(共同通信社 2007年8月14日)
一口に「健康食品」といっても、
怪しげなものから「特定保健用食品(特保)」まで、
さまざまなものが出回っている。
患者として、どうしたらうまく利用することができるのだろうか?
代表的な健康食品であるサプリメントについては、医師の間でも意見が分かれる。
「上手に使えばプラス」と言うのは、
稲毛病院(千葉市)ビタミン外来の佐藤務医師。
「今は食物素材の栄養素低下が甚だしく、サプリメントの必要性が高まっている」
ただ、サプリメントを取るときは、いろいろなタイプがあることに注意が必要。
同じ1粒でも、一方は栄養素、もう一方は薬理作用の場合があり、リスクを伴うことも。
佐藤医師は、「取る場合は、必要性と安全性の高いものから。
ベースは栄養素。少量をバランス良く、まんべんなく取る必要がある」。
優先順位の第1は、ビタミン、ミネラル、タンパク質。
サプリメントで一番問題なのは、頭では薬ではないと分かっているのに、
実際には薬と同様に、取るだけで効くと思い込んでいること。
「サプリメントは、ただ取るだけでは体内で働かない。
どうしたら体内で働くのかを考えないと病気のケアにつながらない」。
サプリメントを働かせるためには、食事、運動、睡眠などの生活習慣の改善が必須。
「食事を主体に改善し、取り切れない部分はサプリメントで取り、
バランスを整えた上で、新陳代謝をよくしていく。まず食事が大事」
まず始めるのは、体をつくること。
新陳代謝を促進し、髪の毛や肌、つめなどをきちんとつくると、体が動けるようになる。
「新陳代謝がしっかりしてくると、体が変わってくる。
例えば『つめが割れなくなりました』と患者さんが言うようになる。
そうすると、無理なくエネルギー代謝が進むようになり、
免疫系や内分泌系、神経系など全身のネットワークが強化され、
精神面も安定し、症状の改善が見られるようになる」。
http://www.m3.com/news/news.jsp?sourceType=GENERAL&categoryId=&articleId=52370
***************************
サプリメントを効果的に使用するためには、
まずは自分の体調を把握すること。
食事や運動、ストレスといった日常生活に乱れが出ていては、
いくらサプリメントを取っても効果はありません。
サプリメントは、あくまでも「補助」食品でしかないのですから。
本末転倒にならないように、気をつけましょう。
2007年10月26日金曜日
2007年10月22日月曜日
卵子2つから作られた「二母性マウス」が誕生!
(nature Asia-Pacific
東京農業大学応用生物科学部バイオサイエンス学科 河野友宏教授
ほ乳類には、雄と雌の2つの性がある。
生物学者は、その理由を
「多様な遺伝子の組み合わせをもつ方が生存に有利だから」、
「細菌やウイルスなどの有害遺伝子を排除するため」などと説明してきたが、
いずれも確証は得られていない。
河野教授は、有性生殖の進化やその制御メカニズムを解く鍵になると
思われる大きな成果をあげた。
精子を使わず、卵子2つから確実にマウスを誕生させることに成功。
ほ乳類では、雄の精子と雌の卵子が受精して、
両者のゲノムからなる2倍体の次世代が誕生する。
子はその遺伝子を、父親と母親から等しく半分ずつ譲り受ける。
ただし、その発生過程では、精子と卵子からの遺伝子が
同じようにはたらくわけではない。
使われない方の遺伝子は、「メチル基」が付加されることで
不活性化されている(メチル化)。
こうした遺伝子の発現調節は、「ゲノムインプリンティング」とよばれ、
発生学の重要な研究テーマに。
「精子と卵子のゲノムインプリンティングが、いつ、どのように成立し、
個体の発生にどう影響しているのかを検討したいと考えた」。
研究を進めるには、卵子の遺伝子だけから発生するマウス(二母性マウス)を
作ってみるのがよいと確信、
卵子(卵母細胞)と精子のゲノム中で、どのような遺伝子が
インプリンティングされているかを調べ、
卵子のパターンを「精子のパターン」に変換するシステムを開発。
「マウスの未成熟な卵母細胞のゲノムを精子のパターンに変換し、
それと成熟卵子の細胞を融合させて、13.5日まで胚発生させることに成功」。
精子のパターンに変換した未成熟卵母細胞のゲノム中で、
7番染色体のメチル化領域(父性メチル化インプリント領域)を欠損させると、
成熟卵子と細胞融合させた際の成長率が高まることを突き止め、
2004年に第1号の二母性マウスを誕生させることに成功。
「日本人なら誰でも知っている女性の名前で、
ロマンを感じさせるものをと考え、かぐや(KAGUYA)と名付けた」。
2007年には、7番染色体とともに12番染色体の父性メチル化インプリント領域を
欠損させると、ほぼ確実に個体にまで発生させることが可能に。
「生まれた二母性マウスはやや小ぶりだが、生体機能はまったく正常で、
通常の交配で子どもを産めることも確認」。
現在までに、27匹が誕生しているという。
インプリンティング遺伝子は200以上もあると考えられ、
精子側(精子アレル)と卵子側(卵子アレル)から発現する遺伝子が、
それぞれ約40ずつ明らかに。
「インプリンティングがなぜあるのかは不明だが、
単為発生を防ぐことで母体を保護している可能性などが考えられる」。
ヒトでは、インプリンティング遺伝子の異常による疾患が多く知られている。
今回の成果は、インプリンティングの制御機構の理解を促すだけでなく、
疾患の解明や治療法開発の糸口にもなりうる。
「ヒトに応用することは許されないし、技術的にも全く不可能」。
ただし、一連の研究が再生医療や不妊治療の基礎的な情報を提供しうる。
謎の尽きないテーマに、どこまで迫ることができるか?
http://www.natureasia.com/japan/tokushu/detail.php?id=53
東京農業大学応用生物科学部バイオサイエンス学科 河野友宏教授
ほ乳類には、雄と雌の2つの性がある。
生物学者は、その理由を
「多様な遺伝子の組み合わせをもつ方が生存に有利だから」、
「細菌やウイルスなどの有害遺伝子を排除するため」などと説明してきたが、
いずれも確証は得られていない。
河野教授は、有性生殖の進化やその制御メカニズムを解く鍵になると
思われる大きな成果をあげた。
精子を使わず、卵子2つから確実にマウスを誕生させることに成功。
ほ乳類では、雄の精子と雌の卵子が受精して、
両者のゲノムからなる2倍体の次世代が誕生する。
子はその遺伝子を、父親と母親から等しく半分ずつ譲り受ける。
ただし、その発生過程では、精子と卵子からの遺伝子が
同じようにはたらくわけではない。
使われない方の遺伝子は、「メチル基」が付加されることで
不活性化されている(メチル化)。
こうした遺伝子の発現調節は、「ゲノムインプリンティング」とよばれ、
発生学の重要な研究テーマに。
「精子と卵子のゲノムインプリンティングが、いつ、どのように成立し、
個体の発生にどう影響しているのかを検討したいと考えた」。
研究を進めるには、卵子の遺伝子だけから発生するマウス(二母性マウス)を
作ってみるのがよいと確信、
卵子(卵母細胞)と精子のゲノム中で、どのような遺伝子が
インプリンティングされているかを調べ、
卵子のパターンを「精子のパターン」に変換するシステムを開発。
「マウスの未成熟な卵母細胞のゲノムを精子のパターンに変換し、
それと成熟卵子の細胞を融合させて、13.5日まで胚発生させることに成功」。
精子のパターンに変換した未成熟卵母細胞のゲノム中で、
7番染色体のメチル化領域(父性メチル化インプリント領域)を欠損させると、
成熟卵子と細胞融合させた際の成長率が高まることを突き止め、
2004年に第1号の二母性マウスを誕生させることに成功。
「日本人なら誰でも知っている女性の名前で、
ロマンを感じさせるものをと考え、かぐや(KAGUYA)と名付けた」。
2007年には、7番染色体とともに12番染色体の父性メチル化インプリント領域を
欠損させると、ほぼ確実に個体にまで発生させることが可能に。
「生まれた二母性マウスはやや小ぶりだが、生体機能はまったく正常で、
通常の交配で子どもを産めることも確認」。
現在までに、27匹が誕生しているという。
インプリンティング遺伝子は200以上もあると考えられ、
精子側(精子アレル)と卵子側(卵子アレル)から発現する遺伝子が、
それぞれ約40ずつ明らかに。
「インプリンティングがなぜあるのかは不明だが、
単為発生を防ぐことで母体を保護している可能性などが考えられる」。
ヒトでは、インプリンティング遺伝子の異常による疾患が多く知られている。
今回の成果は、インプリンティングの制御機構の理解を促すだけでなく、
疾患の解明や治療法開発の糸口にもなりうる。
「ヒトに応用することは許されないし、技術的にも全く不可能」。
ただし、一連の研究が再生医療や不妊治療の基礎的な情報を提供しうる。
謎の尽きないテーマに、どこまで迫ることができるか?
http://www.natureasia.com/japan/tokushu/detail.php?id=53
2007年10月21日日曜日
女性の腹囲は80センチを基準に メタボ診断で、東北大発表
(共同通信 2007年10月19日)
東北大大学院薬学研究科の今井潤教授らのグループは、
メタボリック症候群の診断基準になっているウエストサイズ(腹囲)について
「男性87センチ、女性80センチが適切な基準値」と発表。
厚生労働省は、腹囲が男性85センチ以上、女性90センチ以上で、
さらに高脂血、高血圧、高血糖の2つ以上に当てはまるかを基準に。
女性の腹囲を男性よりも大きく設定していることには、異論も出ていた。
研究グループは、「女性の腹囲は引き下げが必要ではないか」と指摘。
日本高血圧学会で発表する予定。
2000-06年にかけて、岩手県花巻市大迫町の男女約400人(平均63歳)に
健康診断を実施。血圧などの健診データを分析し、
メタボリック症候群の該当者を見つける上での最適な腹囲の値を導き出した。
現行の診断基準は、日本高血圧学会などが作成、05年に発表。
その後、国際糖尿病連盟が「男性90センチ、女性80センチ」を
発表するなど諸説出ている。
http://www.m3.com/news/news.jsp?sourceType=GENERAL&categoryId=&articleId=58284
***************************
現行の、「男性85センチ、女性90センチ」というのは、
どうもピンとこないですね。
なぜ、体格の小さい女性の方が男性よりも5センチ大きいのか?
女性の方が脂肪量が多いことは確かですが。
まあ、基準は今後も変わりうる可能性がありますが、
少なくともウエストが85センチというのは、
スポーツ選手でない限り、メタボリック症候群の危険性が高いことは
確かですね。私もそろそろやばい・・・。
東北大大学院薬学研究科の今井潤教授らのグループは、
メタボリック症候群の診断基準になっているウエストサイズ(腹囲)について
「男性87センチ、女性80センチが適切な基準値」と発表。
厚生労働省は、腹囲が男性85センチ以上、女性90センチ以上で、
さらに高脂血、高血圧、高血糖の2つ以上に当てはまるかを基準に。
女性の腹囲を男性よりも大きく設定していることには、異論も出ていた。
研究グループは、「女性の腹囲は引き下げが必要ではないか」と指摘。
日本高血圧学会で発表する予定。
2000-06年にかけて、岩手県花巻市大迫町の男女約400人(平均63歳)に
健康診断を実施。血圧などの健診データを分析し、
メタボリック症候群の該当者を見つける上での最適な腹囲の値を導き出した。
現行の診断基準は、日本高血圧学会などが作成、05年に発表。
その後、国際糖尿病連盟が「男性90センチ、女性80センチ」を
発表するなど諸説出ている。
http://www.m3.com/news/news.jsp?sourceType=GENERAL&categoryId=&articleId=58284
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現行の、「男性85センチ、女性90センチ」というのは、
どうもピンとこないですね。
なぜ、体格の小さい女性の方が男性よりも5センチ大きいのか?
