2009年9月11日金曜日

豪からスキー誘客 県が本年度新事業

(岩手日報 9月1日)

県は本年度、オーストラリアからの観光客増加を目指し、
受け入れ態勢を整備。
オーストラリアの旅行会社を招いて県内視察を行うほか、
通訳が可能な人材を新たに雇用し、八幡平市・安比高原に
観光客や旅行会社からの問い合わせ窓口を設置。
外国人観光客増加による地域経済の活性化と雇用創出を狙う。

県観光課によると、厚生労働省のふるさと雇用再生特別基金
約2650万円を活用、「豪州観光客受け入れ態勢整備事業」を実施。
オーストラリアからのスキー客をターゲット。

八幡平市の安比高原(絹田辰雄社長)を事業委託先とし、
海外の旅行会社や観光客からの県内スキー情報や観光情報の
問い合わせ窓口を、安比高原施設内に新設。
県内の公共職業安定所などを通じて、通訳ができる人材を
10月から3人採用し、業務を行う。

冬季、オーストラリアの旅行会社の県内視察も予定。
約1~2週間、県内のスキー場や観光地を巡り見どころを紹介、
受け入れ態勢整備のための助言を受ける。

県観光課の藤田徹総括課長は、
「岩手の外国人観光客は、台湾をはじめとするアジアが大半。
スキーを契機とした新たな市場を開拓し、
環境を整えて観光客の増加を図りたい」と期待。

オーストラリアでは、スキーを目的とした日本への旅行が
近年注目を集め、北海道や長野県のスキー場などが人気。

安比高原の大畠孝志営業本部長は、
「オーストラリア人は長期滞在の傾向があり、波及効果も高い。
受け入れ態勢を整え、安心感のあるおもてなしで、
他県に負けない環境づくりに取り組みたい

http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20090901_11

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