(2009年4月16日 共同通信社)
メタボリック症候群や予備軍の女性約300人の調査で、
メタボ改善には体重の8-13%の減量が必要だと、
筑波大の田中喜代次教授らのグループが発表。
体重70キロの女性の場合、6-9キロの減量が目標値になる。
心筋梗塞など肥満と関係する症状の改善には、
5-10%の減量が必要であることが知られていたが、
日本人を対象に、メタボ改善に必要な減量レベルを調べた研究はなかった。
対象は、1999~2006年にかけて減量指導を行った
軽度から中程度の肥満で、メタボの要因である腹囲、脂質、血圧、
血糖の異常値が少なくとも1つある、20代から60代の女性約300人。
全体の72・8%に当たる225人が、少なくとも1つの要因の改善に成功。
減量率が8・1%以上だと、成功率が79・6%まで高まり、
逆に8・1%未満だと44・1%にとどまった。
平均成功率が59・6%と低かった高血糖の改善では、
13・2%以上の減量で、成功率が93・3%まで高まった。
「今回は女性だけの調査だが、男性の場合も、
おおむね当てはまると考えられる」
http://www.m3.com/news/GENERAL/2009/4/16/95411/
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