(2009年7月9日 共同通信社)
人が二本足で安定した直立姿勢を保っていられるのは、
体をわずかに揺らしながら、適切なタイミングで重心を
調整しているためとする研究結果を、
大阪大などのチームがまとめ、米科学誌プロスワンに発表。
ロボットのような固い姿勢ではなく、
頑張り過ぎずに関節を柔軟にして、
脳が控えめな運動指令を時々出しているらしい。
阪大の野村泰伸教授は、「健康な人の姿勢制御の仕組みが分かれば、
運動障害のリハビリや神経疾患の診断に応用できそうだ」
チームは、立っている人の重心移動を精密に分析し、
常に体が微妙に揺れているのを確認。
重心がある程度ずれた時点で、足首のアキレスけんにつながる
「ひ腹筋」に、脳が運動指令を送り、平衡を保っている。
http://www.m3.com/news/GENERAL/2009/7/9/103931/
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