(毎日 6月29日)
両手足の動きをイメージしただけで電動車いすを動かすことに、
理化学研究所とトヨタ自動車などの研究チームが成功。
文部科学省の庁舎内で、8の字を描きスムーズに走る様子を披露。
脳波の変化を、頭にかぶった装置の電極5個で検知し、
0・1秒で分析して車いすのモーターに伝える仕組み。
「右手を上げる」と想像すると、左脳が発する脳波が小さくなり右に進む。
左手を上げようと考えると右脳、足を動かそうと考えると
中央部が発する脳波が小さくなり、左に進んだり、前進したりする。
ほおを膨らませると、筋肉の動きをセンサーがとらえ、
緊急停止する安全策も組み込んでいる。
1日3時間、1週間の訓練で操作できるようになる。
熟達には個人差があるといい、同研究所の山田整客員研究員は、
「個人差が出ないような脳波の解析能力と、
安全性を高めるセンサー機能を持たせれば、実用化に近づく」
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20090629-OYT1T00887.htm
0 件のコメント:
コメントを投稿