2009年6月16日火曜日

急死の三沢光晴さん、長年にわたり移植医療に協力

(6月15日 産経新聞)

広島市で13日夜、試合中に技を受けて急死したプロレスラー、
三沢光晴さん(46)は、移植医療に関心を持ち、
募金などを通じて長年活動に協力してきた。

三沢さんは平成13年以降、自ら主催するプロレス団体「ノア」の
全国の興行会場で、移植患者への募金や、ドナーカードの配布
といった活動を、ファンに対してたびたび行ってきた。

NPO法人「日本移植支援協会」によると、
移植に関心を持ったきっかけは、先輩のプロレスラー、
ジャンボ鶴田さんが平成12年、フィリピンで肝臓移植手術中に
死亡したことがきっかけ。

同法人の高橋和子理事は、「寛大で優しく、機関紙の表紙にも
気軽に登場してくれた。多くの患者に勇気を与えてくれたことに、
感謝の気持ちでいっぱい」と人柄をしのんだ。

三沢さんと親交があった巨人の原辰徳監督は、
「寡黙だが、内に秘めた闘志、統率力などが素晴らしく、
同世代の男として尊敬する人物だった」

三沢さんの遺体は東京に運ばれ、近親者だけで密葬を行う予定。
「ノア」の百田光雄副社長(60)は、
「(ファンとの)お別れの場はつくらないといけない」と
追悼イベントの開催を示唆。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090615-00000618-san-fight

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