女性の方が脂肪量が多いことは確かですが。
まあ、基準は今後も変わりうる可能性がありますが、
少なくともウエストが85センチというのは、
スポーツ選手でない限り、メタボリック症候群の危険性が高いことは
確かですね。私もそろそろやばい・・・。
血液検査で早期診断 アルツハイマー病で米研究
(共同通信 2007年10月16日)
アルツハイマー病の初期症状や将来の発症について、
血液検査で診断・予測する方法を発見したと、
米スタンフォード大などの国際チームが発表。
アルツハイマー病は、健忘症状などを初期症状とするが、
初期段階や発症前の診断は困難。
早期診断に成功すれば、進行を遅らせる治療が効力を発揮する可能性が。
チームは、脳が信号を伝達するタンパク質の放出を通じて
体の機能を制御していることに着目。
信号伝達に関する既知のタンパク質120種類について、
アルツハイマー病患者とそうでない人の血液試料を調べたところ、
患者には18種類のタンパク質が多く含まれていることが判明。
これら18種類のタンパク質を指標に、92人の血液を調べると、
約90%の確率で患者かどうかを判別できた。
軽度の健忘を示した47人を追跡調査した結果、
約80%の確率で、2~6年後の発症を予測。
さらに症例を増やして、数年後の実用化を目指すという。
http://www.m3.com/news/news.jsp?sourceType=GENERAL&categoryId=&articleId=57900
アルツハイマー病の初期症状や将来の発症について、
血液検査で診断・予測する方法を発見したと、
米スタンフォード大などの国際チームが発表。
アルツハイマー病は、健忘症状などを初期症状とするが、
初期段階や発症前の診断は困難。
早期診断に成功すれば、進行を遅らせる治療が効力を発揮する可能性が。
チームは、脳が信号を伝達するタンパク質の放出を通じて
体の機能を制御していることに着目。
信号伝達に関する既知のタンパク質120種類について、
アルツハイマー病患者とそうでない人の血液試料を調べたところ、
患者には18種類のタンパク質が多く含まれていることが判明。
これら18種類のタンパク質を指標に、92人の血液を調べると、
約90%の確率で患者かどうかを判別できた。
軽度の健忘を示した47人を追跡調査した結果、
約80%の確率で、2~6年後の発症を予測。
さらに症例を増やして、数年後の実用化を目指すという。
http://www.m3.com/news/news.jsp?sourceType=GENERAL&categoryId=&articleId=57900
2007年10月17日水曜日
2型糖尿病のヘモグロビンA1C目標値に関する新ガイドラインを発表
(MDMedscape Medical News 9月17日)
米国内科学会(ACP)は、
2型糖尿病患者のヘモグロビンA1c目標値に関する指針を発表。
『Annals of Internal Medicine』9月18日号に掲載。
ACPのAmir Qaseem, MHAとACP臨床的有効性評価分科会の委員らは
「この指針は、他団体のガイドラインから抽出抜粋したもので、
現在あるガイドラインの長所と短所を評価した上で作成」。
「様々なガイドラインの評価では、
Appraisal of Guidelines, Research and Evaluation in Europe(AGREE)
評価ツールを使用した」。
ガイドラインでは、ヘモグロビンA1c目標値を推奨しているかどうかに加え、
ヘモグロビンA1c目標値の選択でも異なる。
米国家庭医学会のガイドラインを除くすべてのガイドラインが、
目標ヘモグロビンA1cを明記。
目標値として、7%前後のヘモグロビンA1cを推奨していたが、
微小血管及び大血管合併症のリスク、寿命、併存疾患の状況など
個々の患者の因子に基づいてヘモグロビンA1c目標値を
調整することを推奨したガイドラインも。
特殊な患者の場合、ヘモグロビンA1c目標値を個別に設定する点では、
レビューしたすべてのガイドラインが一致。
ACP委員会は、現在あるガイドラインを検討後、3つの声明を発表。
声明1:糖尿病の微小血管合併症を予防するため、
血糖コントロール目標値は可能な限り低く設定すること。
ただし、過剰な有害事象リスクや、許容できない負担を患者に与えない。
治療目標を立てる前に、血糖コントロール値のリスクと利益を話し合う。
ヘモグロビンA1c 7%未満が妥当であるが、すべてに適用されるわけではない。
高齢または虚弱患者、コントロールによる有害事象のリスクが高い患者、
併存疾患から実質上余命が短い患者に対しては、
ヘモグロビンA1c目標値を7%以上にしなければならない場合も。
微小血管合併症のリスクが高い患者では、
より厳しい目標値の設定が必要。
声明2:糖尿病合併症のリスク、併存疾患、寿命、患者の好みを
個別に評価した上で、特定のヘモグロビンA1c目標値を決定する。
声明3:ACP委員会は、特に重大な併存疾患を有する患者における
最適な血糖コントロール値の評価研究を実施することが好ましい。
「特に別の併存疾患を持つ患者では、
様々な血糖コントロール値の利益と害を把握することがまだ難しい」
「血糖コントロールはもちろん重要であるが、
血圧および脂質の管理も糖尿病合併症の予防に不可欠。
さらなる研究によって、年齢の異なる患者や併存疾患を有する患者、
実際の診療でよくある代表的患者集団の最適な血糖コントロール値が
明らかになれば、またひとつ糖尿病管理の重要な指針が増えることに」。
Ann Intern Med. 2007;147:417-422.
http://www.m3.com/news/news.jsp?sourceType=SPECIALTY&categoryId=580&articleLang=ja&articleId=55883
米国内科学会(ACP)は、
2型糖尿病患者のヘモグロビンA1c目標値に関する指針を発表。
『Annals of Internal Medicine』9月18日号に掲載。
ACPのAmir Qaseem, MHAとACP臨床的有効性評価分科会の委員らは
「この指針は、他団体のガイドラインから抽出抜粋したもので、
現在あるガイドラインの長所と短所を評価した上で作成」。
「様々なガイドラインの評価では、
Appraisal of Guidelines, Research and Evaluation in Europe(AGREE)
評価ツールを使用した」。
ガイドラインでは、ヘモグロビンA1c目標値を推奨しているかどうかに加え、
ヘモグロビンA1c目標値の選択でも異なる。
米国家庭医学会のガイドラインを除くすべてのガイドラインが、
目標ヘモグロビンA1cを明記。
目標値として、7%前後のヘモグロビンA1cを推奨していたが、
微小血管及び大血管合併症のリスク、寿命、併存疾患の状況など
個々の患者の因子に基づいてヘモグロビンA1c目標値を
調整することを推奨したガイドラインも。
特殊な患者の場合、ヘモグロビンA1c目標値を個別に設定する点では、
レビューしたすべてのガイドラインが一致。
ACP委員会は、現在あるガイドラインを検討後、3つの声明を発表。
声明1:糖尿病の微小血管合併症を予防するため、
血糖コントロール目標値は可能な限り低く設定すること。
ただし、過剰な有害事象リスクや、許容できない負担を患者に与えない。
治療目標を立てる前に、血糖コントロール値のリスクと利益を話し合う。
ヘモグロビンA1c 7%未満が妥当であるが、すべてに適用されるわけではない。
高齢または虚弱患者、コントロールによる有害事象のリスクが高い患者、
併存疾患から実質上余命が短い患者に対しては、
ヘモグロビンA1c目標値を7%以上にしなければならない場合も。
微小血管合併症のリスクが高い患者では、
より厳しい目標値の設定が必要。
声明2:糖尿病合併症のリスク、併存疾患、寿命、患者の好みを
個別に評価した上で、特定のヘモグロビンA1c目標値を決定する。
声明3:ACP委員会は、特に重大な併存疾患を有する患者における
最適な血糖コントロール値の評価研究を実施することが好ましい。
「特に別の併存疾患を持つ患者では、
様々な血糖コントロール値の利益と害を把握することがまだ難しい」
「血糖コントロールはもちろん重要であるが、
血圧および脂質の管理も糖尿病合併症の予防に不可欠。
さらなる研究によって、年齢の異なる患者や併存疾患を有する患者、
実際の診療でよくある代表的患者集団の最適な血糖コントロール値が
明らかになれば、またひとつ糖尿病管理の重要な指針が増えることに」。
Ann Intern Med. 2007;147:417-422.
http://www.m3.com/news/news.jsp?sourceType=SPECIALTY&categoryId=580&articleLang=ja&articleId=55883
2007年10月11日木曜日
パソコンネコ登場?!
