2008年6月16日月曜日

住民の孤立状態は解消  死者10人、不明者12人に

(岩手日報 6月16日)

震度6強を記録した岩手・宮城内陸地震で、
宮城県栗原市の旅館「駒の湯温泉」の倒壊現場から見つかった遺体は、
旅館を経営する一家の長男菅原孝夫さん(58)と確認。
地震による犠牲者は10人目。行方不明者は12人。

土砂崩れで道路が寸断されるなどし、最大約730人が孤立していた住民は、
すべてが避難所に救出され、住民の孤立状態は解消。

生き埋めとなった人の生死の境とされる発生後72時間が17日朝に迫り、
県警などは残る不明者の捜索に全力を挙げたが発見には至らず、
16日は捜索を打ち切った。17日早朝から再開。

栗原市災害対策本部によると、休校にしていた市内の幼稚園や
小中学校の約60校は、4校を除き17日から再開。
気象庁によると、14日からの余震は320回を超えた。

菅原さんは、県警による検視の結果、窒息死と判明。
旅館では7人が生き埋めとなり、4人が死亡。

http://www.iwate-np.co.jp/newspack/cgi-bin/newspack_s.cgi?s_main+CN2008061601000410_2

0 件のコメント: