2009年6月18日木曜日

中尊寺落慶供養願文をTシャツに 有志が作製

(岩手日報 6月7日)

奥州藤原氏、初代清衡の平和思想を広く知ってもらおうと、
平泉町と一関市の有志が、「中尊寺落慶供養願文」を、
英訳しTシャツにした。
平泉町で開催されるイベントで販売開始。

収益の一部で、平泉文化を紹介する英語の本出版も目指す。
平泉を訪れる外国人旅行者が、清衡の平和思想に触れる
きっかけにもなりそう。

Tシャツは、紺と白の2色。
金色の文字で、すべての人や生き物が浄土に導かれるよう、
願う言葉が英語で書かれている。

紺色の紙に、金色の文字で書かれた中尊寺所蔵の
「紺紙金字一切経」からイメージ。
TシャツのサイズはSSからXLまで5種類で、1枚1500円。

通訳ガイドの菊池敦子さん(一関市大東町)が中心となり、
1年ほど前から準備を進め、中尊寺の協力を得て作製。

英訳は、平泉町在住の英国人千葉ローズマリーさんが担当。
一関市大東町の障害者福祉サービス事業所「室蓬館」で印刷。
1千枚作製。今後は、3千枚の販売を目指す。
菊池さんは、「平泉文化の良さを広く知ってほしい」と期待。

平泉町で開催されるウオーキングのイベント
「IBC平泉ウォーク」の発着点・旧観自在王院庭園で販売開始。
同町平泉のこざか豆腐店やインターネットでも販売。

問い合わせは、「中尊寺落慶供養願文Tシャツプロジェクト」事務局
(菊池敦子さん、ファクス兼用0191・75・3265)。

http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20090607_5

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