2009年9月1日火曜日

三陸の恵み、駅名でPR 釜石で三鉄が看板除幕

(岩手日報 8月28日)

三陸鉄道(山口和彦社長)が募集していた
駅の命名権(ネーミングライツ)で、釜石駅が
「南部さけコンドロイチン釜石駅」に決まり、看板の除幕式が行われた。

スポンサーは、水産加工業丸辰カマスイ(田代勝男会長)。
同社が、11月に発売予定の商品名が駅名として掲げられ、
関係者は「長年愛される商品になってほしい」とPR効果を期待。
除幕式には、関係者約20人が出席。

田代会長は、「たくさんの市民や観光客に広くアピールしたい」
山口社長は、「駅名が地域や全国に発信され、地域水産業の
PRにつながってほしい」と、田代会長ら4人が除幕。

看板は横4メートル、縦0・9メートルの大きさ。
水色の背景に、鮮やかな赤で書かれた「コンドロイチン」の文字が目を引く。
駅名と一緒に、サケのイラストも加えられた。

同社は、サケの未利用部位を使った商品開発・販売などを展開。
サケの頭部から関節痛に効果があるとされる「コンドロイチン硫酸」
抽出に取り組み、健康食品の商品化を進めてきた。
田代会長は、「三陸由来の海洋バイオテクノロジーや
南部サケを知ってもらいたい」と命名。

契約期間は1年間で契約料は24万円(税込み)。
三陸鉄道のネーミングライツ決定は、
宮古駅、久慈駅に続いて3駅目。

http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20090828_7

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