウバエでは、
24時間周期が約26時間に伸びたり、周期性が完全になくなったりした。
ヒトでも、体内時計の乱れによると思われるリズム障害が報告。
「cwo遺伝子に相当するヒトの遺伝子が、
リズム障害の診断や治療標的の候補にもなりうる」。
23億年程前に誕生したとされるシアノバクテリアにも体内時計があり、
体内時計の起源はきわめて古い。
「生命は、約24時間周期の地球の自転サイクルに影響を受けて、
進化の過程で体内時計を獲得したのだろう。
動物、シアノバクテリア、植物のそれぞれの体内時計をつくるために
機能する遺伝子群はそれぞれ異なっている。
おそらく、進化の過程で何度も、新たな時計が発明されたのだろう」。
ヒトは夜になるとなぜ眠くなるのか?
誰もが抱く素朴な疑問に答えが見つかる日は遠くないようだ。
http://www.natureasia.com/japan/tokushu/detail.php?id=39
**********************
体内時計の研究は、とても興味深いですね。
人間の生活リズムが徐々に夜型に変わりつつあります。
生物学的な生活リズムと、社会学的な生活リズムに
「ずれ」が生じています。
果たして、この「ずれ」はたいした問題ではないのか、
それとも深刻な問題となるのか?
そういう問題提起の意味でも、健康を考えるためにも、
このような研究で多くの知見を生み出してほしいです。
ちなみに、私は欧米に行った時に時差ぼけにはなりません。
生活リズムが合うようです。
日本での生活リズムが崩れているせいですが・・・
理化学研究所 発生・再生科学総合研究センター システムバイオロジー研究チーム
上田泰己チームリーダー(TL)
徹夜や時差のある国への旅行によって、
1日の生活リズムが大きく狂ってしまうのは、
私たちの体内に24時間周期でリズムを刻む時計があるから。
体内時計は、「時計遺伝子」と総称される複数の遺伝子によって
機能すると考えられているが、
上田TLらのグループは、ショウジョウバエを使って、
その鍵となりうる新たな遺伝子を発見。
体内時計は、バクテリアからショウジョウバエ、マウス、ヒトに至るまで
多くの生物種にあり、24時間周期の生体リズムを作り出している。
ヒトでは、睡眠や覚醒などに関与し、さまざまな生理機能に影響を与えている。
これまでに、ほ乳類では約20の時計遺伝子候補が同定され、
そのうち朝、昼、晩にそれぞれ発現する3つの遺伝子のある配列(制御配列)が
体内時計の中核を担っているとの説が有力。
上田TLらは、ショウジョウバエの頭部において
24時間周期のリズムで発現している遺伝子を200個突き止め、
そのうち137遺伝子についての変異体を作り出した。
次に、RNAi技術(in vivo RNAi)を用いて、
脳内の時計組織(24時間周期を制御する神経細胞群)における
それぞれの遺伝子の発現を抑制して解析したところ、
5つの遺伝子が時計遺伝子の候補に。
そのなかで、体内時計への影響が最も大きかったcwo遺伝子を
「チップ・オン・チップ」を用いて解析した結果、
この遺伝子が自分自身や他の時計遺伝子を制御していることが明らかに。
cwo遺伝子の「cwo」は、「Clockwork Orange(時計じかけのオレンジ)」の略。
この遺伝子に、「オレンジドメイン」とよばれる配列が含まれていたことから、
アンソニー・バージェスによる原作をスタンリー・キュービックが監督した
『時計じかけのオレンジ』という映画にちなんで、
遺伝子にも同じ名前が付けられたという。
「cwo遺伝子は、ヒト体内時計に関与するDec1、Dec2、Hes5遺伝子と似た配列。
ほ乳類のDec1、Dec2遺伝子は、体内時計の中枢(視交差上核)で
約24時間ごとに発現し、時計遺伝子の転写を抑制する」と上田TL。
体内時計の研究の歴史は古く、始まりは植物の概日リズムの認識。
1960年代には、体内時計の特徴が生理学的な実験で定量的に測定。
1980年代に入ると、分子生物学的な手法によって
体内時計システムを構成するさまざまな分子を明らかに。
「現在は、これまでの成果から定量的な性質をボトムアップに理解し、
体内時計システムの設計原理を分子レベルで解明する段階」。
cwo遺伝子の発見は、その重要な鍵に。
ハエは、「活発に活動する時間帯」と「あまり活動しない時間帯」が
周期的に現れる行動リズムをもつが、
cwo遺伝子の変異体ショウジョウバエでは、
24時間周期が約26時間に伸びたり、周期性が完全になくなったりした。
ヒトでも、体内時計の乱れによると思われるリズム障害が報告。
「cwo遺伝子に相当するヒトの遺伝子が、
リズム障害の診断や治療標的の候補にもなりうる」。
23億年程前に誕生したとされるシアノバクテリアにも体内時計があり、
体内時計の起源はきわめて古い。
「生命は、約24時間周期の地球の自転サイクルに影響を受けて、
進化の過程で体内時計を獲得したのだろう。
動物、シアノバクテリア、植物のそれぞれの体内時計をつくるために
機能する遺伝子群はそれぞれ異なっている。
おそらく、進化の過程で何度も、新たな時計が発明されたのだろう」。
ヒトは夜になるとなぜ眠くなるのか?
誰もが抱く素朴な疑問に答えが見つかる日は遠くないようだ。
http://www.natureasia.com/japan/tokushu/detail.php?id=39
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体内時計の研究は、とても興味深いですね。
人間の生活リズムが徐々に夜型に変わりつつあります。
生物学的な生活リズムと、社会学的な生活リズムに
「ずれ」が生じています。
果たして、この「ずれ」はたいした問題ではないのか、
それとも深刻な問題となるのか?
そういう問題提起の意味でも、健康を考えるためにも、
このような研究で多くの知見を生み出してほしいです。
ちなみに、私は欧米に行った時に時差ぼけにはなりません。
生活リズムが合うようです。
日本での生活リズムが崩れているせいですが・・・
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