(日経ヘルス 2月25日)
青果物販売大手のドールは、日本で流通するバナナとしては
新品種となるラカタン種のバナナ、「ラカタンバナナ」を3月から本格発売。
ラカタン種は、一般的に日本で食べられているキャベンディッシュ種の
バナナに比べて、ひと回り以上小ぶりで、クエン酸が平均して約1.5倍
含まれているのが大きな特徴。
ほのかな酸味があり、口当たりもさっぱり。
バナナ特有のねっとり感が苦手という人も、食べやすい。
「本場フィリピンでは、『バナナのエリート』と称され、最も愛されている品種」
(ドール営業本部の大滝尋美さん)
バナナはもともと、ブドウ糖や果糖など様々な種類の糖分を含んで
エネルギーになりやすいため、運動前後に好んで食べる人が少なくない。
こうした点に加え、代謝を促すクエン酸も豊富なラカタン種は、
スポーツ後のエネルギー補給に最適として、ドールでは
「スポーツバナナ」として売り出していく考え。
PRの一環で、3月22日に開催される「東京マラソン2009」で、
参加者3万人に計6万本を無償提供する予定。
「通常のバナナが、1本の木から30kg程度とれるのに対し、
ラカタン種は15kg程度と希少性が高い」(大滝さん)ことなどから、
価格も1房298~350円と少し高め。
3月2日にはラカタンバナナの専用サイトを立ち上げ、品種の説明やレシピ、
販売店などの情報を提供していく考え。
http://nh.nikkeibp.co.jp/article/nhpro/20090225/103203/
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