(岩手日報 7月13日)
大船渡市は、廃ペットボトルなどプラスチック系(プラ系)家庭ごみを
分別し、太平洋セメント(相良安廣工場長)の燃料・原料として
活用する社会実験を、今秋にも始める。
モデル地区で試験的に行い、資源の有効利用や輸送コスト削減を狙う。
世界不況の影響で、廃ペットボトル引き取り価格が暴落するなど、
安定したリサイクルシステムが確立していないだけに、効果が注目。
同市は現在、ペットボトルや包装などプラ系の一般廃棄物は、
釜石市の施設で溶融処理するため、可燃ごみとして回収。
モデル地区では、可燃ごみとプラ系ごみを分別。
モデル地区は、1500世帯程度を想定、
秋からの試行を目指して調整を進める。
分別回収したプラ系ごみは、太平洋セメント大船渡工場で、
石炭の代替燃料として使用。
1500度の高温焼却で、ダイオキシン発生の心配はない。
灰は、セメント原料の一部として使用。
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20090713_2
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