(2009年4月14日 WebMD)
職場における緊張、陰口、団結心の乏しさが、
うつ病のリスクを上昇させる可能性がある。
2000年と2001年に、30 - 64歳のフィンランドの労働者3,347名に質問。
職場の雰囲気が「良好で快適」、「不公平で保守的」、
「新しい考えを奨励し支持」、「口論が多く意見が一致しない」といった
文章に数を割り当てる、5点スケールで職場チームの雰囲気を評価。
労働者には社会生活、居住形態、医療サービスの利用についても質問。
『Occupational and Environmental Medicine』に掲載。
チームの団結心が乏しいと感じた労働者は、団結心が優れていると
回答した労働者と比較し、うつ病である可能性が61%高い。
それらの労働者は、聞き取り調査を受けた後の数年間に
抗うつ薬を使用した可能性が53%高い。
3年間の追跡調査期間中に、9%の被験者が抗うつ薬を購入。
職場の雰囲気とアルコール使用障害の間に、関連はなかった。
年齢、性別、配偶者の有無、精神疾患の病歴、仕事の要求度、
在職権のような因子を考慮に入れた。
「職場における心理学的因子に、もっと注意を払うべき」と
フィンランド労働衛生研究所Marjo Sinokki博士。
http://www.m3.com/news/GENERAL/2009/4/14/95290/
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