ノーベル化学賞にゲルハルト・エルトゥル教授
(毎日新聞 2007.10.10)
2007年のノーベル化学賞を、
世界に先駆け固体表面の化学反応を原子・分子レベルで
動的にとらえたドイツのマックス・プランク財団フリッツ・ハーバー研究所の
ゲルハルト・エルトゥル教授(71)に授与すると発表。
この日は同教授の誕生日だった。
授賞理由を、「同教授は、固体表面の化学反応の研究を進め、
その研究成果は半導体産業の発展に寄与するとともに、
オゾン層破壊の解明にも道を開いている」。
固体表面の化学反応とは、鉄のさびや金属触媒などの反応を指す。
1960年代から金属表面の原子・分子の吸着現象を
解明する研究に取り組んだ。
一酸化炭素の酸化反応で、触媒に使った金属の表面が
一酸化炭素と酸素の結合により構造変化を繰り返す
「金属結晶表面原子の再配列現象」を解明。
この結果、固体表面の研究に新しい流れをもたらし、
材料界面の研究分野を大きく発展させた。
92年には第8回日本国際賞を受賞。
http://sankei.jp.msn.com/culture/academic/071010/acd0710102017003-n1.htm
2007年のノーベル化学賞を、
世界に先駆け固体表面の化学反応を原子・分子レベルで
動的にとらえたドイツのマックス・プランク財団フリッツ・ハーバー研究所の
ゲルハルト・エルトゥル教授(71)に授与すると発表。
この日は同教授の誕生日だった。
授賞理由を、「同教授は、固体表面の化学反応の研究を進め、
その研究成果は半導体産業の発展に寄与するとともに、
オゾン層破壊の解明にも道を開いている」。
固体表面の化学反応とは、鉄のさびや金属触媒などの反応を指す。
1960年代から金属表面の原子・分子の吸着現象を
解明する研究に取り組んだ。
一酸化炭素の酸化反応で、触媒に使った金属の表面が
一酸化炭素と酸素の結合により構造変化を繰り返す
「金属結晶表面原子の再配列現象」を解明。
この結果、固体表面の研究に新しい流れをもたらし、
材料界面の研究分野を大きく発展させた。
92年には第8回日本国際賞を受賞。
http://sankei.jp.msn.com/culture/academic/071010/acd0710102017003-n1.htm
2007年10月10日水曜日
ノーベル物理学賞に「巨大磁気抵抗効果」の2博士
(毎日新聞 2007.10.9)
スウェーデン王立科学アカデミーは、2007年のノーベル物理学賞に、
小型大容量ハードディスクの開発を可能にした「巨大磁気抵抗効果(GMR)」
を発見したフランスのパリ南大学のアルベール・フェール教授(69)と
ドイツのユーリヒ固体物理研究所のペーター・グリュンベルク博士(68)の
2人に授与すると発表。
授賞理由について、「GMRを利用して開発された磁気ヘッドによって
ハードディスク(金属製の磁気ディスクを使った記憶媒体)の小型化、
大容量化が可能になり、ノート型パソコンや携帯音楽機器などに
幅広く役立っている」と説明。
GMRは、わずかな磁界を加えるだけで電気抵抗が大きく変化する現象。
2人は、鉄とクロムの層で人工磁性格子をつくり、
外部磁場により電気抵抗を測定、1988年、それぞれGMRを発見。
それからわずか10年で、GMRを活用し
ハードディスクの記録容量は飛躍的に増加。
90年代初めに、数十メガバイトだったノート型パソコンの
ハードディスク容量は現在、標準タイプで100ギガバイト
(1ギガバイトは1000メガバイト)程度まで向上。
http://sankei.jp.msn.com/culture/academic/071009/acd0710092040003-n1.htm
スウェーデン王立科学アカデミーは、2007年のノーベル物理学賞に、
小型大容量ハードディスクの開発を可能にした「巨大磁気抵抗効果(GMR)」
を発見したフランスのパリ南大学のアルベール・フェール教授(69)と
ドイツのユーリヒ固体物理研究所のペーター・グリュンベルク博士(68)の
2人に授与すると発表。
授賞理由について、「GMRを利用して開発された磁気ヘッドによって
ハードディスク(金属製の磁気ディスクを使った記憶媒体)の小型化、
大容量化が可能になり、ノート型パソコンや携帯音楽機器などに
幅広く役立っている」と説明。
GMRは、わずかな磁界を加えるだけで電気抵抗が大きく変化する現象。
2人は、鉄とクロムの層で人工磁性格子をつくり、
外部磁場により電気抵抗を測定、1988年、それぞれGMRを発見。
それからわずか10年で、GMRを活用し
ハードディスクの記録容量は飛躍的に増加。
90年代初めに、数十メガバイトだったノート型パソコンの
ハードディスク容量は現在、標準タイプで100ギガバイト
(1ギガバイトは1000メガバイト)程度まで向上。
http://sankei.jp.msn.com/culture/academic/071009/acd0710092040003-n1.htm
ノーベル医学生理学賞、米英3氏が受賞 遺伝子操作原理を発見
(毎日新聞 2007年10月9日)
07年のノーベル医学生理学賞を、
米ユタ大のマリオ・カペッキ教授(70)と
ノースカロライナ大のオリバー・スミシーズ教授(82)、
英カーディフ大のマーチン・エバンス教授(66)の3氏に授与すると発表。
授賞理由は、「マウスの胚性幹細胞(ES細胞)を使って
特定の遺伝子を改変する原理の発見」。
その結果、マウスの特定遺伝子の働きを止めたり、
別の遺伝子で置き換える「ジーンターゲティング」が可能となり、
さまざまな遺伝子の働きが明らかに。
がんや糖尿病をはじめとする病気の解明や治療法開発に役立っている。
授賞式は12月10日にストックホルムで開かれ、
賞金として1000万クローナ(約1億8000万円)が贈られる。
エバンス氏は81年、さまざまな細胞に分化することができ、
万能細胞とも呼ばれるES細胞をマウスで作り出した。
哺乳類では初の成功だった。
スミシーズ氏とカペッキ氏はそれぞれ、染色体上にある遺伝子を
別の遺伝子で置き換える手法を開発。
スミシーズ氏はこの手法を使い、貧血や動脈硬化のモデルマウスを作成。
カペッキ氏は、マウスのES細胞を活用することで、特定の遺伝子を失った
「ノックアウトマウス」を効率よく作成する方法を確立。
カペッキ氏は96年に京都賞を受賞。
現在では、1万個以上のマウスの遺伝子の操作が可能になった。
その数は哺乳類の遺伝子のほぼ半数に達し、
500種類以上の病気のモデルマウスが作られている。
「ノーベル賞を受賞した研究を最初からそばで見ていたので、本当にうれしい」
スミシーズ教授の妻で共同研究者の前田信代・米ノースカロライナ大教授(58)は
「とても名誉なこと」と喜びを語った。
前田さんは、東北大で博士号を取得した後の82年に渡米、
ウィスコンシン大でスミシーズさんと知り合った。
その後、結婚し、二人三脚で研究を続けてきた。
前田さんが、特定の遺伝子を壊して病気にしたノックアウトマウスを使って
動脈硬化に関係する遺伝子の研究をした時期は、
スミシーズさんが「じゃあ僕は高血圧を調べよう」と提案、互いの研究を補った。
スミシーズさんは今も毎日、研究室で
「学生たちに刺激を与えるディスカッションをしている」という。
◇各分野の基礎に--八木健・大阪大大学院生命機能研究科教授
3人が開発した遺伝子ターゲティング技術は、
特定の遺伝子が働かないマウスを人為的に作り、
個々の遺伝子の機能を個体レベルで突き止めることを可能にした。
現在は免疫研究や、がん研究、脳研究など各分野で活用され、
研究の基礎になっている。
私は、遺伝子を働かなくした細胞を効率よく選ぶ手法を開発したが、
基本的な考え方はカペッキ氏が示しており、いわば二番せんじ。
私の研究が惜しかったとは思っていない。
http://www.m3.com/news/news.jsp?sourceType=GENERAL&categoryId=&articleId=57273
07年のノーベル医学生理学賞を、
米ユタ大のマリオ・カペッキ教授(70)と
ノースカロライナ大のオリバー・スミシーズ教授(82)、
英カーディフ大のマーチン・エバンス教授(66)の3氏に授与すると発表。
授賞理由は、「マウスの胚性幹細胞(ES細胞)を使って
特定の遺伝子を改変する原理の発見」。
その結果、マウスの特定遺伝子の働きを止めたり、
別の遺伝子で置き換える「ジーンターゲティング」が可能となり、
さまざまな遺伝子の働きが明らかに。
がんや糖尿病をはじめとする病気の解明や治療法開発に役立っている。
授賞式は12月10日にストックホルムで開かれ、
賞金として1000万クローナ(約1億8000万円)が贈られる。
エバンス氏は81年、さまざまな細胞に分化することができ、
万能細胞とも呼ばれるES細胞をマウスで作り出した。
哺乳類では初の成功だった。
スミシーズ氏とカペッキ氏はそれぞれ、染色体上にある遺伝子を
別の遺伝子で置き換える手法を開発。
スミシーズ氏はこの手法を使い、貧血や動脈硬化のモデルマウスを作成。
カペッキ氏は、マウスのES細胞を活用することで、特定の遺伝子を失った
「ノックアウトマウス」を効率よく作成する方法を確立。
カペッキ氏は96年に京都賞を受賞。
現在では、1万個以上のマウスの遺伝子の操作が可能になった。
その数は哺乳類の遺伝子のほぼ半数に達し、
500種類以上の病気のモデルマウスが作られている。
「ノーベル賞を受賞した研究を最初からそばで見ていたので、本当にうれしい」
スミシーズ教授の妻で共同研究者の前田信代・米ノースカロライナ大教授(58)は
「とても名誉なこと」と喜びを語った。
前田さんは、東北大で博士号を取得した後の82年に渡米、
ウィスコンシン大でスミシーズさんと知り合った。
その後、結婚し、二人三脚で研究を続けてきた。
前田さんが、特定の遺伝子を壊して病気にしたノックアウトマウスを使って
動脈硬化に関係する遺伝子の研究をした時期は、
スミシーズさんが「じゃあ僕は高血圧を調べよう」と提案、互いの研究を補った。
スミシーズさんは今も毎日、研究室で
「学生たちに刺激を与えるディスカッションをしている」という。
◇各分野の基礎に--八木健・大阪大大学院生命機能研究科教授
3人が開発した遺伝子ターゲティング技術は、
特定の遺伝子が働かないマウスを人為的に作り、
個々の遺伝子の機能を個体レベルで突き止めることを可能にした。
現在は免疫研究や、がん研究、脳研究など各分野で活用され、
研究の基礎になっている。
私は、遺伝子を働かなくした細胞を効率よく選ぶ手法を開発したが、
基本的な考え方はカペッキ氏が示しており、いわば二番せんじ。
私の研究が惜しかったとは思っていない。
http://www.m3.com/news/news.jsp?sourceType=GENERAL&categoryId=&articleId=57273
2007年10月7日日曜日
日本一の早寝早起きは青森県民
(毎日 2007.9.29)
日本一早寝早起きは青森県民、全国で一番家事をする男性は徳島県民。
総務省の「平成18年社会生活基本調査」から、こんな県民性が明らかに。
調査は、無作為に選ばれた全国約8万世帯の10歳以上の世帯員
約18万人を対象に、昨年10月に実施。
都道府県別の平均起床時刻は、青森が一番早く午前6時22分、
一番遅いのは東京の午前6時52分。
就寝時刻も青森が一番早く午後10時32分、
逆に一番の“宵っ張り”も東京で午後11時40分。
睡眠時間は、秋田と山形が8時間5分、青森が8時間2分、岩手が8時間。
東北の県民が寝る時間をたっぷり取ることが分かった。
最短が、神奈川で7時間31分、千葉が7時間33分、東京と奈良が7時間36分。
男性が家事に携わる1日当たりの時間は、
徳島が最長の44分、長野の43分、岐阜、山口、高知の42分。
最下位は佐賀と香川の33分、次いで青森、石川、京都、大阪の34分。
女性の家事の時間は、奈良が最も長く243分、神奈川の234分、
埼玉と京都の230分、兵庫の229分。
最下位は青森の191分で、次いで秋田、山形、熊本の193分。
矢野真和・昭和女子大学人間社会学部教授は、
「日本人の睡眠時間は、先進国の中で一番短い。
働き過ぎの影響が出ており、とりわけ都市部ではその傾向が強い。
神奈川や千葉は通勤時間が長いので、睡眠時間を削っていることが考えられる」。
