2009年9月2日水曜日

時差ボケ解消?体内時計を遅らす物質を発見

(2009年9月1日 読売新聞)

生物の基本的な機能を、約24時間の周期で調整する
「体内時計」を遅らせる物質を、
理化学研究所発生・再生科学総合研究センターの
上田泰己チームリーダーらが見つけた。

時差ボケや睡眠障害の治療薬の研究につながる成果として注目。
米科学アカデミー紀要電子版に掲載。

上田さんらは、人間の腫瘍などから採った細胞を培養し、
約1200種類の化合物を加えて反応を観察。
10種類の化合物に体内時計の周期を大きく遅らせる効果がある。

うち9種類は、時計遺伝子と深くかかわっている酵素の働きを妨げ、
周期を最大で2倍の48時間まで遅らせた。
温度を大きく下げても、安定して周期を保つ働きをすることも確認。

http://www.m3.com/news/GENERAL/2009/9/1/106798/

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