(東海新報 3月21日)
「みなとまちづくり懇談会」が、大船渡商工会議所で開かれた。
今年度実施した大船渡駅周辺整備事業などの進ちょくを確認、
客船誘致におけるにぎわい創出のあり方などについて意見を交わした。
市では、国からの「まちづくり交付金事業」を受けて各種整備を進め、
大船渡駅周辺整備では地域住民や民間関係者とのワークショップを重ね、
地域特性を生かしたまちづくりを進めようと懇談会を開催。
室井良雄港湾経済部長は、「さらなるにぎわいの創出や
大船渡らしいまちづくりに向けて取り組んでいきたい。
今年は、5隻の客船が訪れるが、皆さんの意見を受けながら
心のこもったもてなしを進めていきたい」
今年度のまちづくり交付金事業の進ちょく状況について説明。
海の祭典「海フェスタ」に合わせ、同駅周辺7、8カ所に案内表示板を設置。
公衆トイレの設置場所、岸壁や公園、魚市場の位置も分かりやすく示し、
デザインにも配慮。
笹崎公園のトイレ水洗化、加茂公園での災害時に対応したベンチ整備設計など。
大船渡駅の改築について、新年度以降の設計に向け、基本調査を進めた。
新駅舎は、18年度から懇談会を通じて意見をまとめているが、
総二階建て構造、東西を線路上でつなぐ自由通路の整備や
駅舎二階部分の活用方法、エレベーター設置などで検討。
意見交換は、客船観光を生かしたまちづくりをテーマに行われた。
客船が大船渡港に入ると、多くの観光客や見物客らでにぎわいが生まれ、
「にぎわいが、港湾から商店街に流れるような方策を」、
「商店のマップをまとめた情報誌を作成しては」といった声。
http://www.tohkaishimpo.com/
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