男性が家事にかける時間については、
「(日本は)世界で一番短い。他県の男性より長いからと言って、
ほめられる話でもない」。
http://sankei.jp.msn.com/life/trend/070929/trd0709291800012-n1.htm
日本一早寝早起きは青森県民、全国で一番家事をする男性は徳島県民。
総務省の「平成18年社会生活基本調査」から、こんな県民性が明らかに。
調査は、無作為に選ばれた全国約8万世帯の10歳以上の世帯員
約18万人を対象に、昨年10月に実施。
都道府県別の平均起床時刻は、青森が一番早く午前6時22分、
一番遅いのは東京の午前6時52分。
就寝時刻も青森が一番早く午後10時32分、
逆に一番の“宵っ張り”も東京で午後11時40分。
睡眠時間は、秋田と山形が8時間5分、青森が8時間2分、岩手が8時間。
東北の県民が寝る時間をたっぷり取ることが分かった。
最短が、神奈川で7時間31分、千葉が7時間33分、東京と奈良が7時間36分。
男性が家事に携わる1日当たりの時間は、
徳島が最長の44分、長野の43分、岐阜、山口、高知の42分。
最下位は佐賀と香川の33分、次いで青森、石川、京都、大阪の34分。
女性の家事の時間は、奈良が最も長く243分、神奈川の234分、
埼玉と京都の230分、兵庫の229分。
最下位は青森の191分で、次いで秋田、山形、熊本の193分。
矢野真和・昭和女子大学人間社会学部教授は、
「日本人の睡眠時間は、先進国の中で一番短い。
働き過ぎの影響が出ており、とりわけ都市部ではその傾向が強い。
神奈川や千葉は通勤時間が長いので、睡眠時間を削っていることが考えられる」。
男性が家事にかける時間については、
「(日本は)世界で一番短い。他県の男性より長いからと言って、
ほめられる話でもない」。
http://sankei.jp.msn.com/life/trend/070929/trd0709291800012-n1.htm
鍼治療で効果 難治性疾患「ジストニア」
(毎日新聞 2007.9.26)
脳の神経系の何らかの障害によって、筋肉が不随意に収縮を続け、
身体にねじれやゆがみが生じて自分の思い通りに動かなくなる
難治性疾患「ジストニア」。
原因が未解明のうえ、個々の症状の違いが大きく、
治療も対症療法しかないのが現状。
関西医療大学神経病研究センターの鈴木俊明教授が開発した
理学療法と経絡、経穴(ツボ)の概念を組み合わせた鍼治療法が、
静かな広がりを見せている。
「ジストニアは、中枢神経系の障害に起因する運動異常症の症候名。
その症状は、首が傾く頸部ジストニア(斜頸)や、
文字を書こうとすると手が震える書痙など異常な姿勢や動きとして現れます。
しかし、MRI(核磁気共鳴診断装置)でも異常がみられず、診断も非常に難しい」。
鈴木教授が、ジストニアへの鍼治療に関心を抱いたのは十数年前、
頸部ジストニア患者の劇的な改善を目にしたことから。
頸部ジストニア患者への鍼治療を、神経内科医、鍼灸師とともにスタート。
その効果を、臨床症状評価と筋電図学的評価から証明する
治療システムを作り上げた。
臨床症状評価は、疼痛評価など5項目で、筋電図学的評価と総合し、
筋肉の過剰収縮や不随意運動などの一次的障害と、
筋肉・皮膚の短縮や疼痛などの二次的障害を把握。
それに応じた鍼治療を行う。
治療は、刺入深度5ミリの鍼を刺したまま留める置鍼法で、
筋緊張抑制を目的とする場合は5分間、
筋緊張促通を目的とする場合は10分間が基本。
頸部ジストニア患者32人(男性17人、女性15人、平均年齢40・8歳)を対象に、
置鍼治療10回目に効果を検討した結果、
疼痛評価や自覚的評価などの改善が顕著で、副作用もなかった。
「当時、本学にこられる前に全員が薬物治療を受けており、
MAB治療やボツリヌス治療、外科手術を併用していた人も。
他の治療法で症状の改善がなかった人も、鍼治療の効果が期待できます」。
国内には約2万人の患者がいると推定。
発症要因は遺伝性、外傷性、肉体的・精神的ストレスなどさまざま。
職業性ジストニアとして、ピアニストやギタリストなどで
手に痙攣が起きて、演奏できなくなる奏楽手痙なども。
「ジストニア友の会」の佐藤治子副理事長は、
「ジストニアは本来、神経内科を受診すべき疾患。
治りにくい病気ですが、早期発見と正しい治療で完治、症状改善の可能性はあります。
西洋医学的な手法と鍼治療の併用で、より効果のある治療になれば」。
http://sankei.jp.msn.com/life/body/070926/bdy0709260847000-n1.htm
脳の神経系の何らかの障害によって、筋肉が不随意に収縮を続け、
身体にねじれやゆがみが生じて自分の思い通りに動かなくなる
難治性疾患「ジストニア」。
原因が未解明のうえ、個々の症状の違いが大きく、
治療も対症療法しかないのが現状。
関西医療大学神経病研究センターの鈴木俊明教授が開発した
理学療法と経絡、経穴(ツボ)の概念を組み合わせた鍼治療法が、
静かな広がりを見せている。
「ジストニアは、中枢神経系の障害に起因する運動異常症の症候名。
その症状は、首が傾く頸部ジストニア(斜頸)や、
文字を書こうとすると手が震える書痙など異常な姿勢や動きとして現れます。
しかし、MRI(核磁気共鳴診断装置)でも異常がみられず、診断も非常に難しい」。
鈴木教授が、ジストニアへの鍼治療に関心を抱いたのは十数年前、
頸部ジストニア患者の劇的な改善を目にしたことから。
頸部ジストニア患者への鍼治療を、神経内科医、鍼灸師とともにスタート。
その効果を、臨床症状評価と筋電図学的評価から証明する
治療システムを作り上げた。
臨床症状評価は、疼痛評価など5項目で、筋電図学的評価と総合し、
筋肉の過剰収縮や不随意運動などの一次的障害と、
筋肉・皮膚の短縮や疼痛などの二次的障害を把握。
それに応じた鍼治療を行う。
治療は、刺入深度5ミリの鍼を刺したまま留める置鍼法で、
筋緊張抑制を目的とする場合は5分間、
筋緊張促通を目的とする場合は10分間が基本。
頸部ジストニア患者32人(男性17人、女性15人、平均年齢40・8歳)を対象に、
置鍼治療10回目に効果を検討した結果、
疼痛評価や自覚的評価などの改善が顕著で、副作用もなかった。
「当時、本学にこられる前に全員が薬物治療を受けており、
MAB治療やボツリヌス治療、外科手術を併用していた人も。
他の治療法で症状の改善がなかった人も、鍼治療の効果が期待できます」。
国内には約2万人の患者がいると推定。
発症要因は遺伝性、外傷性、肉体的・精神的ストレスなどさまざま。
職業性ジストニアとして、ピアニストやギタリストなどで
手に痙攣が起きて、演奏できなくなる奏楽手痙なども。
「ジストニア友の会」の佐藤治子副理事長は、
「ジストニアは本来、神経内科を受診すべき疾患。
治りにくい病気ですが、早期発見と正しい治療で完治、症状改善の可能性はあります。
西洋医学的な手法と鍼治療の併用で、より効果のある治療になれば」。
http://sankei.jp.msn.com/life/body/070926/bdy0709260847000-n1.htm
2007年10月6日土曜日
血管年齢:あなたは? 動脈硬化の進行度で簡単測定
(毎日新聞 2007年9月21日)
健康診断でコレステロール値が低いなど、高脂血症に関する数値が
正常範囲だからといって、安心しきってはいけない。
コレステロール値がそれほど高くなくても、動脈硬化が進んでいる場合が。
動脈硬化の進行具合が分かる“血管年齢”を知っておくことは、
生活習慣病の早期発見に役立つ。
血管は年齢とともに硬くなるが、硬くなったからといって自覚症状があるわけではない。
このため、健康そうに見えても、知らぬ間に動脈硬化が進み、
ある日突然、心臓発作で倒れるケースも。
こうした心筋梗塞や脳梗塞などの引き金になるのが動脈硬化。
動脈硬化は、血管の内壁に脂質などがたまって血液の通り道が狭くなり、
弾力性がなくなる状態をいう。
動脈硬化を促す主な危険因子は、高脂血症、高血圧、糖尿病、喫煙の四つ。
ほかにストレス、睡眠不足、肥満、運動不足なども。
こうした要因を持っている人に役立つのが動脈硬化検査で、
最近は硬化の進み具合を測ってくれる病院が増えてきた。
高沢謙二・東京医科大八王子医療センター循環器内科教授は、
指先の脈波を測る「加速度脈波計」で患者の血管年齢を推定し、
健康アドバイスを行っている。
脈波とは、心臓が収縮と拡張を繰り返しながら送り出す血液が、
全身の血管壁で跳ね返ってできる波形のこと。
高沢さんは、その波のパターンによって血管年齢を推定する方法を編み出した。
患者はベッドであおむけになり、人さし指をセンサーに入れるだけ。
5分ほどで波形のプリントが出る。
「血管年齢が実際の年齢より11歳以上高い場合には、
動脈硬化が進んでいる疑いが強い」。
高血圧や高脂血症などの危険因子がない人でも、血管年齢が高いことも。
「この場合には、薬を飲むほど重症ではないので、
よく歩くなどライフスタイルの改善で対処できる」。
一方、血管年齢がセーフでも、いくつかの危険因子をもっていれば、
いずれ動脈硬化が進む可能性は高い。
「たばこを吸えば、間違いなく血管年齢は上がる。
予防の基本は危険因子を減らすことだ」。
◇頸動脈、厚さ1ミリ超は要注意
動脈硬化検査には、首の頸動脈の内壁の厚さ(IMT)を超音波で測るエコー検査、
動脈を伝わる脈波速度(PWV)を測る方法などがある。
松尾汎・松尾循環器クリニック院長は、
エコー検査などを治療や予防に役立てている。
頸動脈は、全身の血管の様子を映す窓だ。
エコー検査は、頸動脈の厚さをはっきりと見ることができ、
しかも服を着たまま簡単に測れる。
頸動脈の内壁の厚さは年齢とともに厚くなるが、
一般的に厚さが1ミリを超えると要注意で、
将来心筋梗塞などになる確率が高くなることを意味する。
逆に、内壁の厚さが0・9ミリ以下なら、コレステロール値が高めでも、
動脈硬化の進行度は遅いと判断できる。
「コレステロール値が高い、糖尿病、高血圧など危険因子を一つ持っていて
喫煙をする人は一度、動脈硬化検査を受けた方がよい」。
同じエコー検査でも、病院によって頸動脈のどの部分をどう測るかは異なる。
「どの病院にかかっても、検査結果が比較できるよう測定法の標準化が必要」。
◇ポリフェノールに改善効果
高脂血症の薬物治療には、一般にスタチン系薬剤が使われるが、
米国やドイツなど8カ国の臨床試験で、その一つのロスバスタチンが
頸動脈の厚さで測った動脈硬化の初期の進行を抑えることが分かった。
河盛隆造・順天堂大医学部教授(内科学)は
「まだ病気とは言えない初期の動脈硬化でも、
スタチン系薬剤が進展を抑えることが判明した画期的な結果だ」。
日本人でも同様の結果が得られるか、研究に取り組み始めた。
動脈硬化の発症には脂肪の取り過ぎや、野菜、果物の摂取不足も関係。
紅花種子に含まれるポリフェノールが血管年齢を改善することが、
福島県立医科大と味の素などの共同研究で分かりました。
動脈の脈波速度が高めの成人20人(平均年齢37歳)に、
このポリフェノールを4週間摂取してもらったところ、脈波速度が低下。
今後、機能性食品の開発に注目が集まりそう。
==============
■血管若返りのポイント
<1>高血圧、糖尿病、高脂血症、喫煙の危険因子をもたない
<2>よく歩くなど運動をする
<3>腹八分目に食べ、肥満にならないようにする
<4>自分なりのストレス解消法を考え、ストレスをためない
<5>睡眠不足にならない
<6>脂肪の取り過ぎに注意し、野菜や果物、魚をよく食べ、
ビタミンやミネラルなどの摂取に努める
<7>脳血流をよくするため、趣味などをもち、常に頭を使うよう心がける
http://www.mainichi-msn.co.jp/kurashi/kenko/news/20070921ddm013100148000c.html
********************
血管の状態を測定することは、比較的簡易にできます。
なので、血管を調べることで食品摂取や運動の効果を示すことができます。
ポリフェノールが動脈硬化の予防に効果的、というのはいいですね。
ワイン好きの私にとっては、いい口実?ができました。
血管年齢が高くならないように、ワインを飲みながらヘルシーライフを!!
健康診断でコレステロール値が低いなど、高脂血症に関する数値が
正常範囲だからといって、安心しきってはいけない。
コレステロール値がそれほど高くなくても、動脈硬化が進んでいる場合が。
動脈硬化の進行具合が分かる“血管年齢”を知っておくことは、
生活習慣病の早期発見に役立つ。
血管は年齢とともに硬くなるが、硬くなったからといって自覚症状があるわけではない。
このため、健康そうに見えても、知らぬ間に動脈硬化が進み、
ある日突然、心臓発作で倒れるケースも。
こうした心筋梗塞や脳梗塞などの引き金になるのが動脈硬化。
動脈硬化は、血管の内壁に脂質などがたまって血液の通り道が狭くなり、
弾力性がなくなる状態をいう。
動脈硬化を促す主な危険因子は、高脂血症、高血圧、糖尿病、喫煙の四つ。
ほかにストレス、睡眠不足、肥満、運動不足なども。
こうした要因を持っている人に役立つのが動脈硬化検査で、
最近は硬化の進み具合を測ってくれる病院が増えてきた。
高沢謙二・東京医科大八王子医療センター循環器内科教授は、
指先の脈波を測る「加速度脈波計」で患者の血管年齢を推定し、
健康アドバイスを行っている。
脈波とは、心臓が収縮と拡張を繰り返しながら送り出す血液が、
全身の血管壁で跳ね返ってできる波形のこと。
高沢さんは、その波のパターンによって血管年齢を推定する方法を編み出した。
患者はベッドであおむけになり、人さし指をセンサーに入れるだけ。
5分ほどで波形のプリントが出る。
「血管年齢が実際の年齢より11歳以上高い場合には、
動脈硬化が進んでいる疑いが強い」。
高血圧や高脂血症などの危険因子がない人でも、血管年齢が高いことも。
「この場合には、薬を飲むほど重症ではないので、
よく歩くなどライフスタイルの改善で対処できる」。
一方、血管年齢がセーフでも、いくつかの危険因子をもっていれば、
いずれ動脈硬化が進む可能性は高い。
「たばこを吸えば、間違いなく血管年齢は上がる。
予防の基本は危険因子を減らすことだ」。
◇頸動脈、厚さ1ミリ超は要注意
動脈硬化検査には、首の頸動脈の内壁の厚さ(IMT)を超音波で測るエコー検査、
動脈を伝わる脈波速度(PWV)を測る方法などがある。
松尾汎・松尾循環器クリニック院長は、
エコー検査などを治療や予防に役立てている。
頸動脈は、全身の血管の様子を映す窓だ。
エコー検査は、頸動脈の厚さをはっきりと見ることができ、
しかも服を着たまま簡単に測れる。
頸動脈の内壁の厚さは年齢とともに厚くなるが、
一般的に厚さが1ミリを超えると要注意で、
将来心筋梗塞などになる確率が高くなることを意味する。
逆に、内壁の厚さが0・9ミリ以下なら、コレステロール値が高めでも、
動脈硬化の進行度は遅いと判断できる。
「コレステロール値が高い、糖尿病、高血圧など危険因子を一つ持っていて
喫煙をする人は一度、動脈硬化検査を受けた方がよい」。
同じエコー検査でも、病院によって頸動脈のどの部分をどう測るかは異なる。
「どの病院にかかっても、検査結果が比較できるよう測定法の標準化が必要」。
◇ポリフェノールに改善効果
高脂血症の薬物治療には、一般にスタチン系薬剤が使われるが、
米国やドイツなど8カ国の臨床試験で、その一つのロスバスタチンが
頸動脈の厚さで測った動脈硬化の初期の進行を抑えることが分かった。
河盛隆造・順天堂大医学部教授(内科学)は
「まだ病気とは言えない初期の動脈硬化でも、
スタチン系薬剤が進展を抑えることが判明した画期的な結果だ」。
日本人でも同様の結果が得られるか、研究に取り組み始めた。
動脈硬化の発症には脂肪の取り過ぎや、野菜、果物の摂取不足も関係。
紅花種子に含まれるポリフェノールが血管年齢を改善することが、
福島県立医科大と味の素などの共同研究で分かりました。
動脈の脈波速度が高めの成人20人(平均年齢37歳)に、
このポリフェノールを4週間摂取してもらったところ、脈波速度が低下。
今後、機能性食品の開発に注目が集まりそう。
==============
■血管若返りのポイント
<1>高血圧、糖尿病、高脂血症、喫煙の危険因子をもたない
<2>よく歩くなど運動をする
<3>腹八分目に食べ、肥満にならないようにする
<4>自分なりのストレス解消法を考え、ストレスをためない
<5>睡眠不足にならない
<6>脂肪の取り過ぎに注意し、野菜や果物、魚をよく食べ、
ビタミンやミネラルなどの摂取に努める
<7>脳血流をよくするため、趣味などをもち、常に頭を使うよう心がける
http://www.mainichi-msn.co.jp/kurashi/kenko/news/20070921ddm013100148000c.html
********************
血管の状態を測定することは、比較的簡易にできます。
なので、血管を調べることで食品摂取や運動の効果を示すことができます。
ポリフェノールが動脈硬化の予防に効果的、というのはいいですね。
ワイン好きの私にとっては、いい口実?ができました。
血管年齢が高くならないように、ワインを飲みながらヘルシーライフを!!
ノルディックウォーキング

(毎日新聞 2007.9.19)
フィンランド生まれの新しいスポーツ「ノルディックウォーキング」。
2本のポールを使って歩くことで、通常のウォーキングに比べ運動強度が高く、
消費エネルギーが2割もアップするのが特徴。
足腰への負担が軽く、中高年も安心して楽しめる。
フィンランドのクロスカントリースキーの選手らが夏場のトレーニングとして、
ポールをもってハイキングやランニングをしたのが始まり。
1990年代後半にその運動効果が発表されると、
年齢を問わず手軽にできるエクササイズとして急速に人気。
欧州を中心に、約600万人の愛好家。
今年1月、日本ノルディックフィットネス協会(仙台市)が設立。
高橋直博事務局長は、「ストックのような専用ポールを地面について
上体を前に押し出しながら歩くので、歩幅が大きくなり、
通常のウォーキングに比べエネルギー消費が約20%上昇。
足腰にかかる負担は、15~25%程度軽減」。
ポールが杖となるので、高齢者にも安全。
下半身だけでなく、二の腕や胸、背中の筋肉もバランスよく鍛えられる。
下半身だけでなく、二の腕や胸、背中の筋肉もバランスよく鍛えられる。
メタボ対策として、医療関係者も注目。
ウェルネスササキクリニック(東京都板橋区)では、初期の高血圧や
糖尿病患者らを対象に運動療法の柱として、ノルディックウォーキングを導入。
佐々木巌院長は、「通常のウォーキングより短時間で質の高い
全身運動ができるので、忙しい中高年にもぴったり」。
筋力トレーニングなどと組み合わせて、9カ月間運動を続けた
男女19人(平均年齢71歳)の平均腹囲が87センチから84センチに減少。
誰にでも手軽に安全にできるスポーツという認知が高まるにつれ、
病気のリハビリや介護予防、体力増進を目的に導入する
病院や自治体が増えているという。
ノルディックウォーキングで、バランス能力が高まり、転倒予防に効果-
こんな仮説をもとに、60~70歳の女性を対象にした研究もスタート。
東北福祉大予防福祉健康増進センター(仙台市)が、
宮城県山元町の協力を得て実施。
「高齢者は、転倒をきっかけに寝たきりになるケースが多い。
全身のバランス機能の向上で転倒予防につながり、
健康寿命を延ばすことができるかもしれない」。
最近は、体験教室やイベントも各地で開かれている。
「元気学校」(東京都千代田区)校條諭社長は、
「ジョギングなどと違って、会話を楽しみながら歩けるのも魅力。
友人や夫婦でこのスポーツの快感をぜひ体験して」。
2007年10月5日金曜日
アルツハイマー:ワクチン飲んで治す 脳の「老人斑」撃退
(毎日新聞 2007年9月21日)
認知症の代表的な病気であるアルツハイマー病といえば、
不治の病のイメージが強い。
しかしここ数年、治療法につながる有望な研究が進み、
「飲むワクチン」で治る時代が目の前に迫ってきた。
9月21日は、「世界アルツハイマーデー」。
★免疫機能を利用
田平武・国立長寿医療センター研究所長は、
「治療法がここまで進むとは夢にも思わなかった」と、
最近のワクチン療法の進歩を語る。
アルツハイマー病患者の脳に共通して見られるのは、シミのような老人斑。
老人斑の主成分は、神経細胞を殺すアミロイドベータ(Aβ)たんぱく。
脳に蓄積して塊となると、神経細胞が次々と死に、記憶障害などが起きる。
治療の焦点は、この老人斑をいかに減らすかだ。
約10年前、突破口を開けたのは米国の研究者。
マウスにAβたんぱくを注射したところ、脳内に抗体ができ、老人斑が減ることを確認。
毒性のないウイルスや細菌を注射して、免疫反応を起こして抗体をつくるワクチンと
同じ手法が、アルツハイマー病の治療にも通用することが明らかに。
99年には米国の製薬会社が、患者約300人を対象に
Aβたんぱくを注射する臨床試験を始めた。
途中で約6%の人に脳炎の副作用が起き、試験は中止。
だが、その後の研究で多くの患者で老人斑が消え、
認知機能の低下が抑えられたことが分かった。
★サルで有効性確認
田平さんらは、「脳炎を起こさないワクチン作り」を目指した。
方法としては、Aβたんぱくを作り出す遺伝子を組み入れた
ウイルスベクター(遺伝子の運び屋)を口から摂取し、腸管で抗体を作らせる。
マウス実験の結果、老人斑は著しく減り、
迷路テストでも認知機能が良くなったことが分かった。
老齢のサルでも老人斑が減った。
いずれの場合も、副作用の脳炎は起きなかった。
「経口ワクチンの将来性を確信した」。
多くの患者から、「経口ワクチンを試したい」との声が届いているが、
日本での臨床試験は安全性のハードルが高い。
田平さんは各種学会で日本の企業にワクチンの開発を呼び掛けたが、
賛同企業は見つからず、手を挙げているのは米国の大学や研究機関。
★コメで研究も
「食べるワクチン」を開発する試みも行われている。
独立行政法人・東北農業研究センター(盛岡市)は、
Aβたんぱくを作り出す遺伝子組み換え稲を栽培。
米を食べて、アルツハイマー病を治すのが狙いで、
現在、マウスでの実験を実施。
吉田泰二上席研究員は、「実用化は簡単ではないが、将来性は高い」。
現在、日本で認可されている治療薬は塩酸ドネペジル(製品名アリセプト)だけで、
認知症の進行を遅らせる効果はあるものの、根本的な治療薬にはなっていない。
ワクチン療法は、根本的な治療薬として期待。
田平さんは、「あと数年で治療法の糸口が生まれるところまで来た」と
日本独自の経口ワクチンに期待するが、米国から逆輸入される可能性が高そう。
http://www.mainichi-msn.co.jp/science/medical/news/20070921k0000e040076000c.html
認知症の代表的な病気であるアルツハイマー病といえば、
不治の病のイメージが強い。
しかしここ数年、治療法につながる有望な研究が進み、
「飲むワクチン」で治る時代が目の前に迫ってきた。
9月21日は、「世界アルツハイマーデー」。
★免疫機能を利用
田平武・国立長寿医療センター研究所長は、
「治療法がここまで進むとは夢にも思わなかった」と、
最近のワクチン療法の進歩を語る。
アルツハイマー病患者の脳に共通して見られるのは、シミのような老人斑。
老人斑の主成分は、神経細胞を殺すアミロイドベータ(Aβ)たんぱく。
脳に蓄積して塊となると、神経細胞が次々と死に、記憶障害などが起きる。
治療の焦点は、この老人斑をいかに減らすかだ。
約10年前、突破口を開けたのは米国の研究者。
マウスにAβたんぱくを注射したところ、脳内に抗体ができ、老人斑が減ることを確認。
毒性のないウイルスや細菌を注射して、免疫反応を起こして抗体をつくるワクチンと
同じ手法が、アルツハイマー病の治療にも通用することが明らかに。
99年には米国の製薬会社が、患者約300人を対象に
Aβたんぱくを注射する臨床試験を始めた。
途中で約6%の人に脳炎の副作用が起き、試験は中止。
だが、その後の研究で多くの患者で老人斑が消え、
認知機能の低下が抑えられたことが分かった。
★サルで有効性確認
田平さんらは、「脳炎を起こさないワクチン作り」を目指した。
方法としては、Aβたんぱくを作り出す遺伝子を組み入れた
