(毎日 2009年7月28日)
ラグビーの2015年、19年のワールドカップ(W杯)開催地を
決める、国際ラグビー機構(IRB)の理事会が、ダブリンで開かれ、
投票の結果、日本の19年開催が決定。
87年から、4年に1回開催しているW杯だが、
欧州、南半球の伝統国・地域以外では初開催。
15年開催は、イングランドに決まった。
W杯開催地には、日本、イングランド(15年のみ立候補)のほか、
南アフリカ、イタリアと過去最多の4カ国・地域が名乗り。
IRBからW杯の運営を委託される
「ラグビー・ワールドカップ・リミテッド(RWCL)」は6月30日、
15年は伝統国で安定した収入が見込めるイングランド、
19年はアジア初開催で国際化の象徴となる日本をセットで推薦。
この推薦案を26人の理事が投票、賛成16、反対10で可決。
日本は、ニュージーランドに敗れた11年大会と同様、
今回も政府の財政保証を得られず、財政面では不安も残るが、
国際市場の開拓を目指すIRBは、アジアでの初開催に期待。
日本協会によると、開催期間は19年9月6日~10月20日。
会場は、日産スタジアムなど国内9カ所と
香港、シンガポールでの一部開催を予定。
現地で会見した日本招致委員会の真下昇委員長は、
「招致に携わった日本、アジアの関係者の皆さんと共に
喜びを分かち合いたい。アジアの市場拡大に尽力し、
大会の成功に向けて努力したい」
http://mainichi.jp/select/today/news/20090729k0000m050134000c.html?link_id=RTH05
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