2009年3月27日金曜日

総合型の地域スポーツクラブ発足へ 矢巾

(岩手日報 3月21日)

矢巾町で初の総合型地域スポーツクラブ「楽々(らら)クラブ矢巾」は、
同町南矢幅の町公民館で設立総会を開く。
町民総合体育館を拠点に、卓球や高齢者教室などサークル活動、
多様な教室や交流会を開催。
幼児から高齢者まで、気軽にスポーツに親しむ環境をつくり、
地域の活性化を目指す。

楽々クラブ矢巾は、町体協(村松正夫会長)が中心、
2007年度から設立準備を進めてきた。
既に活動する卓球、バウンドテニス、エアロビクス、シルバー教室の
4サークルを基礎団体として発足。

09年度はウオーキングや健康体操教室、ソフトボール交流会、
フラダンス教室などを予定。
児童を対象に、正しい走り方の指導や、体力測定会も実施。
運営費は会費などで賄う。

総合型地域スポーツクラブは文科省が進める事業で、
10年までに各市町村に1団体以上の設立を目指す。
住民の自主運営により、地域の実情に合ったスポーツを
幅広い世代が楽しむことを目的。

楽々クラブ矢巾も、設立後は女性スタッフら町民主体の運営。
準備委クラブマネジャーの射守矢加代子さん(45)は、
「ピクニックやハイキングなどレクリエーションも企画し、
運動を始めるきっかけをつくりたい。
5年後の会員は500人が目標」と意欲を示す。

21日は、アルベールビル五輪ノルディック複合団体金メダリストの
三ケ田礼一さんが同公民館で記念公演。

http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20090321_7

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