ウイルスベクター(遺伝子の運び屋)を口から摂取し、腸管で抗体を作らせる。
マウス実験の結果、老人斑は著しく減り、
迷路テストでも認知機能が良くなったことが分かった。
老齢のサルでも老人斑が減った。
いずれの場合も、副作用の脳炎は起きなかった。
「経口ワクチンの将来性を確信した」。
多くの患者から、「経口ワクチンを試したい」との声が届いているが、
日本での臨床試験は安全性のハードルが高い。
田平さんは各種学会で日本の企業にワクチンの開発を呼び掛けたが、
賛同企業は見つからず、手を挙げているのは米国の大学や研究機関。
★コメで研究も
「食べるワクチン」を開発する試みも行われている。
独立行政法人・東北農業研究センター(盛岡市)は、
Aβたんぱくを作り出す遺伝子組み換え稲を栽培。
米を食べて、アルツハイマー病を治すのが狙いで、
現在、マウスでの実験を実施。
吉田泰二上席研究員は、「実用化は簡単ではないが、将来性は高い」。
現在、日本で認可されている治療薬は塩酸ドネペジル(製品名アリセプト)だけで、
認知症の進行を遅らせる効果はあるものの、根本的な治療薬にはなっていない。
ワクチン療法は、根本的な治療薬として期待。
田平さんは、「あと数年で治療法の糸口が生まれるところまで来た」と
日本独自の経口ワクチンに期待するが、米国から逆輸入される可能性が高そう。
http://www.mainichi-msn.co.jp/science/medical/news/20070921k0000e040076000c.html
東京五輪招致に強力パートナー “凄腕”PR会社と契約
(毎日 2007.10.3)
東京オリンピック招致委員会は、来年の北京五輪や、
2014年のソチ冬季五輪の招致に大きく貢献した
PRコンサルタント会社「ウェーバー・シャンドウィック・ワールドワイド」
(本社・ニューヨーク)と契約を結んだと発表。
招致委は、同社に国外向けのPR活動をサポートしてもらい、
招致レースを有利に進めたい考え。
シャンドウィック社は、82カ国に拠点を置く世界最大規模のPR会社。
北京五輪招致の際は、課題とされた人権問題によるマイナスイメージを
払拭することに成功しており、広報戦略には定評がある。
招致委は7月にも、2014年冬季五輪招致に成功したソチ(ロシア)が
契約していた英国の五輪専門コンサルタント「ジョン・ティブス・アソシエーツ」と契約。
この両社は、ソチへの招致活動でも“タッグ”を組んでおり、
東京にとっては強力な援軍となりそうだ。
シャンドウィック社の日本オフィスは、
「国際社会での東京の存在感は大きい。昭和39年の東京五輪の
“レガシー”(遺産)を活用できるので、開催都市として非常に魅力的」と高く評価。
http://sankei.jp.msn.com/life/trend/071003/trd0710032107007-n1.htm
東京オリンピック招致委員会は、来年の北京五輪や、
2014年のソチ冬季五輪の招致に大きく貢献した
PRコンサルタント会社「ウェーバー・シャンドウィック・ワールドワイド」
(本社・ニューヨーク)と契約を結んだと発表。
招致委は、同社に国外向けのPR活動をサポートしてもらい、
招致レースを有利に進めたい考え。
シャンドウィック社は、82カ国に拠点を置く世界最大規模のPR会社。
北京五輪招致の際は、課題とされた人権問題によるマイナスイメージを
払拭することに成功しており、広報戦略には定評がある。
招致委は7月にも、2014年冬季五輪招致に成功したソチ(ロシア)が
契約していた英国の五輪専門コンサルタント「ジョン・ティブス・アソシエーツ」と契約。
この両社は、ソチへの招致活動でも“タッグ”を組んでおり、
東京にとっては強力な援軍となりそうだ。
シャンドウィック社の日本オフィスは、
「国際社会での東京の存在感は大きい。昭和39年の東京五輪の
“レガシー”(遺産)を活用できるので、開催都市として非常に魅力的」と高く評価。
http://sankei.jp.msn.com/life/trend/071003/trd0710032107007-n1.htm
“健康長寿世界一”の復権目指しアクションプラン 沖縄県が年度内に策定へ
(じほう 2007年9月21日)
沖縄県は、長寿県としてのイメージが強い。
海に囲まれた温暖な風土とバランスのとれた食事、穏やかな県民感情
といった印象が、長寿のイメージを補強しているが、
実は健康長寿の実態は崩れ始めている。
2002年(2000年版完全生命表)の都道府県別平均寿命では、
女性は1位を維持したものの、男性は26位に転落。
1995年は男性は4位だったが、7年後には一気に順位を下げた。
女性も、05年版では1位から滑り落ちるとの見方が有力。
02年の発表は、沖縄では「26ショック」という言葉を定着させ、
県民に大きな衝撃を与えた。
同県の医療関係者には、急速に悪化した心身の健康問題に対する憂慮は深い。
「健康おきなわ2010推進県民会議」を通じて、実効性のある対策づくりが本格化、
12月には具体策を盛り込んだアクションプランが明らかになる見通し。
全国平均を大きく上回る男性の肥満
沖縄県では、県民の肥満傾向が急速に広がっている。
02年、「健康おきなわ2010」を策定、
全国に先駆けて積極的な健康増進政策に乗り出してはいたが、
「26ショック」はあらためて沖縄の健康対策の重要性をあぶり出すものに。
今年7月に出された06年度県民健康・栄養調査結果をみても、
各種の指標には重たい課題がある。
特に若い人の脂肪エネルギー摂取は、全国の状況を先取りした感もあり、
沖縄の状況は多くの示唆を投げかける。
沖縄県の男性の平均余命は、年齢が若くなるにつれて下位に。
65歳以上で1位なのに、0歳では26位に転落。
長野県が各年代で上位を占めるのとは対照的。
女性は、各年代にわたって1位を維持しているが、
若くなるにつれて差が縮小する傾向がみられる。
この要因がどこにあるかを推定するには、
若い世代の肥満の状況をみるとわかりやすいが、
沖縄県は同時に自殺や事故といった死亡原因も高い。
若年世代の「太りすぎ」が要因の第1だとしても、
本土との経済格差、雇用問題など複合する問題も大きい。
ここではBMIを中心に、身体的健康状況に焦点を当ててみる。
昨年6月、「健康おきなわ2010」の中間評価をまとめた。
危険因子について、「肥満傾向に焦点を」と呼びかけられ、
健康政策の最大のテーマが「肥満対策」にあることが明確。
06年度県民健康・栄養調査結果では、
成人の肥満の状況が第1にクローズアップ。
これは、国に先駆けて、1年前倒しでの発表。
県民の意識向上に向けて、行政も含めた、強い危機意識を象徴。
男性は、各年代でBMI25以上の割合が全国平均を上回る。
女性も、20代と40代以上で全国平均を上回る。
男女ともに、70代以上ではBMI25以上が5割を超え、
全国平均と大きな落差をみせている。
男性の肥満傾向は大きな課題だ。
どうしてこのような状況が生まれるのか?
生活文化、食文化に独自の要因があることは明らか。
BMI平均値(15歳以上)は、それほど変化していない。
県民健康栄養調査結果からの比較では、男女ともに10ポイント以上低下し、
ここ10年間ほどは改善の兆候がみえる気配はある。
しかし、「健康栄養調査結果は客体数が少なく、直ちに改善があったとはいえない。
健診データを見る限り、肥満傾向は改善していないか悪化している」
と厳しい警戒を示している。
全国の改善状況を下回る循環器疾患死亡
沖縄県の疾病構造にどのような影響を与えているだろうか?
「健康おきなわ2010・中間評価報告書」は、
沖縄県と全国との平均寿命の差が縮小した最も大きな要因は、
心疾患、脳血管疾患の死亡率の低下が全国に比較して小さい。
全国の死亡率は、脳血管疾患が減少して、がんが死亡原因の第1位。
03年の沖縄県の人口10万対脳血管死亡率は、
男性55.6、女性28.4(全国男性66.5、女性39.2)だが、
脳出血死亡率は男性20.9、女性10.5(同19.7、9.8)、
虚血性心疾患は男性45.6、女性18.0(同43.1、19.6)、
心筋梗塞死亡率は男性34.6、女性12.8(同27.2、12.6)。
いずれも時系列的には減少がみられるものの、
脳出血、心筋梗塞はすでに全国平均を上回っている。
糖尿病も深刻な状況だ。
死亡率は全国的にもワースト2で、時系列的には70年代には
人口10万対5-7で、全国の9-12を大きく下回っていたが、
90年代以降は8-10となり、全国平均を上回っている。
90年代は50歳以上世代で、70年代の死亡率の2倍となる傾向も。
高血糖者の増加も著しく、特に40-60代の男性では
99年から03年までの間に、各年代で5000人ずつ増加。
http://www.m3.com/news/news.jsp?sourceType=GENERAL&categoryId=&articleId=55444
沖縄県は、長寿県としてのイメージが強い。
海に囲まれた温暖な風土とバランスのとれた食事、穏やかな県民感情
といった印象が、長寿のイメージを補強しているが、
実は健康長寿の実態は崩れ始めている。
2002年(2000年版完全生命表)の都道府県別平均寿命では、
女性は1位を維持したものの、男性は26位に転落。
1995年は男性は4位だったが、7年後には一気に順位を下げた。
女性も、05年版では1位から滑り落ちるとの見方が有力。
02年の発表は、沖縄では「26ショック」という言葉を定着させ、
県民に大きな衝撃を与えた。
同県の医療関係者には、急速に悪化した心身の健康問題に対する憂慮は深い。
「健康おきなわ2010推進県民会議」を通じて、実効性のある対策づくりが本格化、
12月には具体策を盛り込んだアクションプランが明らかになる見通し。
全国平均を大きく上回る男性の肥満
沖縄県では、県民の肥満傾向が急速に広がっている。
02年、「健康おきなわ2010」を策定、
全国に先駆けて積極的な健康増進政策に乗り出してはいたが、
「26ショック」はあらためて沖縄の健康対策の重要性をあぶり出すものに。
今年7月に出された06年度県民健康・栄養調査結果をみても、
各種の指標には重たい課題がある。
特に若い人の脂肪エネルギー摂取は、全国の状況を先取りした感もあり、
沖縄の状況は多くの示唆を投げかける。
沖縄県の男性の平均余命は、年齢が若くなるにつれて下位に。
65歳以上で1位なのに、0歳では26位に転落。
長野県が各年代で上位を占めるのとは対照的。
女性は、各年代にわたって1位を維持しているが、
若くなるにつれて差が縮小する傾向がみられる。
この要因がどこにあるかを推定するには、
若い世代の肥満の状況をみるとわかりやすいが、
沖縄県は同時に自殺や事故といった死亡原因も高い。
若年世代の「太りすぎ」が要因の第1だとしても、
本土との経済格差、雇用問題など複合する問題も大きい。
ここではBMIを中心に、身体的健康状況に焦点を当ててみる。
昨年6月、「健康おきなわ2010」の中間評価をまとめた。
危険因子について、「肥満傾向に焦点を」と呼びかけられ、
健康政策の最大のテーマが「肥満対策」にあることが明確。
06年度県民健康・栄養調査結果では、
成人の肥満の状況が第1にクローズアップ。
これは、国に先駆けて、1年前倒しでの発表。
県民の意識向上に向けて、行政も含めた、強い危機意識を象徴。
男性は、各年代でBMI25以上の割合が全国平均を上回る。
女性も、20代と40代以上で全国平均を上回る。
男女ともに、70代以上ではBMI25以上が5割を超え、
全国平均と大きな落差をみせている。
男性の肥満傾向は大きな課題だ。
どうしてこのような状況が生まれるのか?
生活文化、食文化に独自の要因があることは明らか。
BMI平均値(15歳以上)は、それほど変化していない。
県民健康栄養調査結果からの比較では、男女ともに10ポイント以上低下し、
ここ10年間ほどは改善の兆候がみえる気配はある。
しかし、「健康栄養調査結果は客体数が少なく、直ちに改善があったとはいえない。
健診データを見る限り、肥満傾向は改善していないか悪化している」
と厳しい警戒を示している。
全国の改善状況を下回る循環器疾患死亡
沖縄県の疾病構造にどのような影響を与えているだろうか?
