2008年6月19日木曜日

「JŌDO」ブランド発信 平泉の全国展開委員会

(岩手日報 6月13日)

平泉文化に関係する、全国展開の新商品を開発し、
市場調査やPRして売り出そうという全国展開委員会の初会合は、
平泉町の平泉商工会館で開かれた。

純米酒「延年」、かわらけせんべい、新たな秀衡漆器の3商品を
開発し、「JŌDO」ブランドで販売。

同商工会(千葉庄悦会長)が、中小企業庁の
「地域資源全国展開プロジェクト」で800万円の
補助を受け、委員会を設立。

初会合には、仙台市のコンサルタントや毛越寺、
平泉観光協会などの代表ら約20人が出席。
事業の基本概念として、「香る浄土」、「味わう浄土」、「触れる浄土」
を掲げ、持ち帰れる商品開発を目指す。

純米酒は、一関市の世嬉の一酒造が同市の骨寺村荘園で
栽培した米で醸造し、毛越寺の南洞頼教貫主が「延年」と揮毫(きごう)。
10月の発売を目指す。
せんべいは、町内の菓子店にレシピや材料を提示し、
地元の米粉やきな粉、小麦粉を使って商品開発を目指す。
漆器は、同町の翁知屋が中心。

委員長を務める東北地域環境研究室代表志賀秀一さんは
「地元の業者を巻き込んで全国、世界に発信できる商品を開発し、
統一ブランドで売り出したい」。

http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20080613_8

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