2009年9月7日月曜日

LED電球:各社続々と 寿命は白熱の40倍、消費電力8分の1 低価格化で人気上昇

(毎日 8月28日)

白熱電球より消費電力が少なく、
「次世代のエコ照明」と呼ばれる発光ダイオード(LED)電球が、
普及の兆しを見せ始めている。
価格の高さなどから普及が進まなかったが、
7月以降、東芝やシャープが割安な価格で一般家庭向け製品を
相次いで発売。市場の拡大が見込まれている。

LED電球は、寿命が白熱電球の約40倍の4万時間、
消費電力は約8分の1、1日10時間使っても10年間以上交換が不要
という省エネ性能が特長。
水銀が使われていないため、廃棄後の有害性が低く、
紫外線や赤外線の放射が少ないため、虫が集まりにくい利点。

LEDを使った照明器具は、05年ごろ登場、当初は明るさが足りず、
用途はホテルや店舗などのダウンライトなどに限られていた。
東芝(東芝ライテック)が技術開発を進め、今年3月、
40ワット相当の明るさで一般の白熱電球代わりに使える
家庭用のLED電球を1万500円で発売。

最大の課題は、白熱電球の100倍近くする高価格。
シャープが6月、最安タイプで4000円前後の
家庭用LED電球を発表すると、注文が殺到。
発売時期を、当初予定の7月から8月に延期するほど人気。
東芝は、価格を約5000円に引き下げた製品を7月に発売、
低価格化が進んだ。
NECも、4000円前後の商品を9月に発売、
三菱電機も近く参入する意向で、
拡大する市場での競争が始まりつつある。

家電量販店のビックカメラでは、7月半ばに低価格品が出てから
売り上げが伸び始め、「まだ試しに1個だけ買う人が多いが、
中には『家中の電球を換える』と複数買っていく人もいる」(広報室)。

民間調査会社の富士経済は、屋内施設向けLED照明の
国内市場規模は、09年度の36億円から17年度は143億円に
急拡大すると予想。
「環境意識や節約志向の高まりを背景に、
大手照明器具メーカーが10~12年にかけて、
白熱電球からLED照明器具に生産をシフトさせる」
量産効果で低価格化が加速すれば、
一般家庭への普及が一気に進みそう。

http://mainichi.jp/select/science/archive/news/2009/08/28/20090828ddm008020043000c.html

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