「健康おきなわ2010・中間評価報告書」は、
沖縄県と全国との平均寿命の差が縮小した最も大きな要因は、
心疾患、脳血管疾患の死亡率の低下が全国に比較して小さい。
全国の死亡率は、脳血管疾患が減少して、がんが死亡原因の第1位。
03年の沖縄県の人口10万対脳血管死亡率は、
男性55.6、女性28.4(全国男性66.5、女性39.2)だが、
脳出血死亡率は男性20.9、女性10.5(同19.7、9.8)、
虚血性心疾患は男性45.6、女性18.0(同43.1、19.6)、
心筋梗塞死亡率は男性34.6、女性12.8(同27.2、12.6)。
いずれも時系列的には減少がみられるものの、
脳出血、心筋梗塞はすでに全国平均を上回っている。
糖尿病も深刻な状況だ。
死亡率は全国的にもワースト2で、時系列的には70年代には
人口10万対5-7で、全国の9-12を大きく下回っていたが、
90年代以降は8-10となり、全国平均を上回っている。
90年代は50歳以上世代で、70年代の死亡率の2倍となる傾向も。
高血糖者の増加も著しく、特に40-60代の男性では
99年から03年までの間に、各年代で5000人ずつ増加。
http://www.m3.com/news/news.jsp?sourceType=GENERAL&categoryId=&articleId=55444
2007年10月4日木曜日
食欲抑制脳内物質:骨密度もコントロール 骨粗しょう症治療、新薬に道
(毎日新聞 2007年9月17日)
食欲を抑制する働きがある脳内物質「ニューロメジンU(NMU)」が、
骨密度の増減もコントロールしていることを、
竹田秀・東京医科歯科大特任准教授(骨代謝)らの研究チームが発見。
新たな骨粗しょう症治療薬の開発につながる可能性があり、
米医学誌「ネイチャー・メディシン」電子版に掲載。
竹田特任准教授らは、正常なマウスとNMUを持たないマウスの骨密度を比較。
NMUを持たないマウスは正常マウスより、
骨密度が腰椎で約24%、脛骨で約29%高かった。
NMUを持たないマウスの脳にNMUを投与すると、
腰椎の骨密度は約20%減少したが、
骨のもとになる「骨芽細胞」に直接NMUを投与しても変化はなかった。
NMUが脳の中で作用すると、骨芽細胞になんらかの信号が送られ、
骨の生成が抑制されると考えられるという。
竹田特任准教授は、「NMUが作用しないようにする薬が開発できれば、
骨密度を増加させることができるのではないか」。
http://www.mainichi-msn.co.jp/science/medical/news/20070917ddm003040137000c.html
食欲を抑制する働きがある脳内物質「ニューロメジンU(NMU)」が、
骨密度の増減もコントロールしていることを、
竹田秀・東京医科歯科大特任准教授(骨代謝)らの研究チームが発見。
新たな骨粗しょう症治療薬の開発につながる可能性があり、
米医学誌「ネイチャー・メディシン」電子版に掲載。
竹田特任准教授らは、正常なマウスとNMUを持たないマウスの骨密度を比較。
NMUを持たないマウスは正常マウスより、
骨密度が腰椎で約24%、脛骨で約29%高かった。
NMUを持たないマウスの脳にNMUを投与すると、
腰椎の骨密度は約20%減少したが、
骨のもとになる「骨芽細胞」に直接NMUを投与しても変化はなかった。
NMUが脳の中で作用すると、骨芽細胞になんらかの信号が送られ、
骨の生成が抑制されると考えられるという。
竹田特任准教授は、「NMUが作用しないようにする薬が開発できれば、
骨密度を増加させることができるのではないか」。
http://www.mainichi-msn.co.jp/science/medical/news/20070917ddm003040137000c.html
認知症簡易問診サイト「ケータイで家庭のお医者さん」がオープン
(Yahoo!ニュース 9月18日)
エイチ・ツー・オー綜合研究所は、ナレッジゲート株式会社と提携し、
携帯電話で認知症の簡易問診ができる情報サイト
「ケータイで家庭のお医者さん」( http://0133.jp/)を開始。
「ケータイで家庭のお医者さん」は、無料の会員登録することで
認知症の予防方法、危険度チェック、対処方法などのコンテンツが
利用できるようになるもの。
危険度チェックでは、2択の12問の質問に応えるだけで
認知症の危険度を診断してくれる。
これらのコンテンツは、日本認知症ケア学会理事長 本間昭医師と、
「こだまクリニック」の理事長木之下徹医師らの監修により製作。
本格的なサービス開始を予定する11月には、
認知症に対応できる医療機関や相談窓口を検索できるサイト
「smilestation(スマイルステーション)」を展開し、
サービス拡大を図る計画。
同社は今後、地域医師会、介護事業者、医療機関、医療関連事業会社、
各メディア事業者と連携を図り、家庭に高齢者を抱える家族などに対し
認知症に関する知識を広め、早期発見を促し利用者の拡大を目指す。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070918-00000028-inet-mobi
************************
このように、携帯はもっともっと活用範囲が広がりますね。
今回は認知症に関するサービスで、アンケート方式ですが、
今後は血圧、心拍、ストレス度なんかを測定できたらいいですね。
エイチ・ツー・オー綜合研究所は、ナレッジゲート株式会社と提携し、
携帯電話で認知症の簡易問診ができる情報サイト
「ケータイで家庭のお医者さん」( http://0133.jp/)を開始。
「ケータイで家庭のお医者さん」は、無料の会員登録することで
認知症の予防方法、危険度チェック、対処方法などのコンテンツが
利用できるようになるもの。
危険度チェックでは、2択の12問の質問に応えるだけで
認知症の危険度を診断してくれる。
これらのコンテンツは、日本認知症ケア学会理事長 本間昭医師と、
「こだまクリニック」の理事長木之下徹医師らの監修により製作。
本格的なサービス開始を予定する11月には、
認知症に対応できる医療機関や相談窓口を検索できるサイト
「smilestation(スマイルステーション)」を展開し、
サービス拡大を図る計画。
同社は今後、地域医師会、介護事業者、医療機関、医療関連事業会社、
各メディア事業者と連携を図り、家庭に高齢者を抱える家族などに対し
認知症に関する知識を広め、早期発見を促し利用者の拡大を目指す。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070918-00000028-inet-mobi
************************
このように、携帯はもっともっと活用範囲が広がりますね。
今回は認知症に関するサービスで、アンケート方式ですが、
今後は血圧、心拍、ストレス度なんかを測定できたらいいですね。
2007年10月3日水曜日
犬小屋の高級化進む おしゃれで快適に
(毎日新聞 2007.9.25)
米国では、ペットをわが子のようにかわいがる飼い主が増え、
犬小屋の高級化も進んでいる。
「ドッグ・ファンシー・マガジン」9月号では、高級な犬小屋を特集。
おしゃれな壁紙が張られ、シャワー室や寝心地の良さそうな
ベッドのある犬小屋などを紹介。
スーザン・チェイニー編集長は、
「豪華な家に住んでいる人は、夜になったからといって、
かわいいペットを鉄のおりの中に入れることできない」
と犬小屋にお金をかける飼い主の気持ちを分析。
インディアナ州インディアナポリスに住むアマンダ・ランツさんは、
黒いトイ・プードルを飼っている。
名前はロキシー。
ロキシーの“家”の広さは縦3フィート(約90センチ)、横6フィート。
天井にはシャンデリアがあり、150ドル(約1万7250円)で購入した
鉄製のベッドは、ふわふわした人工毛皮で覆われている。
ランツさんのような飼い主のため、
ペット用住居の設計を行うインテリア・デザイナーも増えている。
デザイン事務所「ベラ・クージーナ」(ミシガン州)では、
犬用にデザインした6パターンの部屋を用意。
ペットに快適に過ごしてもらうため、床にはセラミックか石のタイルを使い、
床暖房も入れるタイプもあるという。
デザイナーのフレッド・フロックさんは、
「家の内装を頼まれたときは必ず、『ペットはいるのか』、
いる場合は、『ペットのためにスペースを設ける必要があるのか』を
聞くようにしています」。
http://sankei.jp.msn.com/life/lifestyle/070925/sty0709251951003-n1.htm
*********************
ペット業界は、ますます盛んになりますね。
犬小屋の高級化は今後も発展しそうです。
犬小屋の別荘もできるのでは??
私のアパートよりも環境がよさそうです。。。
今は、「お犬様」の時代ですね。
米国では、ペットをわが子のようにかわいがる飼い主が増え、
犬小屋の高級化も進んでいる。
「ドッグ・ファンシー・マガジン」9月号では、高級な犬小屋を特集。
おしゃれな壁紙が張られ、シャワー室や寝心地の良さそうな
ベッドのある犬小屋などを紹介。
スーザン・チェイニー編集長は、
「豪華な家に住んでいる人は、夜になったからといって、
かわいいペットを鉄のおりの中に入れることできない」
と犬小屋にお金をかける飼い主の気持ちを分析。
インディアナ州インディアナポリスに住むアマンダ・ランツさんは、
黒いトイ・プードルを飼っている。
名前はロキシー。
ロキシーの“家”の広さは縦3フィート(約90センチ)、横6フィート。
天井にはシャンデリアがあり、150ドル(約1万7250円)で購入した
鉄製のベッドは、ふわふわした人工毛皮で覆われている。
ランツさんのような飼い主のため、
ペット用住居の設計を行うインテリア・デザイナーも増えている。
デザイン事務所「ベラ・クージーナ」(ミシガン州)では、
犬用にデザインした6パターンの部屋を用意。
ペットに快適に過ごしてもらうため、床にはセラミックか石のタイルを使い、
床暖房も入れるタイプもあるという。
デザイナーのフレッド・フロックさんは、
「家の内装を頼まれたときは必ず、『ペットはいるのか』、
いる場合は、『ペットのためにスペースを設ける必要があるのか』を
聞くようにしています」。
http://sankei.jp.msn.com/life/lifestyle/070925/sty0709251951003-n1.htm
*********************
ペット業界は、ますます盛んになりますね。
犬小屋の高級化は今後も発展しそうです。
犬小屋の別荘もできるのでは??
