2009年3月25日水曜日

三陸総合運動公園4種公認へ 陸上記録会での活用期待

(東海新報 3月20日)

大船渡市の三陸総合運動公園が、新年度から
日本陸連公認四種陸上競技場として使用できる見通し。
陸連公認技術役員が同公園でトラックの実測調査などを行い、
整備状況が基準を満たしていることを確認。

公認競技場は、陸上競技大会で出た記録が、
公認記録として認定されるために必要なもの。
同公園は、平成10年に第五種公認を受けたが、15年に期限を迎え、
そのまま更新せずに公認が取り消されていた。

気仙内で公認されていた大船渡中学校グラウンドと
県立高田松原野外活動センターグラウンドも、
今年度内に有効期限を迎えたが更新しない方針で、
管内で行われる小中学校通信陸上大会などに向け、
同公園を公認へ切り替える。

日本陸連の公認競技場は、現在五種区分が廃止、
同公園の規格も四種に合わせる必要が生じた。
グラウンド内を平坦にならしたほか、高跳び競技用の礎石造成、
二百㍍トラックのコーステープ設置などの作業が行われた。

検定では、技術役員がグラウンドの状況やコースの長さなど実測調査を実施。
「規格は基準を満たしている。多目的グラウンドだが、
陸上が盛んな地域で多く利用されており、公認が必要」

今後、役員から日本陸連に公認取得への申請がされ、
新年度には正式に四種公認競技場として認可される見通し。

大船渡市陸協の村上悌太郎会長は、
「晴れて公認されれば、子どもたちが競技を続ける上でも大きい」

http://www.tohkaishimpo.com/

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