2008年6月13日金曜日

環境・循環型社会白書:環境ビジネス、45兆円市場 「低炭素社会に転換」

(毎日 6月3日)

政府は、08年版の環境・循環型社会白書を了承。
国内の環境ビジネス市場が、00年の30兆円から06年には45兆円に
拡大したとの調査結果を報告、環境対策と経済発展の好循環が生まれ、
「低炭素社会への転換期を迎えた」ことを強調。

水処理や廃棄物管理を含む環境ビジネスは今後、
アジア・アフリカ諸国で、年率10%前後の高い成長率が見込めると予測。

環境問題などに配慮した「社会的責任投資」が、
米国で07年に2・7兆ドル(約280兆円)に及ぶなど、
資金の流れの変化が世界を変えつつあることに触れ、
各国の排出量取引制度や環境関連税制を重点的に解説。

太陽光発電の導入伸び率(06年)について、
スペインの198%増に対し、日本は1%減、
風力発電能力は日本13位など、自然エネルギー分野での立ち遅れを指摘

家庭1世帯当たりの給湯や料理に使うエネルギー消費量は、
米や英、独より多いなど、「省エネ大国」のイメージと異なる側面に注意、
取り組みを求めている。
英訳し、北海道洞爺湖サミットで各国代表団などに配布。

http://mainichi.jp/select/science/archive/news/2008/06/03/20080603dde001010021000c.html

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