私のアパートよりも環境がよさそうです。。。
今は、「お犬様」の時代ですね。
2007年10月2日火曜日
2つの新規遺伝子が関節リウマチのリスクに関連している可能性
(Medscape 9月5日)
関節リウマチ(RA)のリスクを増大させる可能性がある
遺伝子座および別の遺伝子が詳しく報告。
ヒト9番染色体上に存在する腫瘍壊死因子受容体関連因子1(TRAF1)、
補体成分5(C5)はいずれも慢性炎症に関連。
2番染色体長腕(2q)上のシグナル伝達性転写因子4(STAT4)は、
T細胞のシグナル伝達に関与。
米国立関節炎・筋骨格・皮膚疾患研究所(NIAMS)臨床部長のDaniel Kastnerは、
「ヒトゲノム中の多数の有力な候補のうち、どれが自己免疫・炎症性疾患に
対する感受性をもたらすのかを検討するため、
特定遺伝子座における特定対立遺伝子と変異の関連を利用した」。
TRAF1-C5:ゲノムワイド研究
ゲノムワイド研究は、RA患者1,522例およびマッチした対照1,850例を対象とし、
North American Rheumatoid Arthritis Consortium(NARAC)および
Swedish Epidemiological Investigation of Rheumatoid Arthritis(EIRA)の
データセットを使用。
患者は、抗環状シトルリン化ペプチド(CCP)に対する自己抗体陽性。
297,086の一塩基多型(SNP)を解析し、
「疾患との有意な関連」を示したSNPについては、
患者997例および対照1,777例において遺伝子型を特定。
9番染色体上のSNPは、すべてのサンプルにおいてRAに関連。
この領域には、慢性炎症に関連する遺伝子TRAF1、C5が含まれていた。
Robert S. Boas Center for Genomics and Human Genetics at the Feinstein Institute for Medical Researchセンター長である
Peter K. Gregersenは、「TRAF1は、腫瘍壊死因子[TNF]受容体を
介したシグナル伝達の阻害に関与しているので、非常に有力な候補。
また、TNFがRAの非常に重要な病因であることは明らか」。
RA治療を目的に開発された生物学的製剤の大部分は、TNF阻害薬。
また、C5切断が炎症性化合物を生成し、C5欠損マウスは炎症性関節炎に罹患しにくい。
STAT4:連鎖研究
RAリスク遺伝子を含む可能性が高い、2番染色体長腕上の領域を同定。
「精密マッピングを行った結果、STAT4がこの領域の主要遺伝子である」。
染色体2q領域内の13候補遺伝子の周辺にあるSNPに焦点。
RA患者1,620例および対照2,635例を対象としたSNP初回解析により、
領域を絞り、さらにRA患者1,529例および対照881例を詳細に検討。
また、全身性エリテマトーデス(SLE)患者1,039例および対照1,248例において
関連SNPを検討した結果、STAT4の1つのSNPが、
RAおよびSLEの両疾患に関連していることが判明。
マイナー(疾患関連)対立遺伝子は、
RA患者の染色体の27%、対照群の染色体の22%に存在。
SLE患者の染色体の31%、対照群の染色体の22%に存在。
リスク対立遺伝子がホモ接合体である場合、
この対立遺伝子がない場合と比較して、SLEの発症は2倍以上、
関節リウマチのリスクは60%増加。
「STAT4は、T細胞および他の免疫系細胞のシグナル伝達に
深く関与しているので、とりわけ興味深い。
インターロイキン2や1型インターフェロンを含むSTAT4経路が、
関節リウマチや全身性エリテマトーデスの発症機構に直接関与する」。
STAT4は、RAおよびSLEの両方に関連しており、
このことは、別のRA関連遺伝子PTPN22でみられる傾向
(1つの遺伝子が2つ以上の自己免疫疾患に関与している可能性)を裏付け。
さらに遺伝子が見つかる?
Gregersen博士は、さらに3~5のRAリスク関連遺伝子が見つかると予測。
「1型糖尿病のリスク遺伝子は、現在、約10~20見つかっているが、
RAについても同じことが起こるであろう」。
現在のところ、RA関連遺伝子は、
TRAF1-C5、STAT4、PTPN22、HLA領域、シトルリン化の制御遺伝子PADI4
(peptidyl arginine deaminase 4)の5つ。
RAの血液検査では、抗シトルリン抗体(抗CCP抗体)の検出を実施。
PADI4とRAの関連は、アジア系集団で明確だが、欧州系集団では不明確。
「この酵素には、5~6種類のサブタイプがあり、1番染色体の先端にある。
PADI4は、蛋白質中のアルギニンをシトルリンに変換する酵素で、
シトルリンが抗体の標的となる」。
抗CCP抗体は、診断ツールとして認識が高まっており、
最近では韓国人集団において同じSTAT4結果が得られた。
東京大学大学院医学系研究科アレルギー・リウマチ学の山本一彦、
東京大学医科学研究所ゲノム機能解析分野の山田亮による『NEJM』の論説は、
「さまざまな祖先の」集団を研究対象とすることの重要性を強調。
「PADI4の機能は、RA特異的自己抗体産生に密接に関連しており、
遺伝的変異と機能差の機能的関係を明らかにするために、
複数の分子生物学的研究が実施されている」。
「PADI4蛋白の増加によって、[自己]抗原のシトルリン化が促進され、
その結果、関節リウマチの最も特異的なマーカーである
抗シトルリン化ペプチド抗体が増加」。
RA関連変異は、「増加する集団もあれば増加しない集団もあり、
地域環境と相互作用して、疾患感受性に影響を及ぼすこともある。
現在、非欧州集団のデータは不十分であり、
ゲノムワイド関連研究時代におけるテーラーメイド医療は、
多くの民族のデータを含めた臨床研究が必要」。
研究室から臨床へ
ゲノムワイド研究と連鎖研究によって、RA遺伝学に関する情報が集められているが、
医療にはどのような影響が及ぶのか?
Gregersen博士は、「この情報の使用は、
疾患の病因に関与する経路を見抜くためには非常に重要」。
STAT4阻害マウスモデルの治療成功に言及した。
多数のRAリスク遺伝子をもつ患者は、同定できる可能性がある。
自己抗体検査と組み合わせて、リスクが非常に高い患者を同定できれば、
何らかの予防を行うことが可能に。
「抗体を有する人は非常にリスクが高く、将来RAを発症するリスクは20~30倍高い。
遺伝情報を利用することで、予測可能性を改善し、
リスクが高い人を疾患発症前に同定することができる」。
「薬剤に対する個人の反応性を予測するバイオマーカーを探索する
多くの研究が行われている。これらの遺伝学的所見によって、
患者をよりよく特徴付けることが可能になる」。
N Engl J Med. TRAF1-C5 study and editorial published online September 5, 2007. STAT4 study: 2007;357(10):977-986.
http://www.m3.com/news/news.jsp?sourceType=SPECIALTY&categoryId=580&articleLang=ja&articleId=54633
関節リウマチ(RA)のリスクを増大させる可能性がある
遺伝子座および別の遺伝子が詳しく報告。
ヒト9番染色体上に存在する腫瘍壊死因子受容体関連因子1(TRAF1)、
補体成分5(C5)はいずれも慢性炎症に関連。
2番染色体長腕(2q)上のシグナル伝達性転写因子4(STAT4)は、
T細胞のシグナル伝達に関与。
米国立関節炎・筋骨格・皮膚疾患研究所(NIAMS)臨床部長のDaniel Kastnerは、
「ヒトゲノム中の多数の有力な候補のうち、どれが自己免疫・炎症性疾患に
対する感受性をもたらすのかを検討するため、
特定遺伝子座における特定対立遺伝子と変異の関連を利用した」。
TRAF1-C5:ゲノムワイド研究
ゲノムワイド研究は、RA患者1,522例およびマッチした対照1,850例を対象とし、
North American Rheumatoid Arthritis Consortium(NARAC)および
Swedish Epidemiological Investigation of Rheumatoid Arthritis(EIRA)の
データセットを使用。
患者は、抗環状シトルリン化ペプチド(CCP)に対する自己抗体陽性。
297,086の一塩基多型(SNP)を解析し、
「疾患との有意な関連」を示したSNPについては、
患者997例および対照1,777例において遺伝子型を特定。
9番染色体上のSNPは、すべてのサンプルにおいてRAに関連。
この領域には、慢性炎症に関連する遺伝子TRAF1、C5が含まれていた。
Robert S. Boas Center for Genomics and Human Genetics at the Feinstein Institute for Medical Researchセンター長である
Peter K. Gregersenは、「TRAF1は、腫瘍壊死因子[TNF]受容体を
介したシグナル伝達の阻害に関与しているので、非常に有力な候補。
また、TNFがRAの非常に重要な病因であることは明らか」。
RA治療を目的に開発された生物学的製剤の大部分は、TNF阻害薬。
また、C5切断が炎症性化合物を生成し、C5欠損マウスは炎症性関節炎に罹患しにくい。
STAT4:連鎖研究
RAリスク遺伝子を含む可能性が高い、2番染色体長腕上の領域を同定。
「精密マッピングを行った結果、STAT4がこの領域の主要遺伝子である」。
染色体2q領域内の13候補遺伝子の周辺にあるSNPに焦点。
RA患者1,620例および対照2,635例を対象としたSNP初回解析により、
領域を絞り、さらにRA患者1,529例および対照881例を詳細に検討。
また、全身性エリテマトーデス(SLE)患者1,039例および対照1,248例において
関連SNPを検討した結果、STAT4の1つのSNPが、
RAおよびSLEの両疾患に関連していることが判明。
マイナー(疾患関連)対立遺伝子は、
RA患者の染色体の27%、対照群の染色体の22%に存在。
SLE患者の染色体の31%、対照群の染色体の22%に存在。
リスク対立遺伝子がホモ接合体である場合、
この対立遺伝子がない場合と比較して、SLEの発症は2倍以上、
関節リウマチのリスクは60%増加。
「STAT4は、T細胞および他の免疫系細胞のシグナル伝達に
深く関与しているので、とりわけ興味深い。
インターロイキン2や1型インターフェロンを含むSTAT4経路が、
関節リウマチや全身性エリテマトーデスの発症機構に直接関与する」。
STAT4は、RAおよびSLEの両方に関連しており、
このことは、別のRA関連遺伝子PTPN22でみられる傾向
(1つの遺伝子が2つ以上の自己免疫疾患に関与している可能性)を裏付け。
さらに遺伝子が見つかる?
Gregersen博士は、さらに3~5のRAリスク関連遺伝子が見つかると予測。
「1型糖尿病のリスク遺伝子は、現在、約10~20見つかっているが、
RAについても同じことが起こるであろう」。
現在のところ、RA関連遺伝子は、
TRAF1-C5、STAT4、PTPN22、HLA領域、シトルリン化の制御遺伝子PADI4
(peptidyl arginine deaminase 4)の5つ。
RAの血液検査では、抗シトルリン抗体(抗CCP抗体)の検出を実施。
PADI4とRAの関連は、アジア系集団で明確だが、欧州系集団では不明確。
「この酵素には、5~6種類のサブタイプがあり、1番染色体の先端にある。
PADI4は、蛋白質中のアルギニンをシトルリンに変換する酵素で、
シトルリンが抗体の標的となる」。
抗CCP抗体は、診断ツールとして認識が高まっており、
最近では韓国人集団において同じSTAT4結果が得られた。
東京大学大学院医学系研究科アレルギー・リウマチ学の山本一彦、
東京大学医科学研究所ゲノム機能解析分野の山田亮による『NEJM』の論説は、
「さまざまな祖先の」集団を研究対象とすることの重要性を強調。
「PADI4の機能は、RA特異的自己抗体産生に密接に関連しており、
遺伝的変異と機能差の機能的関係を明らかにするために、
複数の分子生物学的研究が実施されている」。
「PADI4蛋白の増加によって、[自己]抗原のシトルリン化が促進され、
その結果、関節リウマチの最も特異的なマーカーである
抗シトルリン化ペプチド抗体が増加」。
RA関連変異は、「増加する集団もあれば増加しない集団もあり、
地域環境と相互作用して、疾患感受性に影響を及ぼすこともある。
現在、非欧州集団のデータは不十分であり、
ゲノムワイド関連研究時代におけるテーラーメイド医療は、
多くの民族のデータを含めた臨床研究が必要」。
研究室から臨床へ
ゲノムワイド研究と連鎖研究によって、RA遺伝学に関する情報が集められているが、
医療にはどのような影響が及ぶのか?
Gregersen博士は、「この情報の使用は、
疾患の病因に関与する経路を見抜くためには非常に重要」。
STAT4阻害マウスモデルの治療成功に言及した。
多数のRAリスク遺伝子をもつ患者は、同定できる可能性がある。
自己抗体検査と組み合わせて、リスクが非常に高い患者を同定できれば、
何らかの予防を行うことが可能に。
「抗体を有する人は非常にリスクが高く、将来RAを発症するリスクは20~30倍高い。
遺伝情報を利用することで、予測可能性を改善し、
リスクが高い人を疾患発症前に同定することができる」。
「薬剤に対する個人の反応性を予測するバイオマーカーを探索する
多くの研究が行われている。これらの遺伝学的所見によって、
患者をよりよく特徴付けることが可能になる」。
N Engl J Med. TRAF1-C5 study and editorial published online September 5, 2007. STAT4 study: 2007;357(10):977-986.
http://www.m3.com/news/news.jsp?sourceType=SPECIALTY&categoryId=580&articleLang=ja&articleId=54633
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