2009年9月11日金曜日

世界最高齢?のTwitterユーザーは104歳の英おばあちゃん

(CNN 9月8日)

数行のつぶやきを投稿できる人気の一言ブログサービス
「Twitter」で、世界最高齢ユーザーと見られるのが、
104歳の英国在住のアイビー・ビーンさん。
彼女のつぶやきを追い掛ける登録フォロワーは
すでに、世界で2万7000人を超えている。

英国ブラッドフォードの老人施設で暮らすビーンさんは、
毎日が忙しい。
Twitterを更新し、老人施設のフリスビー大会では
75歳以上の部門で優勝。
自室では、人気ゲーム機Wiiでボウリングを楽しむ。
世界各地から取材や問い合わせがあり、友人も多い。
ある時、一人娘のサンドラ・ローガンさん(61)が訪問した際、
イスラエルからの電話で話し中だった。

ビーンさんは、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)の
フェイスブックも利用、約5000人の知り合いがいる。
フェイスブックよりも簡単だとして、今はTwitterの利用が中心。
「フェイスブックと違って、投稿するだけでいいから楽」

ビーンさんは兄弟4人、姉妹3人の大家族の中で育ったが、
全員が亡くなっている。
第二次世界大戦中、40歳を目前にして陸軍のコックだった
ハロルド・ギブソン・ビーンさんと結婚。
終戦後、ある貴族夫妻の家で、夫婦で住み込みの職を見つけた。
ビーンさんがメイド、ハロルド・ギブソンさんがコックと執事を担当。
1947年、サンドラさんを授かった。

ビーンさんが元気なのは、若い頃は体操選手だったためとも
考えられるが、暮らしている老人施設が入居者に対し、
様々な活動を奨励していることも大きい。

ある入居者は、写真を勉強したいということで週に1回、
地域大学の講座を受講。
息子がスペインにいるという入居者には、パスポートの取得を支援、
海外旅行の手続きを手伝う。
最近では、近くの大学と共同でクイズ大会を開催、
施設を訪問した大学生と対戦した。
テーマは歴史で、施設に入居する老人の勝利に終わった。
同施設のマネジャーは、編み物などとは違う、何か別のことに
熱中してもらいたいと話している。

ビーンさんに、ネットで人気のご自身について、
友人はどう思っているかとたずねると、
「焼き餅やいてるんじゃないかしら」と、冗談めかして笑った。

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